前回お話しした慣らし保育あるある3選は
たくさんの方に共感していただき、
「うちの子もそうでした」や
「とても参考になりました」
というお声をいただきました
こうして誰かの不安を少しでも軽くできたり、
共感してもらえたりすることが
とても嬉しいです!
ぜひこちらもご覧ください
そこで今回は、前回お伝えしきれなかった
「慣らし保育あるある」について、
新たに3つお話ししていきたいと思います
慣らし保育は、
親子にとって新しい環境に
慣れていくための大切な時間!
ですが、実際に始まると戸惑うことも多く、
「うちの子だけ?」と思ってしまうような出来事が
たくさんあるかもしれません
そうしたときに
「みんな同じなんだ」
「これってよくあることなんだ」
と思えるだけで、
気持ちが少し楽になることもありますよね
この記事は
4月から保育園生活が始まるお子さんをお持ちの方、
すでに慣らし保育を経験して
「懐かしいなあ」と思う方、
まだ具体的な予定はないけれど、
知識として知っておきたい方など、
どなたにも読んでいただける
内容になっています
ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです
1.G.W.が節目になることがある!
慣らし保育が始まり、
少しずつ園の生活に慣れてきたころに
訪れるのがゴールデンウィーク
大人も子どもも嬉しい連休ですが
これが大きな転機になることが多いんです
それまで不安そうにしていた子が、
連休明けから急にスムーズに
登園できるようになることがあります
最初は泣いていたのに
ゴールデンウィーク明けには
まるで別人のように落ち着いていたり、
笑顔で登園する姿に
「うちの子、ついに慣れたのかも!」
と驚くこともあるかもしれません
一方で、逆のパターンもあります
それまで元気に登園していた子が、
連休明けから突然泣くようになってしまうことがあります
これは、長いお休みが入ることで、
一度リズムがリセットされてしまうことが大きな要因です
特に年齢の低いお子さんの場合、
「保育園に通っていたこと自体を忘れてしまっている」
こともありえます
楽しいおうち時間を過ごしたことで、
再び保育園に行くことへの
抵抗感が出てしまうこともあるでしょう。
「せっかく慣れてきたのに、また最初から?」
と親としては少しがっかりしてしまうかもしれませんが
こうしたことは決して珍しいことではありません
もしゴールデンウィーク明けに泣いてしまったとしても、
慣らし保育の延長のようなものだと考えて、
焦らずにお子さんのペースに寄り添ってあげてください
長期の休み明けには
「前と同じように保育園に行くよ」
と何度も伝えてあげたり、
できるだけ生活リズムを崩さないように調整していくと、
スムーズに移行しやすくなります
また、
おうちではたっぷり甘えさせてあげたり、
スキンシップを多く取ることで
安心感を与えてあげるのも大切です
2.持ち物や好きなキャラクターが被る!
保育園の持ち物についても、
慣らし保育が始まるとよくあるのが
持ち物が被る問題
個人的意見ですが
特にユニクロや西松屋のアイテムは、
非常に多くのお子さんが持っているため、
肌着や靴下、レギンス、コップなど、
全く同じものを持っている子がいることも珍しくありません
さらに、キャラクターグッズも
人気が集中しやすく、
パウパトロール、すみっコぐらし、ポケモン、アンパンマンなど・・・
クラス内で同じキャラクターのアイテムが並ぶこともよくあります
全然被ってもいいんです!!
こうした場合、一番大切なのは
「しっかり名前を書いておくこと」です
特に慣らし保育の時期は、
先生たちもまだ子どもたちの持ち物を
完全には把握しきれていないことが多いので、
名前がないと誰のものか
分からなくなってしまいます
名前が書いてあるだけで、
すぐに持ち主がわかり、
スムーズに返すことができます
実は保育士には特殊能力がありまして・・・
それは
「においで誰のか当てる術」です
(私が勝手に命名しました)
実は私、これものすごく得意です
(鬼滅の炭治郎のようになれます)
保育園で過ごす時間が増えていけば
この特殊能力が使えるのですが
慣らし保育中はまだまだ初めましてなので
においじゃわからないんですよね〜
なので、記名はしっかりお願いします〜!
名前も洗濯して消えてしまわないように、
名前スタンプやシールを活用することを
おすすめします
あと名前が消えてないか
名前シールが取れていないかを
こまめに確認をお願いします
本当に毎日忙しいと思うのですが
お願いしたいです。
かなり切実
あと「名前書いてください〜」と言われても
嫌な顔をしないでいてもらえると
保育士も助かります
再度お願いします・・・
忘れずに名前はしっかり書いてください〜
3.聞くのはやめておこうと遠慮してしまうこと
保護者の方の中には
「先生たち、忙しそうだから」と遠慮してしまい、
聞きたいことを聞かずに終わってしまう方も多いです
慣らし保育の期間は、
親も子も初めてのことばかりで、
分からないことだらけのはずです。
そんなときに
「まぁ大丈夫かな」
と思って流してしまうと、
後になって困ることもあるかもしれません
保育士としては、
保護者の方からの質問は大歓迎です
むしろ「もっと聞いてほしい」と思うこともあります。
特に新年度の時期は、
保育士たちも新しい環境にドキドキしている時期であり、
子どもたちの様子を見ながら試行錯誤している最中です。
また、保護者が何が分かって
何が分からないのか
掴みづらい時でもあります。
園での過ごし方や
持ち物についての質問はもちろん、
育児についての悩みなども
気軽に相談していただいて大丈夫です
送り迎えの際に直接聞いても良いですし、
アプリや連絡帳を活用して
聞いてみるのも良い方法だと思います
ぜひ心のどこかで
忘れずにいてください〜
最後に
慣らし保育は、
最初は泣いてしまったり、
不安そうな表情を見せることもあるかもしれませんが、
少しずつ慣れていき、
「園が楽しい!」
と思える日が増えてくるはずです
これまで10年以上
たくさんの子どもたちの
慣らし保育を見てきましたが、
保育園に慣れなかった子はいません!
時間がかかることはあっても、
必ずその子なりのペースで馴染んでいくものです。
どうか安心して、
慣らし保育の期間を乗り越えていってくださいね
最後までお読みいただき、ありがとうございました