母とのけんか~深い愛~ | ほっとするからうまくいく✨ほっとするトレーニング小林真純のブログ

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ポジティブになろうとがんばるより、ネガティブを受け入れるほうがラクに人生を好転させていくことができるということに気づき『ほっとするトレーニング』メソッドを発案。このブログでは、そんな人生を好転させる方法について書いています。

先日、久しぶりに母と大喧嘩をしました。

悪いのは99%私のほうでした。でも・・・素直にごめんなさいという言葉が出せなくて、口から出るのはそれとは裏腹の悪態をつく言葉ばかり。そんな私を黙ってにらみつける母が怖いこと怖いこと・・・。その後、母は仕事に出かけ、私は夕飯の支度を始めました。でも夕飯の支度をしていても気になるのは母のことばかり。しばらくして母が帰ってきましたが、お互い話さないまま夜は更けていきました。

けんかをしたらその日のうちに仲直りをしたいと思っている私は、夜中の12時2分前に母の寝ている枕元に行き、『お母さん、ごめんなさい・・』と言いました。すると、寝ていた母は『ふふっ』と笑って起き、『真純はホントにしょうがないね。今日ね、教室のときにメッセージカードを引いたの。そこに「あなたには共に喜んでくれる人がいるだろうか?いるならあなたは幸せである。~」って書いてあったの。それを見たとき、真純とはけんかをして嫌な思いもいっぱいするけれど、私が嬉しいとき共に喜んでくれることのほうが多いじゃないかって気づいて、そしたら真純のことを全部許せたのよ。』と言ってくれました。

私はいつもこうやって母の深い愛に気づかせてもらえます。

小さい頃、私は両親や大人は完璧な存在なのだと思っていました。でも大きくなるにつれて、完璧ではない部分が見えてきた時、私は許すことが出来ませんでした。そして自分が大人になるのが怖かった。だから母親とは何度もぶつかってきました。でも私が母と共にこの仕事を始めるようになってから、母がいろんなところにぶつかりながら一生懸命に生きている姿を見ることができて、『完璧じゃなくていいんだ。つまづいてもまた起き上がればいいんだ』と思えるようになりました。

たくさんつまずき、いろんなところにぶつかりながら人は大きな愛に気づかされ、また明日からがんばろうと思えるのだと思います。

マイナスな感情や現象が悪いものだと思っている人もいるかもしれませんが、そこから得られた愛は本物だと思います。完璧な人間などいません。マイナスな部分もプラスの部分もあって初めてその人の味が出てくるのではないでしょうか。だからどんな自分が見えたとしても、許してあげてください。あなたがそこに存在するだけで喜んでくれる人がいます。愛してくれる人がいます。

私がこの仕事を通して気づけたこと・・・それは誰一人愛されていない人などいないということです。