2016/5/29 スフミ観光
2016/5/30 スフミでサッカー観戦、ノヴィーアフォンへ移動
2016/5/31 ノヴィーアフォン観光、ソチへ
2016/6/1~2 モスクワ観光しつつ帰国
これは5/29の記事その2です。
引き続きスフミ観光中。
ここは植物園だそうです。
興味がないので入らなかったけど、結構規模が大きいみたい。
日本人が誤読するロシア語ランキングを作ったら上位に食い込みそうな看板。
アルファベットにすると「MIR」って書いてあります。
何の看板かは知らないけど、少なくともMNPではありません。
さらに街を歩いて
見付けた看板。サッカーの大会っぽい。宿に帰ったときに調べたら
◆CONIFAとは
Confederation of Independent Football Associationsの略。
様々な事情でFIFAに加盟していない、加盟できないサッカー協会が加盟する国際団体。
国際的に国家承認されていない地区の代表や、
特定地域、特定人種限定の代表など。
◆CONIFA world football cupとは
2年に1度開催される、CONIFA加盟国の国際大会。
2016年が第2回でアブハジアでの開催。
政情不安定な地区が多くて、出場権を取ったけど出られなかったり、
前回優勝のニース市代表は治安面を不安視して参加辞退したり、
安定はしません。
・どんなチームが出るの?(一例)
※国際的に国家承認されていない地区
アブハジア代表(開催国)
北キプロス代表
ソマリランド代表
チャゴス諸島代表
※特定地域、特定人種限定
イラク・クルド人代表
フランス・ニース市代表(2014年優勝、2016年は不参加)
パンジャーブ人代表
西アルメニア代表(トルコ東部のアルメニア人代表)
などなど、カオスなラインナップが揃ってます。
偶然にも滞在と開催期間が被ってたんですが、
さらに偶然が重なって翌日試合を観戦することになります。
それはまた明日の話。
街歩き再開
フットサル場。ちょうど地元の子供たちがいた。
おそらく空中ブランコのような何か。
廃墟だと思ってたんだけど、翌日見たら普通に子供乗せて動いてた。
ちょっと怖くて乗れない。
これは独立の英雄を讃える碑かな。
廃墟の手前で新しい建物が建設中。徐々に復興気配。
このあたりは以前海水浴場として賑わった跡地と思われる。
下の写真、シャワーが付いてる。
日本だと縁日で見られそうな射的屋。
壁に多数の穴が開いてるんだけど、まさか実弾じゃないよね。
海沿いを歩いてたら寿司の看板。
夕食処を探してたので釣られて入店。
なので少し高め。
寿司以外のメニューは英語版があったけど、寿司はロシア語のみ。
でも何となくわかるよね。3枚目の左側中段、たくあん巻き。
食べなかったけど、アブハジアでたくあんって・・・
まずはサラダから。チーズが乗ってて味付けも◎。
何よりオレンジ、トマト含め見た目が綺麗。
そして寿司。
予想以上に普通の寿司が出て来て逆に驚いた。
わさびや醤油、ガリがあて、皿もそれっぽいし、何より箸がある。
味は日本の100円回転寿司レベルで、酢飯使ってて本当に寿司の味。
このレベルの寿司を海外、しかも未承認国家のアブハジアで食べられることに素直に感動した。
(正直もっと酷いものが出ると思ってた)
寿司に感動したので最後はモヒート(寿司との因果関係は不明)
確か1杯500円くらい、クラッシュアイスやミントが入ってこちらも素晴らしい出来。
Club-Restaurant DEM、英語メニューあるし、wifi使えるし、おすすめ。
ちょうど日没を迎えて良い雰囲気。
日没から暗くなるまでの間が好きでたまらない。
黒海沿いを歩いて、昨日も行ったオープンテラスのカフェへ。
ちょうどCONIFAの開幕戦を中継。
アブハジア代表が試合していて、チャゴス諸島代表をフルボッコ。
カフェの売店と地元の若者たち。
この中の英語ができる人に話し掛けられて、
「どうしてアブハジア来たの?」
「日本では危険って言われてるから、実際どうなのか見に来た」
「何で危険なんだよ!安全だろ?日本で安全だって言ってくれ!」
という会話を交わす。
火種は残っているだろうけど、俺が滞在している間は平和そのもの。
実際の情勢より国のメンツが優先して退避勧告が出る、本当に恥ずかしい話。
明かりは少ないけど、良い光景。
試合が終わって別れ際、若者の一言
「君らの試合は明日午後だよ」
( ゚д゚)キミラノシアイ・・・???
明日へ続く。この言葉の意味とは・・・