お菓子の量り売りについて考える(差の利用)
こんにちは~ファンシーショップや、ショッピングモールなどで、よく見かけるお菓子の量り売り✨️子どもたちにとっては、夢の世界ですね☺こんな話題も、算数学習に活かせます【2g、3g、5g、8g】の4種類(各一個)の重りと天秤を使って、1~18gまでのおかしをはかりたいとき、計れないのは17gのみです。(天秤は一度だけ使うものとします。)え???1gや14gも計れなくない???と思われたかもしれませんしかし、計ることができるのですさらに、計りたい量によっては、複数通りの測り方がありますまず、2,3,5,8グラムを計るには、1この重りを単純に天秤の片側に置けば計ることができます。(重りそのものの重さを計るパターン)また、7gや15gのように、2個以上の重りを片側の皿に乗せれば測れる量もあります。(重りの和を利用して計るパターン)一方、1gのように、単純に片側の皿に重りをのせるだけでは測れない量もあります。これこそが、本題和で解決できない時には、差で解決していく!こんな発想を身に着けていきます大人が相手であれば、説明は難しくありません。「天秤の両皿に、それぞれ3gと2gをおいて、差を使って計ります」という一文説明で十分かと思いますしかし、家庭学習の伴走においては、相手が小学生。特に低学年さんには、到底この説明では「納得」してもらうことは難しいですねでは、よくある、 「教える」アプローチではどうでしょう?「天秤の両皿に、それぞれ3gと2gをおきます。1gの差ができますので、2gを置いたほうの皿にお菓子をおいてください。これが釣り合えば1gのおかしを計ることができますね。」おそらく、こんな説明が妥当なところでしょうごく限られた「1を聞いて10を知る」タイプのお子様はこれで本質を理解するかもしれませんが、多くの場合、(意味はよくわからないけど・・・。)でも、こうやったら計れるんだ それなら問題は解けるなという解釈になりがちです・・・。(実際には、「意味はよくわからない」ことには気づかず、「わかった」と思い込んでいる事が多いです。)その結果、、、先ほどの問題は解けるけれど、数字が変わると、「お菓子を置く方の皿を逆にする」少し出題形式が変わると、「意味がわかりません」となる。こんなことが多発します。「こうやるのよ!」という方法論を教えた場合、その時は「わかった!」という気がするものの、 分かったのは「この問題のやり方」であり、「なぜそうなるのか?」がわかったわけではありません。では、先の話を、1年生相手に【納得】してもらうには、どうしたらよいと思いますか?アプローチ法は、・視覚的に動きを考えながら、・子供自身が答えを導くという学習を体験してもらうことです。もちろん、そのための仕掛けや声掛けをするのが大人の裁量です我が家では、オリジナル天秤教材を使い、重りを乗せたときの天秤の動きを再現しながら、「なぜ天秤は傾くのか」「どうすれば平行になるのか」「重すぎる・軽すぎる時にはどうすればよいのか?」等、子供が自分自身の言葉で一歩ずつ答えに近づけるよう、声をかけていきます。たったこれだけで、子供はあっという間に、「差を利用する」という概念を習得しますもちろん、数字が変わっても、出題形式が変わっても、対応可能✨️それは、「意味がわかって」解いているからです。よく、「例題は解けるのに、その類題や派生問題が解けません」というお悩みを耳にしますが、思い当たる節があるお子様がいれば、多くの場合、「意味はわからない」まま、「方法論」だけで解いています。本質から学ぶ算数、どうぞお試しください