北京在住の日本人家族です。
おばあちゃんになったら見返して楽しもうと、備忘録で書いています。
※ときどき駐在を控えた方からご質問いただきます。
準備したこと、
もし参考になりそうでしたらご覧ください。
きょうは北京の医療情報について。
駐在にあたって、一番の心配事は医療面じゃないかなと思う
北京についてはその点、日本語でかかれる病院が複数あるし、当日でも受けられるので、医療アクセスは悪くないと思う。
以前、ヨーロッパ在住の方の複数のブログで、当日に病院にかかることはまずできないという記事を見たことがある。
もちろん重病だったり、高度な医療技術が必要な場合は、日本と比べるとどうなのかわからないけれど、少なくとも日常の風邪や骨折であれば、対応は全く問題ないという安心感がある。
ただ北京はとても広く、
四国と同じくらいの面積がある。
※グーグルで調べたところ、
北京 =16410キロ平方メートル
四国 =18800キロ平方メートル
岩手県=15279キロ平方メートル
私が書くのはあくまで朝阳区や东城区など、大使館や外国人が多い北京中心部の話しで、同じ北京といえど別の場所ではまたまったく違う事情になるはず。
また、中国人の皆さんがローカルで使っている病院ではなく、
外国人、それも日本語で対応してもらえる病院という観点です。
日本語でかかれる病院は複数あり
北京でよめる日本語フリーペーパーの一つ「Whenever北京」。
昨年の6月号 のなかに、病院特集があって、非常にワタシ的に重宝している。
番号や診療科、住所など一通り載っている。
ユナイテッド、ラッフルズ、フラワーあたりを使う人が、私の周りの日本人では多い。
私も何度か利用している。
お値段は、保険でどの程度まかなわれるかによるけれど、自費が発生する場合はやはり日本よりも高い
例えば先日、我が子の熱が長引いたので受診したところ、インフルやマイコプラズマの検査と薬代も含めて、6万円ほどだった。
日本みたいに3割負担だと、2万円自費ということに💦
でも日本語で、当日でも日曜でもアクセスできる病院があるというのは、私のような現地語ができない人間には本当にありがたい。
以前、北京は本当に誰とでも気軽にチャットで繋がれるということを書いたけれど、
病院の方からもチャットで「その後具合はどうですか?」と連絡来たり。
ここに載ってないとこだと、
中日友好医院も日本語でできるのかな…?
ちょっと存じ上げず。
あと中医も、日本語で受診できるところは複数ある。
外国としての北京
話しが脱線するけれど、
北京など中国の都市部というのは、
海外転勤先の中ではかなり、日本人にとって暮らしやすいのではないかなと私自身は思っている。
中国語は話せなくても、漢字はわかるのでお店の看板やメニューは読み取れるし、
いざとなったら日本にすぐ帰れる距離だし、
料理も比較的慣れ親しんだものが出てくるし、
時差もほとんどない。
あらゆる買い物もタクシー呼ぶのも、なんでもかんでもスマホ上で完結する。
あと重要なのは物価が日本と同等もしくは安い!
これがたとえば中東とかだったら、
アラビア文字は全く読めないし、
料理も一つもわからない。
欧米だと物価がかなり高いので駐在していると赤字という話もチラホラ。
もちろん、この国独特の監視社会、規制などに不便さやビビリは感じる。より清く正しく生きるよう心がけるようになった笑
基本的にはわたしはどこでも行きたいタイプなので、中東でもアフリカでも欧米でもどこでも行ってみたいんだけど、どんな場所も一長一短あるなかで、比較的馴染みやすい国なように思うのです。