「秘伝の数学」階差で和を求める①
階差を利用した和の計算①こんにちは。今回は階差形を利用した和の計算です。「Σの公式をいろいろ学びましたね。今日はΣの公式を階差を利用して求めます」B男「階差を利用した和の計算はどうやって計算するのですか。教えてください」「わかりました。まず基本の原理について確認しましょう」「①の階差の式を使います。この式をk=1からnまですべて足し合わせます」B男「まず①式を作る必要があるわけですね」「そうです。①式から②式が成り立ちます。これはわかりますか」B男「えっ!Σがわかりにくいので①のKを1からnまで並べてみます。具体的に考えます」B男「途中の式がプラスマイナスで消えるわけですね」「そうです。それではf(n)に具体的に式を決めて計算してみましょう」B男「f(n)=n²の場合を考えます」B男「①式から①”のΣKの公式が導かれました」「次にf(n)=n(n+1)の場合はどうなりますか」B男「やってみます」B男「Σkの公式②式が簡単に出ました。f(n)=n²(n+1)²についても計算します」B男「Σk³の公式も簡単に出ました(➂式)」「ここまで来るとさらに調べてみたいですね」B男「そうですね。f(n)=n³(n+1)³で計算します」B男「④式からΣkの5乗の公式も求まりました」「少し工夫するといろいろな計算ができますね」B男「これが数学の思考ですね。アイデアですね」B男「例えば等差数列の和の公式を習いましたが、この公式で導けますか」「それでは考えてみましょう」B男「➅式の一般項に対して➆式となるf(n)を見つければよいわけですね」「➆式はnの1次式なのでfはnの2次式です。係数比較で求めましょう」B男「⑧式から⑨式の和の公式になりました。係数Cは差を取るので消えます」B男「いろいろできますね。次は等比数列の和の公式を考えてみます」 今回はここまで。次回をお楽しみに