(あまりの素晴らしい夜に、まったく、どこから書いたら良いか)
僕にとって通算4回目の山下達郎コンサートです。
事前に我慢できず、初日のセットリストは目を通したりもしたのですが
でも、浜松公演が近づくにつれて、それはあまり意識しないように努めました。
知ったところでコンサートの素晴らしさが損なわれたりはしない、ってのが山下達郎だと信じてますけど、初日と比べて、いくつかの曲が入れ替わるサプライズも出始めているみたいでしたし
“さあ、今夜は何で来る?!”って気分はありがたいものです
(最初に断れば、ライブのMCは長く(笑)、僕のこの覚書の3倍から4倍くらいあったと考えて正解です。そしてとても正確には再現出来ません。せめてニュアンスだけでも、といったところで☆)
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2012年2月6日、予定時刻よりやや早く17時55分に会場入り。
物販の行列に並んでパンフと「タツローくん」を購入。会場スタッフの人さばきが良くてスイスイ進む、待たされた感がほとんどなし。素晴らしい。
売り切れ必至の人気グッズ「ご当地限定プレート」も余裕で買えそうでした。僕の前に並んでいた人は軽く百人以上居たのに、みんな50枚限定プレート狙いじゃなかったのかしらね。
ちなみにパンフレットには、なんと達郎本人に寄る2万字以上に及ぶ歌詞ライナーが載っています。ライブ中に“ロッキンオン・ジャパンじゃないんだから!”と自分でツッコミを入れてましたが、こんなに読み応えのあるパンフ作ってくれる人っていないですよ。
御大いわく“近頃の他の人のパンフはみんな写真だらけ。僕がそれをやっても売れない(笑)”と、一生懸命書いたそうです。
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アクトシティ浜松は四階席まである縦に(上に)長いホールです。フロアの広さはこじんまりしているので、後ろの席でも演者が豆粒!ってことは絶対ない。僕の席は二階席ステージ真正面で、ステージ全体がよく見えて決して悪くなかったです。
しかし、達郎コンサートのステージセットは毎回演劇の舞台みたいで、洒落ててカッコイイのです。
今回は“外国の港の見える楽器屋さん”のイメージ?
背景には桟橋、そして工業団地のシルエット。その手前は海
手前の左手は楽器屋、二階にコントラバスとバスドラムの可愛いセット。右手は楽器倉庫、でっかいギターにトランペットを模したオブジェ。なかなかの迫力でした。これを毎回組んでバラしてツアーやってんですねぇ。大変だ
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定刻18:30.アカペラの「RAY OF HOPE」インターリュードが流れ、歓声の中、ゆっくりと暗転。さらに歓声☆
メンバー入場。セット左手奥の階段から降りてくる演出がニクい
メンバー所定位置に着き、その後に達郎が階段から降りてくる☆
大歓声!
アカペラに達郎のギターカッティングの音が混ざり、メンバーの音が雪崩れ込む!
うわぁ!
01. THE TERME FROM BIG WAVE
懐かしいこの曲!さらっとあの音を再現してくれちゃう。でも思ったより音圧が薄く感じる。各楽器の音の粒が良く聴こえます。本当に生演奏なのだなァって、逆に感動。
今回のツアーの東北公演ではいささか物議を醸し出したらしい、このオープニングナンバー、もちろん達郎に他意などあるわけない。前回のツアーのアンケートで《次回のツアーで聴きたい曲》の一位だそうですからね。
コーラス隊が“Ride!Ride!Riee!”を繰り返す中、御大の御挨拶
“こんばんわ!浜松!どうも!約、3年ぶりの、浜松、この街で演奏出来るのを、楽しみにして、参りました。どうぞ、最後まで、ごゆっくりと、楽しんで、ヨロシク!”
この息継ぎな喋り!まさに達郎☆
そして一曲目が終わると同時に、間髪入れずにあの!達郎のカッティング!
もちろんこの曲!
02. SPARKLE
待ってました!コンサートの始まりを飾るのにこんなにふさわしい曲はちょっとないでしょう。達郎ライヴのオープニングナンバーの座を最多獲得しているだけあります。
ドラムがゆったりとしたジャングルビートを叩き、観客の拍手が重なると
03. DONUT SONG
ミスター・ドーナッツのCM曲がこんなにも盛り上がるとは、達郎ファン以外は想像もしないでしょうね。歌の前に“はーるよこい、はーやくこい、あーるきはじめたミーちゃんがー♪”と童謡をカマすのもご愛嬌☆
“拍手手拍子!パンパン!”に合わせて歌った英語の歌、僕にはわかりません。一応調べましたけど、この夜に歌ったのがその歌か確信がない?ので書かないでおきます。
客席より
“達郎さ~ん、59歳おめでとうございま~す!”の声に御大、“言おうと思ってたこと先に言われちゃいましたね(笑)”
そう、2月4日に誕生日を迎え、59歳初めての公演がこの浜松だったのです☆
そしたら同じ声で
“私のお姉ちゃん今日誕生日なんです~”
観客苦笑
達郎、“はいはい、お姉ちゃんお誕生日おめでとーう、(怒張気味に)これが言って欲しかったんだろ!!”
“そうで~す♪”の返答に、またも腰砕けの達郎
“オバサン(笑)。私より上手です”
04. 素敵な午後は
ツアーで歌うのはなんと2*年ぶり(これは正確な数字を忘れました失礼
)という。茜色の照明の中、今回ツアー初参加の新メンバー宮里君がなんとも素敵なサックスのソロを聴かせてくれました。
(しかし、どの曲も間をタップリと取って、全然はしょる様子無くがっつり演奏されます。このペースで3時間以上演るのか?!)
MCにて
“30年以上やってると、セットリストを決めるのがホント大変。新しい曲を演りたくても定番は外せないし、どうしても何をやるか、じゃなく何を削るか、って話になる。そうなると何年も演奏してないって曲ばかりでてきちゃう”
“ニューアルバムを持ったツアーは『COZY』以来12年ぶりですが、『COZY』の時ですらアルバムから2曲しか演ってない(笑)”
それでもせっかくだから、とアルバム『RAY OF HOPE』より、
“2008年に出したシングルですが、浜松でお聞かせするのは多分初めて。僕自身、本当に気に入っている曲です”
05. 僕らの夏の夢
アウトロの演奏にコーラスの“golden summer~”って被さるところの迫力!CDよりライヴの演奏の方が良いくらいでしたよ♪映画『サマー・ウォーズ』の主題歌でしたが、僕はこの映画も大好きです。
~ステージ左方前方に椅子が置かれ、達郎、ハンドマイクを持って座る~
06. プロポーズ
“ニューアルバムのキャンペーンでラジオ局を回った時、アンケートで女性に好評だった歌”らしく、実際、達郎がファンクラブ・スタッフの女性が寿退社する時に作ってあげた歌だそうです。
打ち込みのリズム音にバンドの音ががフワッと被さるイントロが良かった☆
~ステージ中央に戻り、再びテレキャスターをかき鳴らす達郎~
07. SOLID SLIDER
第一声でゾクゾク!うわー、この歌初めて聴けた。嬉しい☆ライブアルバム『It's Poppin' Time』より全然カッコイイじゃないか。ヴォーカルの迫力、凄いな。
再び宮里のサックスソロ、しかも今度は先程の比じゃないほどの長尺のソロ!それに続くは難波圭一のピアノソロは、なんと自分のソロに合わせてのスキャット付き☆芸達者です。
“先程の「プロポーズ」が女性に好評なら、男性はこの曲でしょう”と、
08. 俺の空
これも良かったなぁ。見せ場はなんと言っても佐橋佳幸と達郎のギターソロの掛け合い!あんなにギターソロを弾きまくる達郎は初めて観ましたよ。達郎が武骨に《ガギャギャ》って弾けば佐橋が同じフレーズを軽やかに何倍も上手く引き返す(笑)。この一曲観れただけで、達郎ってロックなんだなぁ、って実感できました。
09. 雨は手のひらにいっぱい
SUGAR BABEのナンバーが登場!これも初めて聴けた☆嬉しい。大好きなんですよ。なんて愛らしい、切ない楽曲でしょうね。 コーラスの三谷さんがキーボードへ座り、なんとこの歌だけキーボード3人編成に。さすが元スターダスト・レヴューの三谷さん。マルチです☆
~そして、ここから恒例のアカペラコーナー。ステージには達郎一人だけ~
“今日初めて山下達郎のコンサート来たって人、どれくらい居ます?。。。意外に居ますね。なら、ちょっと私のやっている一人アカペラの説明をしますと。。。”
ひとしきり語って(笑)
“今回はいつもとちょっと違う趣向で変わり種を、と思ってたのですが、初心者の方のためにまず普通のアカペラを”
と、
10. ラヴィアン・ローズ
“これが普通の一人アカペラ。今回のセットは路上、ストリートなので、それにちなんで(中略)☆今から私は路上の大道芸人になります”
~ステージ前に帽子をひっくり返して置き、ラジカセのスイッチを入れると達郎のアカペラが流れ出す~
11. DON'T ASK ME TO BE LONELY
マイクを離れ、なんと生声で歌い始める!会場に響き渡る生の歌声に観客からため息が漏れます。
そして歌いながらゆっくりとマイクに近づくと、同時にラジカセの音がフルでアンプから流れ始める!
何て演出!
~歌った後、客が何人かステージに詰め寄り、帽子にホントにおひねりを入れていく☆~
“演歌だと一万円札でレイとかくれるんですけどね。いや、くれって言ってるんじゃないですよ(爆笑)。洒落ですからね、洒落!本気にしないでくださいよ?”
“(次の歌は)アカペラ好きが高じて、作ってしまった曲。この曲も大変ボク自身気に入っているのですが、なかなか演れる機会がない♪”
12. おやすみロージー
~アカペラに替わりストリングスの演奏が流れ始める~
14. 星に願いを
誰もが知っているこのメロディ。どこだかは失念しましたが、この歌は東北公演の二か所目でオープニングに歌われたそうです
ここで、一人コーナー終了
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いやいや、ここまで書いてようやく半分ってところです。これは大変だ
後半は次の機会に
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mathis