カードリーディングとアドラー心理学の関係は? | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

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【カードリーディングとアドラー心理学】

 

この1~2年の間に、

カードカウンセリングを受ける機会がありました。

 

手作り石けん教室をされているよしだりつこさんから、

3回受けて、読み取ってもらいました。

 

そのとき、

 

カードをもとに内面を見つめる手法は、

とても心理学的だと感じました。

 

 

それで最近思うのですが、、

 

カードリーディングは、

アドラー心理学でも使えるのではないかと感じるのです。

 

今回は、そんなことを考えてみます。

 

 

1.メタファーとは何?

 

最初に、私が感じたのは、、

これはメタファーだということ。

 

メタファーとは、

隠喩 (いんゆ) または、暗喩 (あんゆ) のこと。 

 

分かりやすくいうと、何かに例えることを言います。 

 

 

たとえば、白い肌のことを、

「雪の肌」 と表現するのはメタファーです。

 

直接的な言葉を使うより、

メタファーを使ったほうが、

 

物事を印象づけたり、

深みを感じることができます。

 

 

以前、

 

私は、マリーナ博士の講座に出て、 

初めて、 アドラー心理学にメタファーを

取り入れることができるのだと知りました。

 

 

 

2.私が引いたカード

 

私が初めてカードカウンセリングを受けたとき、

 

「過去」 の位置で、

次のカードが出ました。

 

 

 

 

これはメタファーだと思うのです。

 

同じカードでも、

人によって感じることは違う。

その人がどんな解釈をするか?

 

そこが心理学的なところです。

 

このカードを見て、

 

重々しい雰囲気

長くて深い階段

石を運ぶ

 

そんなふうに私は感じました。

 

カードには

 

先祖代々

 

という言葉も書かれています。

私は、この言葉も含めて考えました。

 

私の特徴として、、

 

絵だけでパッと考えるのではなくて、

そこに書かれている言葉や数字も見ながら、

じっくり考える傾向があります。

 

そんな自分の傾向も再確認できました。

 

 

アドラー心理学の言葉では、

ライフスタイルという言葉があります。

 

分かりやすくいうと、

「性格」や「人格」などの総称を表す言葉です。

 

この言葉を使うと、

 

私がカードを読み取る過程で、

自分自身のライフスタイルが反映されるということ。

 

 

そこが、

カードリーディングとアドラー心理学の接点だと感じました。

 

 

このときの私は、

 

先祖代々という言葉から、「前世」 という言葉が思い浮かびました。

 

前世

石に縁のある人

つながり

 

そんなことが思い浮かびながらも、

他にもカードを引きます。

 

 

 

3.「内面」を感じたカード

 

さらに、

 

私が引いたカードを振り返っていきましょう。

 

2回目に受けたとき、

 

「現在」 の位置で、

次のカードが出ました。

 

 

 

 

私は言葉に惑わされる傾向があるので、

 

今度は、文字を隠して、 

先に絵だけを見ました。 

 

鏡の中の自分と抱き合っている女性。 

 

自分自身の内面と向き合っているのでしょうか。 

 

そこに、 適度な距離感をとっている男性。

 

 この絵は何を表しているのだろう ・ ・ ・ 。

 

 私は想像力を膨らませました。 

 

 

すると、、、

 

「この中に、私はいない」

 

そんなふうに感じました。

 

 

正確に言うと、 

どちらの人物でもない という意味です。 

 

じゃあ、私はどこにいるのか。 

 

 

それは、、、 

 

鏡の中の自分と抱き合っている女性に、 

優しく降り注ぐ暖かな日差しが私。

 

 

つまり、 

 

自分自身の内面と向き合っている女性を 

優しい日差しで包むような存在。

 

そんなふうに感じました。 

 

私は、 

 

人を癒したい 

 

という気持ちがあるのだと気づきました。 

 

 

この後、

カードの文字を見たら 「許し」 でした。 

 

やはり、文字を最後に見てよかったと思いました。 

 

文字を先に見ていたら、私の場合、

きっと惑わされていたでしょう。

 

 

そういえば数年前、

石に縁のあるサロン・オーナーの方から、

 

「数学を通して優しさや愛を伝えてください」

 

と言葉をかけていただいたことを思い出しました。

 

 

 

4.鮮やかに印象に残ったカード

 

私はどちらかというと、

ポジティブな物の見方をします。

 

カードカウンセリングで引いた

次のカードが印象的でした。

 

 

 

 

仲良しこよし

 

このカードを見た瞬間、

私が思い浮かんだ言葉。

 

恋人でしょうか。

 

穏やかな日差しに包まれて、

和気あいあいと

手をつないで、

 

仲良くしている。 

 

このカードに共感をしました。

 

 

また、、、

 

驚くべきことに、

 

「未来」 の位置で、

2回連続同じカードが出ました。

 

 

 

 

「またラブラブなカードが出ましたね!」

 

よしだりつこさんが声をかけてくださいました。

 

ハート・ウォーミングなカード。

 

カードを眺めているだけで、癒されます。 

 

現実の私の状況はともかく、、

 

 

「このカードの男性のようになれたらいいなぁ」 

 

憧れの気持ちを抱きました。 

 

カードの中の人物として、

初めて、 私自身が現れました。 

 

 

このような、

 

「キララな日々」 が訪れることを願って、

頑張ろうと思えたカードカウンセリングでした。

 

 

それとともに、、

 

アドラー心理学とカードリーディングの接点

 

という可能性を感じました。

 

    (記:2022.3.14)

 

 

 

 

 

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【コラムの執筆者】

 

 

松岡 学

 

高知工科大学 准教授、博士 (学術)

数学者、数学教育学者

 

大学で研究や教育に携わる傍ら、

一般向けの講座を行っている。

 

アドラー心理学の造詣も深く、

数学の教育や一般向け講座に取り入れている。

 

音楽 (J-POP) を聴くのが趣味。

ファッションを意識し、自然な生活を心がけている。

 

出版物:『数の世界』ブルーバックスシリーズ、講談社。 

『5歳からはじめる いつのまにか子どもが算数を好きになる本』スタンダーズ社。

 

 

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