人の目が気になって動けない、そんなときはどうすればいい? ~心理学の話~ | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

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【人の目が気になって動けない、そんなときはどうすればいい?】

 

 

こんにちは!

最近、いかがお過ごしでしょうか?

 

いつのまにか you tube 全盛の時代になってしまい、

私も you tube を見てはいますが、

 

やはりラジオも大事にしたいなぁと思い、

radiko などでラジオも聞いている今日このごろの私です。

 

最近も、、

 

私の好きなラジオ番組

「真冬のサイキックミーティング」を、

ポッドキャストや radiko で聞いていました!

 

北野誠さんと竹内義和さんによる伝説の人気番組が、

かつてのリスナーである角田龍平弁護士によって

年に2回だけ、KBS京都で復活したのです!

 

当時、ヘビーリスナーだった私はうれしい!

ありがとうございます。

 

北野誠さん、竹内義和さん、角田龍平弁護士による

トークは絶妙で、もはや名人芸の域にまで達していますので、

ぜひポッドキャストでお聞きください!

 

人前で話をされている方にとっては、

参考になるような絶妙なトーク力です!

 

(ポッドキャストはこちら

 

 

< 左から、北野誠さん、竹内義和さん、角田龍平弁護士 >

 

 

この番組、

 

人の目を気にしないかのように

ズバズバ発言するラジオ番組でしたが、、、

 

(とはいえ、気にしてないようで気にしているみたいです)

 

 

今回、、、

 

このエッセイのテーマはズバリ、


人の目が気になって動けない、

そんなときはどうすればいい?

 

 

そんな直球勝負な内容でお届けします!

 

 

思うのですが、、

 

日本人って、他人の目を気にしますよね。

 

こんなことしたら、あの人にこんなふうに見られてしまう、

といっても、こうしても逆にこう見られるかも、、、

 

みたいに、、

 

動く前に人の目を気にしながら、

あれこれ考えて行動の計画を立てたりしませんか??

 

 

日常生活のちょっとした場面で

そんなことってありますよね!

 

私もけっこうあります、、、

 

 

 

 

でもね、、、

 

他人の目を気にしすぎると、

思うように行動できなくなってしまいます。

 

 

それにね、、、

 

なんか心の中で、

 

モヤモヤしたり

焦ったり

つらい思い

 

が積み重なってきて、、

 

しんどい

 

そんな想いを抱えてしまいます。

 

 

 

 

結局、、、

 

他人の目に振り回されすぎてしまうのですよね。

 

 

気づいてほしいのですが、

 

意外と、、

 

人って、好き勝手なことを言うものなのです。

 

 

冒頭で書いた竹内義和さんは、

最近、ロバと親子のたとえ話をよくしてくれます。

 

「なるほどなぁ」

 

と思えるお話なので、

ここで簡単に紹介させていただきますね。

 

 

~ ~ ~ ~ ~ ~ 

 

ある親子(父と息子)がロバと歩いていました。

 

すると、その光景を見た街の人が

 

「どうしてロバに乗らないのかい?」

 

と言うので、

 

それもそうだと思った父親は息子をロバに乗せました。

 

 

しばらくすると、、、

 

別の人が、

 

「親を歩かせて、元気な若者がロバに乗るなんてひどい」

 

と言うので、

 

今度は、父親がロバに乗りました。

 

 

すると、、、

 

別の人が、

 

「子どもを歩かせるなんて、悪い親だ」

 

と言いました。

 

それもそうだと思い、、

 

次に、父と息子の2人がロバに乗りました。

 

 

そしたら今度は、

 

「2人も乗るなんて、重くてロバがかわいそう」

 

と言われました。

 

 

結局、、、

 

2人でロバをかついで歩くことになりました。

 

~ ~ ~ ~ ~ ~ 

 

 

どうでしたか?

 

これは、

 

「ろばを売りに行く親子」 という寓話で、

最後はロバが橋の上で暴れて川に落ちてしまう

という結末みたいです。

 

 

もちろん、、

 

親身になって、冷静な助言をいただくこともありますので、

そのような意見は大切に吟味すべきだと思うのですが、

 

何でもかんでも他人の意見を聞いていると、

最後にはロバを担ぐことになってしまいますよね!

 

 

 

 

じゃあ、どうすればいいのか?

 

 

こんな問題を防ぐために、、、

 

アドラー心理学では、「課題の分離」という概念を考えます。

 

これは、

 

その課題が、

誰の課題かを明確にすること

 

を言います。

 

そして、

 

その判断基準として、

 

結末が誰に降りかかるのか?

ということで判断します。

 

 

たとえば、、

 

子どもが勉強せずに、

スマホばかり見ているとします。

 

これは誰の課題か?

 

勉強しなければ、

悪い成績という結末が子どもに降りかかってきます。

 

ですから、

 

これは子どもの課題です。

 

 

まずはそこを明確にするのです。

 

親の課題だと思い込んで、

強制的に勉強させようとすると

親子でバトルになってしまいますよね!

 

 

とはいえ、

 

今は親子の場合ですから、

課題を分離するだけじゃなくて、

 

共同の課題を作るプロセスもあるのですが、

デリケートな問題ですから、それはまた別の機会にしますね。

 

 

結局、、、

 

何が言いたいかというと、

 

いったん課題の分離をする

 

ということです。

 

 

特に、

 

日本には「察する文化」がありますので、

 

人に過干渉になったり、

他人の気持ちを察しすぎる傾向があるので、

 

このあたりを防ぐために、

 

かつて、

 

アドラー心理学を日本に導入した際、

野田俊作先生が「課題の分離」という概念を明確にされました。

 

 

そのような観点から眺めてみると、、、

 

自分が何か行動をしたとき、

 

「他人が自分のことをどう思うか?」

 

というのは、誰の課題でしょうか?

 

それは、

 

他人の課題です。

 

他人が何かを見て、

それをどう思うかは他人の領域の話ですよね。

 

すなわち、

 

他人の課題なわけですから、

 

他人に迷惑をかけるような行動でない限り、

あなたが必要以上に気にすることはないのです!

 

 

 

 

こんなふうに、、、

 

心理学を日常に取り入れることで、

生きづらい悩みを解消することができます。

 

 

私も一般向けのセミナーでは、

心理学にもとづく教えのエッセンスを

お伝えしています。

 

(とはいえ、最近は執筆にも忙しいのですが、、、)

 

ホワイトセージの香りに包まれて、

心地いい空間でセミナーをするのが好きな私。

 

知識ではなく実践

 

そんなことを大事にしています。

 

 

そういえば、、、

 

野田俊作先生も

 

「アドラー心理学はお稽古事です」

 

というキャッチコピーをよく使われていました。

 

 

やっぱり知識だけじゃなくて、

日常生活に取り入れて、役立てたいですよね。

 

私も執筆や一般向けセミナーなどで、

これからもアドラー心理学をお伝えしていけたらと思っています。

 

 

 

 

そんなわけで、、

 

今回は、

 

人の目が気になって動けない、

というテーマでお届けしてきました。

 

いかがでしたか?

 

あなたがあなたらしくあるために、

どうか前向きな気持ちで行動してくださいね!

 

それではまた!

 

 

■ 執筆者 : 松岡 学

 

 

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