飲水思源 格式ある日本眼科学会でお仕事をしてきました | 眼形成再建外科医 三村真士

眼形成再建外科医 三村真士

まぶたや涙といった、眼の周りでその働きをサポートする眼付属器を治療するのが、眼形成再建外科です。
約20年間、コツコツとこの分野で仕事をしてきた専門医の徒然なるブログです。
日本の眼付属器を守るために、情報発信をしていきたいと思います。

桜が勢いよく咲き誇り、綺麗に散ったあとの新緑がまぶしいこのごろ、

皆様如何お過ごしでしょうか?照れ

 

さて、先週はお仕事をお休みさせていただき、128年の歴史をもつ日本眼科学会でお仕事をしてきました

 

そのなかでもメインは、インターナショナルシンポジウムを企画して、

アメリカの恩師たちをご招待、講演していただくことでしたグッド!

 

三村は2015−2017年まで、アメリカはカリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)の眼形成再建外科に武者修行留学をしていましたアメリカ

その技術を日本に持ち帰って、現在患者さんにご提供していますが、

医療は日進月歩ですので、卒業後も年に一度は必ず両先生を再訪し、

手術を見たり、症例ディスカッションをして、常に新しい教えをいただいています筋肉

 

 

そのUCSDの主任教授Don Kikkawa先生、臨床教授Bobby Korn先生に、

このような格式ある学会で一緒に登壇できる機会をいただいた、日本眼科学会に感謝申し上げます!お願い

 

お題は、流涙症を多方面から深く追求することで、眼瞼をドイツのPaulsen先生、結膜を京都府立の横井先生、涙道疾患をKorn先生、そして眼窩疾患をKikkawa先生にお話いたただきましたOK

 

 

会場はほぼ満席で、質疑応答も白熱し、時間が足りない感が否めませんでしたが、無事終了しました!

 

そしてその一方で、UCSDの現在のフェロー、Marissa Shoji先生(USA)、Eman Alsharif先生(サウジアラビア)が一般演題(テプロツムマブ関連の2演題)を出してくれていました拍手

さすが!プレゼンも完璧で、

素晴らしい教育者のところにはスーパーフェローが集まるんだな〜と、つくづく思いました100点

 

  

 

その他、個人的に主催した教育講演と、一緒に作らせていたただいた4つの一般講演に参加し、

充実した学会をやりきりました完了

 

 

 

もちろん学会だけでなく、来日いただいたUCSD眼形成チームには、

学会前に3日間かけて大阪梅田、京都,奈良、難波と、関西圏観光を網羅し、

水曜日から東京に移動して、銀座、表参道、そして箱根と、満喫してもらいましたチョキ

 

あいにく箱根は、学会の日程上三村の参加が無理でしたので、英語ツアーをお願いしましたが、

それ以外はツアーコンダクターの如く、万全の体制でご案内富士山

一昨日の便で、みなさん笑顔で楽しかった!と帰っていただき、

現在は1週間やりきった満足感にふけってます笑 魂が抜ける

 

機体トラブルで東京行きの飛行機が飛ばなくなったり、フェローがお腹を壊したりと、

いろいろと小さなトラブルはありましたが、それもまたいい思い出となりました爆  笑

 

もちろん、日本のほうが優れているところもたくさんあるのですが、

やはり経験数は直接技術に反映されやすく、

50年以上の歴史を持つアメリカの眼形成再建外科は、他国よりも学術的にも技術的にも抜きん出ているとおもいますあせる

 

そのような海外の知見をできるだけ日本に持ってきて、

ハイブリッドできるように、引き続き頑張りたいと思います筋肉

 

 

 

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