今日は女流名人位戦第2局。


無理仕掛けで…中盤は相当不利でしたが…


終盤に見事逆転です!


まさに,矢内先生の座右の銘


「戦いは最後の五分間にある」


を体現した格好です。

最も基本的な特殊算は「和差算」です。


例えば,ある2つの数をたすと365,大きいほうから小さいほうひくと101とします。


この条件から,2つの数を求めるという問題が和差算です。


方程式を使えば…まぁ普通に解ける問題なんですが…


 大きいほうの数は,(365+101)÷2=233


 小さいほうの数は,(365-101)÷2=132


とも求めることができるんです。


キレイですよね…与えられた和と差の条件を,


たして2で割ると大きいほうの数


ひいて2で割ると小さいほうの数


がわかるんです。


条件がもとの数の和と差…それを求めるときに使うのも和と差なんですよ。




←特殊算【その1】

鏡に映った物体は,左右が反転して見えますよね。


ところで…本当に左右が反転しているのでしょうか?


反転しているのは…左右ではなく前後だと考えることもできますよね。


さて,そもそも鏡とはどういう道具なのかというと,


私たちが生活している3次元空間に存在する3つの方向


 上下,前後,左右


のうち,1つの方向のみを反転させる道具です。


つまり…上下,前後,左右のうち,どの方向かを反転させてもよいのです。


ここで,考えていただきたいのは,


上下,前後,左右のうち,反転してほしくない方向はどれですか?


圧倒的に上下ですよね(上下が反転したら頭から地面に落ちますからね)。


次は…前後でしょう(左右と違って背後は死角ですから…)。

ということは…人間にとって一番反転しても差し支えないのは左右ということになります。


したがって,鏡に映ったものは左右が反転すると考えることが一番安心じゃないですか。


要するに…自己防衛本能です!


まぁ…これは私の私見ですので…信じるかどうかはあなた次第です。


これについては「掛谷問題」で検索すると,より数学的な回答が得られるはずです。

「アキレスと亀」という話を聞いたことありますか?


アキレスとはギリシャ神話に出てくる英雄で


ものすごく足が速いという設定。


「アキレス腱」のアキレスと同一(なはず)です。


「アキレスと亀」とは次のようなもので,ギリシャの自然哲学者ゼノンが考えました。


「いかに俊足のアキレスであろうと前を歩く亀に追いつけない」


なぜならば,アキレスが最初に亀が地点に到着したとき,亀はその地点より前にいるだろう。

さらに,アキレスがその地点に到着したとき,やはり亀はアキレスより前にいる。

以下,同様に考えていくと,アキレスは亀に永久に追いつくことができない。


たしかに…どこも間違えていないのですが…


じつは,これって限られた(アキレスが亀に追いつくまでの)時間のみで正しいのです。


パラドックス【その2】→

不思議な関係式として


 0.9999…=1


がありますが…この式がスッキリと理解できれば,


数学を楽しむことができるのではないでしょうか?


正しいことの証明(説明)は色々ありますが…


3分の1と0.3333…が等しいことを利用して,


0.9999…=3×0.3333…=3×(3分の1)=1


が最もポピュラーですね。