
珈琲ことの葉
第2話『わたしの珈琲原風景』はこちらから
『 おうち珈琲の失敗 』
コーヒーの香りとともに過ごした
オヤジさんとの休日は
わたしの思春期の始まりと
重なるようになくなりました
そこからしばらくコーヒーの記憶は
途絶えてしまうんですね…
…そういえば、いつからコーヒーは飲み始めたのかなぁ
…そうですねえ…
大学1年生の一人暮らしからでしょうか
コーヒーの香りと大人への『始まり』
この印象がずっと残っていたのでしょうね
そして「コーヒーを落とす」作業に憧れがあったのです
スーパーで安い缶入り粉コーヒーを買ってきては
せっせと練習していつか誰かに飲ませたいと思っていました
大学にも慣れ始めたある日
意外にも早くそんな機会が巡ってきたんです
サークルで仲良くなった3人の女の子たちがいまして
授業日程で大きな空き時間ができて困ってましてね
わたしのワンルームマンションで
時間を潰すことになります

颯爽と3人を部屋に案内し
…と言ってもワンルームですがね
「コ、コーヒー淹れるね」
「うん、ありがと」
よくある2人きりの状況に緊張するのではなく
初めて人前で「コーヒーを落とす」ことに緊張する
もう訳わかんないですね(笑)
いまの自分のできる限りで「コーヒーを落とす」
その間の楽しさたるや表現しきれません
“ 「コーヒーを落とす」オレ、カッコいい”
… 今思うと、お恥ずかしいです
わたしがそんな自分の世界に浸っているその間
ずっと女の子3人は全く別のことで
盛り上がっていたんですけどね(笑)
そしていよいよ
みんなの手元にコーヒーを運び
「さぁ、どうぞ召し上がれ」
( ドキ )
( ドキドキ )
( ドキドキドキ )
「 … … … 」
「 … … … 」
「 … … … 」
黙る3人
(あれ?) って思うわたし
その後も特にコメントもなく
時間が来て帰っていく3人
(あれ?)
(あれ?)
あとで聞いた話ですが
3人ともあまりコーヒーを飲む習慣がなく
ましてやブラックコーヒーなんて飲まないですよ
振り返れば、あまりに自己満足の世界に入りすぎですよね
いまのわたしならどうするか?
ちょっと考えてみましょうか
まず、きちんとその時間と気持ちを感じるでしょうね
わたしの価値観だけを押し付けても楽しい時間にならない
ワイワイやってた3人のうちの1人が
実は恋愛問題で相談してたんです
明るく励ます2人とため息ばかりの彼女
この3人に提供するのなら
【特製カフェオレ】 でしょうか
“ 大丈夫、相談にのるよ ”
の意味を込めたカフェオレ
カフェオレってね
包み込んでくれる優しさがあると思うんです
どんなに悩みに沈んでいても
柔らかく包み込み、ホッとさせてくれる
コーヒーにはホッとさせる効果がもちろんあるんだけど
カフェオレは凝り固まった心をゆっくりと溶かしてくれるんです

コーヒーはその人の置かれた状況によって
その瞬間を感じる飲み物だとわたしは思います
そして状況にあった飲み方をすると
自分が満ちて、心を整えることができると思うんです
今の時代、心にゆとりをもって満ち足りた幸せを感じながら
人生を送ることはかなりやりがいがあります
でもね、コーヒーなら一杯のカップに幸せを
詰めこむことができるんですよ
そしてその幸せは生きる力になり、前に進む力となるんです
この学生時代の失敗は
自分だけがおいしい自己満足は人を幸せにしない
自分のおいしいと思うことで人を幸せにするには
どうしたらいいのだろう?
こんなことを考え始めたきっかけになりましたね
あなたは大好きなことで失敗した経験がありますか?
そのあと、その好きなことは続けましたか?
いまでも好きなままですか?
珈琲ことの葉
第4話『自分のおいしいを求めて』はこちらから
いわせますみの情報はメルマガを中心に発信しています
あなたの人生を自由に楽しくイキイキと過ごすためのヒントや
わたしの講座やイベント情報はメルマガのみで配信しています
ぜひメルマガ登録しておいてくださいね!
メルマガはもちろん無料で、
不要になればいつでも簡単に解除できます
「いわせますみのメルマガ」はこちらから











