14日の土曜日に、お祭りの反省会(と称した慰労会)がありました。この日のお金の計算を済ませて、あとは町内の祭典反省会に出席すれば、今年の中老の仕事もひと段落です。

ああ長い一年だった。もうひと息だ。

本当はもう一つ、中老会(初)の旅行を年内に企画せよ、とのミッションを春先に仰せつかって(押し付けられて)、それもチマチマ(お祭り準備のかたわら)一人で動いていたのです。けど、そちらは残念ながら頓挫しました。

とにかく、みんなわがまま勝手なことを言うので全然まとまらない。話し合いをして決を取って、よし11月に行くぞホテルの部屋は押さえた出発時間は何時だ、との段取りまでこぎ着けて、お金を集めますよと連絡回したら《やはり行けそうにない》って人がバタバタと出た。

何とも淋しい参加人数になって、それでも決行するか否か。祭典中、参加表明をくれた方々にそれとなく相談してみたら、《今回は流せばいいよ》と言って頂けたので、プランを白紙に戻しました。

正直、ホッとしましたね。仕切り直しでとりあえず肩の荷をおろせた。また企画するにしても、今度はお祭りの準備を考えずに専念できる。気が軽くなりました。


気軽になった日曜日、一人の時間を少しもらって、CD屋と本屋へ。

ベックの新譜を試聴したらあまりに格好良くて、ヘッドフォンしたまま踊りたくなりました

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前作の『モーニング・フェイス』は各メディアが大絶賛していたけど、結局僕は買っていません。アコースティックなベックよりもアッパーなベックが好き。

リアム・ギャラガーの初ソロも聴いてみた

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楽曲の印象はビーディ・アイのそれとさほど変わらない。なかなか良いんだけど、まぁリアムだからこんなものかなって感じ。

けどベックの新譜の後にリアムを聴くと、甘い物の後にしょっぱいのを食べるかように美味しくエンドレスで聴けるのを発見。これは二枚まとめて買わねば、と決意して、未購入。

じゃ、何を買ったかと言いますと、キャロル・キングの名作『つづれおり』を全曲演奏したライブCD&DVDです

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ただただ素敵です。キャロル74歳でこの声のあどけなさは何なんでしょ



マシス
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朝6時半に、《今日の運動会は決行します》と連絡が入り、《本当にやるんか!》って気持ちと《おお良かった》って気持ちとが交錯しました。

娘の小学校の運動会、今日も明日も雨予報で、それでダメなら来週に延期とか話が出てきて、イヤイヤ来週土曜日はひまわり祭りだから、延期されると困るなーと、連れ合い共々、戦々恐々としていたのです。

延期になると先生だって予定が狂いますものね。かと言って雨の中強行して子供が風邪を引くのも困る。決行か中止か、学校側の立場として判断が実に悩ましいところです。


朝からパラついていた空は、何とかこのくらいでもって欲しいねと言った雨具合。なんと運動会の開会式にはピタリと止んだ。さくさく競技が進行し、そして閉会式にウソのようにドシャッと降ってきた。

《競技のあいだ、空が待っていてくれたかのようですね》と閉会式での校長先生の弁。いやいや、やれて良かったですよ。これで来週は心置きなくひまわり祭りに出演できます。


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来週、11月21日、22日の土日に袋井三川地区にて【源氏の里ひまわり祭り】が開催されます。歌イベントと美味しい食べ物にありつけますので、是非ともお時間を作ってお運びいただけたらと思います。

僕とラフレシアは21日の土曜日の歌イベントに出演させて頂きます。



10月21日土曜日
10:30~10:50 マシス
10:55~11:15 ラフレシア
11:20~12:40 TARK
12:45~13:05 浜松サクソフォンクラブ
13:45~14:05 bin&kanaco


こちらは雨天時は中止です。今年で最後となるひまわり祭り。なんとか晴れてほしいものです



マシス
歌にとってのメッセージ、とは、《異議申し立て》の意味合いと、《私の主張》といった内省的な意味合いがあると思います。

俗にメッセージシンガーって言うと、“世の中の不条理に対して戦いを挑むような歌を作って歌う人”、ってイメージが強いですね。

とにかく、常に怒ってる(歌だけでなくTwitterやブログでも怒ってたりする)。このままじゃいけないんだ、と現状維持を潔しとせず、問題意識を振りかざしてアジテーションする。

ナイフみたいに尖っては触るモノみな傷つけてしまう様子は、メッセージシンガーの佇まいと言うより青臭いガキのよう。


小田和正がデビュー間もない頃、歌作りの際に、自分は何もメッセージがないのに、どうやって歌詞を書いていいかわからなかった、と語っていました。

僕は小田和正の気持ちがわかると言ってはおこがましいですが、同じようなことを考えたことがあります。

某作家は《これといったメッセージを持っていない自分が、それでも小説を書いてしまう理由》と綴っていて、正にその通りだよと膝を打ちました。僕も全くそう思っていたからです。


歌うことそのものが自分を語っていることだよ、と、僕は早川義夫の歌を聴く度に勇気付けられます。早川義夫がそういうのなら、僕も歌って良いんだなって思えてくる。


歌うからには、もうそこにその人の何かしら主張があるわけです。仮に、目に映る風景を淡々と歌うだけでも、この人はこういうアプローチなのだな、と聴く人に知らしめているワケですから。

怒りや異議申し立てばかりがメッセージじゃない。竹原ピストルみたいに、俺の言うことをきくなと歌うのもメッセージ。峯田和伸のように、好きなあのコとイチャイチャしたいと歌うのもメッセージ。



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近所にあるオブジェ(日記の内容と関係なし)

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『BAD GIRL SONGS』/トニー・コジネク


歌で噛みつく場合なら、どんなアジテーションも詩的になるから聞ける。言葉のアジってやつは苦手です。歌の説明を口でする輩も苦手。野暮だなと思う。



マシス
昨夜は仕事を終えた後に浜松のケーキ屋さん【モンターニュ】へ出掛けてきました。

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浜松のシンガーソングライターkiyosakuさんのイベントに、ラフレシアがお呼ばれしたので、応援に行ってきたのです。


仕事のあと、急いで浜松に向かったけど、モンターニュライブの開始時間にはまにあわなかった。でもkiyosakuさんが一曲目を歌っているところへギリギリ間に合って入店。

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この日kiyosakuさん、お風邪を召されてたようで、僕の顔を見るなり、《マシスさん!ギター持ってきた?》と、いきなり聞かれました。まさか咳をこらえて歌ってるとは思わなかった。ギター持ってきてたら代打演奏を飛び入りさせてもらえたのかしら。


僕はあいにく手ぶらでしたが、娘がラフレシアの演奏前に、ピアノ発表会の曲を弾かせてもらいました。

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毎度、娘の演奏時間を作って頂き、kiyosakuさん感謝。《(娘の)成長の過程を見るようだわ》とkiyosakuさんの談。

終わったあとで、超緊張した、と娘が僕に言ってきました。


そして、この夜のゲスト、ラフレシアの出番。

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夢華さんも残業だったそうで、僕と同じくらいに店に着いたのです。ご苦労様でした。


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美味しいケーキと音楽を楽しませてもらいました。祭りで疲れた身体に染み渡るような時間でした。


お店にいた弾夢弦気さんより、マシスに11月のライブのお誘いを頂きました。ありがたいことです。

とりあえず二週間後にひまわり祭りがある。祭りでかすれた喉を治さなければいけません。肝心のひまわりは咲いたかしら。いろいろと気がかりがありますね




マシス
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怒涛の(というほど過酷でもないけど)三日間が終わりました。今年の祭りも無事終わってくれて、ひと安心です。

僕はもう祭り青年会ではないので、やることは楽だから身体はずいぶん元気なのです。でも今年は僕が模擬店の親方でしたので、気疲れはメチャクチャしました。晴れて良かった。売れて良かった。終わって良かった。

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チョコバナナ、ラムネ、水あめ、おかげさまで完売です。当日は暑すぎるくらい暑い陽気で、チョコバナナのチョコや水あめが固まらず持ち手に流れて困りました。あれは何とかならないものかしら。良い方法があったら来年のために知りたいですよ。


今年も良いお祭りが出来て、社長や青年会はご苦労様なのです。毎年お祭りでは威勢のいい事件も多く、今年は我が社の青年で怪我人が一人出てしまって、そこは残念でした。たいした怪我でないことを本当に祈ります。


《祭りのあとの淋しさが/いやでもやってくるのなら》


僕は祭り自体はそれほど好きでないけど、楽しいイベントの賑わいのあとの《ああ終わってしまった》って感じはよくわかります。


とりあえず、売り上げを数えて報告書を作らねばなりません。そして反省会で報告です。あとちょい頑張ります

本当に、コレが終わらないと何もできねー。プライベートも音楽も何もない。ようやくホッとしてあとちょい。面倒くさいものなのです。


明日はモンターニュ浜松店にてkiyosakuさん主催ライブ。ラフレシアがゲストで出演します。仕事が終わったら僕も急いで応援に行きたいと思っています。




マシス
暑い暑いと思ってたけど、10月になってめっきり涼しくなってきました。今週末には僕の地元のお祭りがあります。ようやくお祭りらしい気候って感じです。

昨夜は中老会でやる模擬店の看板をせっせと描いておりました。

僕らの模擬店の定番がチョコバナナとラムネ(この二品は鉄板で、毎年キチンと売り切れます)。昨年まではそれに加えてポップコーンを売ってたけど、今年は替わって水あめを売ることにしました。

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↑こんなやつです。

僕は水あめって子供の頃に買った覚えがなかったのですけど、娘に、お祭りのお店で何があったら嬉しい?と聞いたところ、水あめと即答してくれまして、採用してみました。

今年は僕、中老の会長でして、諸先輩方より《なんか新しいことをチャレンジしろ》とプレッシャーかけられていたので、これを提案。ついでに看板も新しく作ろうと思い立ったのです。


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百均で買ってきた発泡スチロールのカラーボードに、水性ペンで下書きして、油性マジックで描き込んでいきます。

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三枚、勢いで描きました。準夜勤で夜中に帰宅してから始めて、朝までかかってしまった。疲れた疲れた。

昔、青年会に在籍していた頃にはよく看板を描かされたもので、ひさびさに大きな絵を描いて楽しかったです。

でも、発泡スチロールって描きにくいですね。筆圧で表面がすぐヘコむし、油性マジックで溶けちゃうし。看板にはオススメできません。


お祭りの準備から手配からいろいろとやってきて、いよいよ本番は日曜日。今からややナーバスになってます。なんとか当日雨が降らないでくれ。そしてアクシデントなく無事に終わっておくれ、と願うワケです。



トム・ぺティR.I.P。ウィルベリー兄弟の末っ子が逝ってしまいました。残念



マシス

めっきり涼しくなってきたせいか、と理由をこじつけて、頭の中で「若者のすべて」をリピートしていました。

 

「若者のすべて」/フジファブリック

 

 

しみじみとしてしまいます。白状するなら、この歌を鼻歌で歌っていたら泣けてきたことも、過去にあったりする。

 

こういうおセンチな歌は、時々たまーに聴くくらいでちょうどいい。センチメンタルとかノスタルジックって、ある意味心のヒダを反則的に掴むとこがあるから、しゅっちゅうこんなんばっかり聴いてたら、メソメソと甘酸っぱい想い出にひたる青春ウェット野郎になりかねないのです。

 

もちろん、青春ウェット野郎で何が悪い、という意見もあるでしょう。何も悪くない。僕だって、センチメンタルな歌ってどうしても抗えない。好きな歌は大好きです。ダメな歌は受け付けないけど。

 

自作の歌ではめったにやりませんが、リスナーとして聴く分には夕暮れの帰り道、茜色の空、いつかの少年、ってシチュエーションの歌はキュンキュンして、たまらない。

 

でもマァ、こういう内容の歌詞を歌われたら、聴いた人は誰だって《良い歌だねー》ってついつい言ってしまうんじゃないかしら。みんな歌を聴いて切なくなるの好きですからね。映画や本だって、泣けるって言われたら売れてしまう。切なきゃいいってものでもないのですけどね。

 

 

センチメンタルというとGOING UNDERGROUNDをつい思い出します。あそこまでノスタルジックやセンチメンタルをこれ見よがしにブチまけたバンドって珍しい。アルバム通して聴くとアレも切ないコレも切ない、おセンチ濃度が濃いのです。

 

トワイライト/GOING UNDERGROUND

 

 

この「トワイライト」一曲聴くだけでも、ゴーイングがどんなグループかわかってしまう。楽曲の端から端まで切ないよ切ないよって言ってるかのようです。

 

おセンチソングといえば、馴染みが深いのはやはりコレ

「初恋」/村下孝蔵

 

センチかどうかって、内容うんぬんよりは見せ方が大事。どう聞かせているかの演出で好き嫌いが決まります。あまりにも切ない演出が過剰なクサい歌は、僕は何曲も続けて聴けない。そういう歌は一曲単位で聴いて楽しむのがいい。銀杏BOYZの峯田和伸は青春ソングばかり歌うけど、あれくらいふりきれてたらウエットにならずに聴けるので例外。

 

センチメンタルは送り手が振りかざすものではなくて、聴き手がほのかに感じ取ものであってほしいです。

 

 

僕がいま一番気になっているのが、山田稔明って人。

 

 

 

「クレールとノアール」/山田稔明

 

 

 

 

b-flowerの八野くんが推薦していた文章を読んで名前を知ったのですが、彼は僕の好みのストライクですね。今年のお祭りが落ち着いたら、山田稔明のアルバムを買おう

 

 

マシス

 

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先日、家族で行った掛川の図書館がえらく雰囲気の良い場所で、ゆっくりノンビリしてきてしまいました。

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畳のスペースもあり、足を投げ出すと開放感で嬉しくなります。窓から掛川城の庭園も見える。読みたい本を積み上げてボーッと眺める至福。時々ウトウト。


図書館にはビデオやCDも置いてあります。映像関係はそれほど興味を惹かれるモノはなかったけど、CDの棚はなかなか面白かった。落語のCDがえらく充実してて眼福でした。


音楽の品揃えは、かなり偏ってました。特に洋楽は有名歌手のベスト盤ばかりで、マァつまらないと思ってたら、ピンク・フロイド関係の音源だけは充実してる。ディビッド・ギルモアやロジャー・ウォーターズのソロまである。きっとこれはフロイドのファンな方が寄贈したのだろうな。


谷山浩子の二枚組ライブアルバム『メモリーズ』を見つけたので、連れ合いのカードで借りてもらいました

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こういう珍しい(?)音源も見つかるから、図書館は侮れません。借り賃はタダですしね。ありがたいことです。


そういえば、谷山浩子には「図書館はどこですか」という名曲があります。図書館という空間は、僕も娘も連れ合いもたいへん好きです




マシス
10月21、22日に、袋井市三川区の【源氏の里ひまわり祭】が開催されます。

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諸事情により、ひまわり祭は今年で終ってしまうというお話ですが、最後の年の歌イベントにマシスも誘っていただきました。ありがたいことです。まだ出演日やら時間の詳細は一切出てませんが、例年通り一生懸命歌わせて頂きます。楽しんでもらえたら幸いです。


今の時期、地元のお祭りの開催日が迫ってきて、いろいろとやることがあります。僕が親方でもある中老会を招集して、板店の買い出しへ行ってきました。

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レシートをお金と照らし合わせて、会計報告に書き込んで、ようやく一息。こういうのはマコトに面倒くさいけど、溜め込むともっと面倒くさいので、マメにやる。

考えてみると、子供の頃はよくギリギリまで宿題を溜め込んで、新学期前日とかにヒーヒー言ってました。あとで大変だとわかっていても、懲りずに溜め込むのは何ででしょう。我ながらあの現実逃避っぷりは、今思うだに情けないやら恥ずかしいってところがあります。

嫌なことは早く片付けた方が楽だ、という当たり前のことが身をもって実感出来ていないってのが根本的原因でしょうが、基本的に僕は面倒くさがりなので、何をするにも腰が重い。残念な性分です。

とりあえず本番に必要なものは買えた。まだギリギリまで揃わないものもあるけど、早くなんとか終わらしたい。お金のことやら人を使うとか、苦手ですよ。


と、ここまで日記を書いてから、地元の飲み会に出かけて、無事飲んで帰ってまいりました。眠い。


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メロディー浮かんだので、メモして写メ。いつか使えるだろうか



マシス

先日のフリーダムにて、僕が歌い終えた後、クロールさんと歌のことに関して少しお喋りしました。

クロールさんは歌について忌憚無き意見をくれる貴重な御仁です。そして自分の創作秘話も結構しゃべってくださるので、話を聞くのが楽しいです。

歌作りの話は誰とでも出来るワケではありません。クロールさんに聞きたいことを思いつくまま聞いて、どの話にも興味深い答えが返ってきました。

“マニアックになると、これは大丈夫なのかと自分でも不安になる”、って意のことを仰ってましたね。自分は面白いと思うことが世間とズレているのでは、という不安は僕もわかる気がする。


この日、クロールさんは僕の歌について、

《短い曲に内容をよく収めている。曲が短いから観客に“足りない、もっと”って印象を残す(歌が短い方の例としてノーザンスターさんを挙げてました)》


または

《常に良いメロディーを書こうとしている(クロールさんの中では僕とバルンガ白さんが同タイプなのだとか)》

と感想をくださいました。ありがたや。

普段なかなか、突っ込んだ感想って面と向かっては言われないものですが、誉め言葉であれ苦言であれ、言って頂けるとありがたいものです。僕の歌に無関心でないってのがとても嬉しい。

感想は伝えるべきですね。最初に話す時は勇気がいるけど、どんな形であれ心が動いたなら、それを伝えた方がいい。自分だって言われたら嬉しいですもの。

意見を言われて《ああ、わかってくれてるな》もしくは《わかってないな》なんて思うのは、実はどちらも差異ないことなんだよな、と最近は考えるようになりました。自分ですら自分のことを完全にわかってるなんて言い切れやしないのだから。

でも《マシスは不器用だと思う》とのクロールさんの言は、ヤバいバレてる、と思いました。

そうです。僕は出来ないことが多すぎて、出来ることだけをステージで勝負しているのです。さも《これが僕の個性!》とばかりに笑顔でいつも歌っていますが、ようはコレしかできないのです。

 

難しくてカッコイイ技術への憧れはもちろんあるのですけど、それはそれ。出来ないことを鍛錬して身につけようとする面白さより、僕はトコトン横着して、すぐ歌いたい。何とか自分の出来る範囲の技術で格好つかないかとあがいているのです。

 

 

 



谷山浩子の新譜を聴いています。

『月に聞いた11の物語』/谷山浩子
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前作の『夢見る力』より六年振りのオリジナルアルバム。聴くべきはこの音楽、という、谷山さんの歌は僕にとって汲めども尽きぬ滋養に溢れています。

「白雪姫と七人のダイジョーブ」は怖い。僕も最近、この手の怖さ(命は有限だと普段知らずに生きてること)をテーマに稚作でトライしましたけど、谷山さんのは怖さは立っている地平がモウ全然違う。敵いませぬ。

 

さもオドロオドロしく怖いことを言うヤツより、優しい笑顔で表情を変えない方が数倍怖い。ってことです。

 

「ジリスジュリス」も好きですね。こういうのもなくては谷山浩子ではない。ラストのオチが鮮やかです。

 

「パズル」はアイドルてんかすトリオに提供した楽曲。昨年の猫森集会でリクエストに応じて歌っていたのが印象的でしたので、今回のCD化は嬉しいです。

 

六年前、まだ幼稚園児だった娘は前作のアルバム『夢見る力』をやたら気に入ってしまって、ヘビーローテーションで聴き倒してました。今作はどうなることやら。僕はとても好きです。

 

そういえば谷山浩子はアリスをテーマに何曲も作ってますが、クロールさんの「ジョーカー」もソレに通じる世界観だな、と思いました



マシス