2018年 首都大学東京・数理科(前期)
数学 第1問 (解答・解説)
それでは,まずは偉人の言葉からです
『無限についての分析
全体は,変量とその
関数を中心に回って
いる.』
(L・オイラー,スイスの数学者,
物理学者,1707-1783)
それでは,最初は解答を見ずにチャレンジしてみてください
(問題)
(※ 時間の目安) (1)3分 (2)7分 (3)8分
Leibniz's series
(ますいしいの解答)
コメント;いかがでしたでしょうか?楽しんで頂けましたでしょうか?
(1)x=tanθと置くという指示がなくとも直ちにですね
(2)Σ(-x^2)^n-1 は、初項1、公比-x^2 の等比数列
の和です
(3)実は、上の級数は、たいへんに有名な、
“ライプニッツ級数”;
1-1/3+1/5-1/7+1/9-……=π/4 です
また、“メルカトル級数”;
1-1/2+1/3-1/4-1/5+……=log2
もよく出題されるので研究しておいてください<(_ _)>
下記のブログ“2018年名古屋大学・理系・第1問”
も御参照ください<(_ _)>
https://ameblo.jp/mathisii/entry-12363015407.html
それでは、次回をお楽しみに
by ますいしい
下の書籍は、“計算力”を
身につけるのに、お勧めです