パリでは3連泊だったので、ランニングの時間が取れた。
セーヌ川の中州を気持ちよく走った。
中州といっても広い。
小学校も住宅も公園もある。
ドイツの田舎町とは違い、多くのジョガーと出会った。
パリマラソンの地は、やはり違う。
40分ほど汗を流し、ホテルに帰った。
すると、同じツアーの母娘が飛んできた。
「地下鉄でスリに会いました」
「クレジットカードを不正使用されると困る」
「添乗員に電話連絡が取れない」
この日は午後が自由時間。
この家族はベルサイユ宮殿に行ったが、帰りの地下鉄で被害にあったという。
ランニング姿を見られないように、エレベーターに飛び乗るばかりだったボク。
こちらも不意をつかれ、びっくりするばかり。
しばし、ロビーでおろおろ。
(フロントの兄ちゃんは役立たなかったのです)。
結局、海外使用OKの携帯(これをボクは持ってなかった)を持つ人が来て、問題は解決した。
翌日分かったことが、同じツアー参加者で、スリ未遂に会った人は他に2人もいたのです。
パリはスリ大国でもある。
多額の現金を持ち歩く日本人が標的になりやすい、と聞きました。
被害にあった母と大学生の娘2人の家族は感じのいい人たち。
旅の途中、よく会話したが、個人情報非公開の風潮が強い現代、苗字も聞けなかった。
最近は(悪用されるからか)ツアー名簿もない。
こんな緊急のとき、手伝いしようにも出来ずに困る。
微妙な問題だ。
