北京在住の日本人家族です。
おばあちゃんになったら見返して楽しもうと、備忘録で書いています。




あくまで備忘録な適当ブログですが、
これまで数人、
これから中国へ渡航するという方から、
質問などのご連絡をいただいたことがある。

もう半年以上前のことだけれど、
渡航準備でしたこと、

渡航してやっておけばよかったと思うこと、

つれづれ書いてみる。

誰かのお役に立てばいいなラブ
めちゃくちゃ長いので、ご興味あるかただけご覧ください。
体感的には、やること100個くらいあった泣き笑い


思い出したらまた随時追記していきます。




私の属性


参考になるかどうか判断しやすくなるよう、
ごく簡単な私の属性を。

スターアラフォー夫婦+小学生娘。
全員日本人。中国語は夫以外ほぼ話せない。

スター夫勤務先は日本資本の企業。

スター夫の駐在に伴い、
私はフルタイム職を退職。

スター日本では賃貸住み。
中国に持っていかない家具家電は
日本のトランクルームに保管。


家・引っ越し関連

・引越日、渡航日を決める。賃貸の保険も解約
6月だったので、最後のボーナスが出るときだった。

日本を出国しているか否かで、ボーナスへの課税額が大きく変わったので注意。



・冷蔵庫、レンジ、炊飯器、食洗機など日本に置いていくものを自身で掃除
しっかり乾燥させないとカビそうな一方、

引っ越しギリギリまで使うので、スケジュールを考えるのに少々苦労した。


・賃貸なので最後に家も軽く掃除&立ち会い


・エアコン、ソファ、洗濯機清掃を業者に依

ユアマイスターで依頼。
なお、ソファは数年置いておくと
だいたいカビしているらしいので、
渡航前にきちんと清掃してもらったのは
正解と褒めていただいた!


・布団をコインランドリーで洗濯乾燥
引っ越し当日の朝に、急いで持って行って洗った。
乾燥しきれたのか…若干の不安あり。
布団の洗濯業者に洗濯と保管を依頼したり、
引っ越し前日はレンタル布団やホテルを使うのもありかもしれない。


・電動自転車のバッテリーを実家へ
定期的に充電しないと、劣化してしまうようなので。

・郵便、ヤマトの転送手続き

・電気、ガス、水道を止める


・住民票の転出手続き

・中国に運んでもらうもの、
手荷物で持っていくもの、
実家に預かってもらうもの、

トランクルームに預けるもの、仕分け。

我が家の場合はラッキーなことに、

船便でも荷出しから1ヶ月半くらいですぐ届いた。

コロナの頃は何カ月も届かなかったようなので、最悪の場合、数カ月届かないことを想定して荷造り。



・引っ越し業者は複数見積もり。
予算はもちろんだけど、搬送可能なもの不可能なものが微妙に業者によって違った。
情報統制のある国なので、本やCDなどの内容や冊数、課税は何冊目からかなど。
食料品についても若干違うことをおっしゃっていたと記憶している。
(それだけややこしい国なのかなと思う)


・中国の引っ越し先を決める


・賃貸を解約〜出国まで時間がある場合は、滞在先を確保

 


仕事・失業手当・保険など

・失業手当の受給延長申請
失業手当は、国内在住でないと受け取れない。
でも受給期間の延長手続きをすると、
帰国後に受け取れる可能性あり。
(無期限ではないので、受け取れない場合もある)

必要なものや申請方法は、近くのハロワに問い合わせるといいです。

・退職金の手続き

・大学から成績証明書を取得
もし中国で再就職する際、必要になることがあると聞いたため。

・夫の扶養に入る手続き

・海外での医療保険は夫の会社と相談


スマホ・PC・VPN

・VPN契約
複数契約をオススメ。
アプリとの相性があったり、私は片方一度更新し忘れてサービスが止まってしまったこともあったので。
我が家は「UCSS」「カベネコ」を使用中。
両方ともとってもスムーズで
今のところまったく問題なし。
契約したあと、ちゃんと日本でPCやスマホにサービスを入れるのをお忘れなく!(中国渡航してからだと大変)


・VPNを入れた予備のスマホも買っていく。PCもあってもいいかも。



・楽天モバイルと契約
スマホをデュアルSIMのスマホに変更。
(SIMカードが2枚入れられるスマホ)
中国キャリアと、日本のキャリア、
両方を入れて普段使っている。
日本のキャリアは、楽天モバイルに乗り換え。
楽天リンクという独自のアプリを使用すると、
日本へかけるのも、日本からの電話を受けるのもタダ。
すごく重宝している。



子供の学校・習い事

・小学校をどうするか
選択肢は日本人学校、インター、現地校。
北京のインターは平均年500万円はする。

海外子女教育振興財団などに相談した。

現地校は、北京だと芳草地国際学校、北京大学付属などに国際部がある。
試験を受ける必要があり。
現地校についてはやはり情報が少なかったので、アメブロなどネットで通っている方を見つけて質問させていただいたことも。


・教科書や教材など必要なものをそろえる

・日本の習い事、学童、学校をいつやめるか決める

・渡航後の習い事の情報収集
現地にいるママ友や、夫の会社の方に聞いたり。

我が家は公文を日本でやっていたので、海外で続けられるか調べたりもした。





医療

・歯医者、持病の通院など様々受診

・ビザ取得のための体格検査

・予防接種
複数回打つ必要のあるものもあるので
早めに始めるのがよし。
何を打てばいいかは、会社や指定の医療機関で相談。


・薬を貯めていく(特に子供用)
我が子はアトピーなどがあるので。
ただ、北京中心部の場合は日本語でアクセスできる病院も複数あるので、あまり神経質になる必要はないと思う。

(北京、とても広いので郊外のほうなら事情が変わる)


・マスクはあんまりなくてもいいかも

コロナのときも重宝された、防御力が高いとされるN95マスク。中国はあまり空気がキレイでないとのことで、初めての3年前の渡航時は私も用心してけっこう持っていったし、使った。でも今はもう全然…中国で売っているごく普通のマスクを使っている。あるいはマスク無しで過ごしている。

日本人、その他の外国人、中国人問わず、あまり神経質に対応している人は、私の周囲にはいない。


ただ、喘息持ちの方が悪化して帰国を余儀なくされたという話も聞いたことはあるので、必要に応じて自身にあったものを持っていくといいかもしれません。



その他
 

・免許証を前倒しで更新
渡航後に更新時期を迎えそうだったので、
前倒しで更新した。
私の場合は夫の転勤辞令などが必要だった。
詳細はお近くの警察署に聞くのがよいかと。


・シャワーヘッドを用意
我が家は夫と子がアトピー気味で肌が弱いので、
硬水を軟水に変えたり、不純物を取ってくれる
イオナックを使用。
台所などの浄水器は中国で調達。


・住民票や戸籍を取得
渡航後、ビザを居留許可証に切り替えるときに必要。

・夫の会社から転勤辞令をもらう
免許更新の際などに使用した。

・クレカ、銀行口座、証券口座、DM、保険など住所変更や解約などして整理

・海外送金の設定
わたしは渡航後、海外対応の証券口座を開いた。
日本の銀行口座からここに原資を入れる際は、海外送金扱いになる。
あまりこういう人は多くないと思うけど、
何かのときのために、海外送金ができるようしておいてもいいと思う。


・子供のパスポート作成

・服をクリーニングに出す

・中国へのおみやげを買う

・変圧器を買う
海外対応していない日本製品を中国で使いたい場合は必要。
我が家はスチームオーブンや電気鍋、
プリンターなどに使用。


・加湿器フィルター、プリンターのインクなど、中国で手に入らない日本製品の消耗品を買う

・写真、卒アル、手紙の整理
荷物整理のついでに、全部電子化した。




なお、日用品や食品に関しては、
日本人含め外国人が多い北京中心部であれば、
日本のものは割と手に入るので、無理に持ってくる必要はないと個人的には思う。
(北京郊外だとわかりません)

値段は2~3倍になるけれど、元が数百円なので、買えないことはない。

食材は特に、タオバオなどの通販でも買えるし、北京のイトーヨーカ堂とか行けばなんでも売っている印象だし、
その他にも日本食材を置いているお店はちょこちょこある。

もちろん、引っ越し荷物として入れられそうなら、入れとくと楽だとは思います!

慣れているスキンケアグッズがよかったり、

食材にこだわりがあったり、
アレルギーのある方は、
なるべく持ってくるか、
日本から誰かに定期的に送ってもらえるようにする必要がありますね。

郵便局のEMSならわりとすぐ届くようです。

(でも没収されたという話も聞いたり。我が家は何も送付依頼していないので、あまり詳しくなく)