みなさんは今までに心が熱くなるくらい人を好きになったことがありますか？
もしあるのならそれはとても幸せなことです。たとえそれが失恋に終わってしまったとしても、その心の経験はあなたの中にしっかりと残るでしょう。
恋愛・・・それは魂の磨き合いです。
違った環境で育ってきたもの同士、お互いにない部分に惹かれたり、また反対に似た部分に惹かれて好きになったり。そのきっかけは様々でしょう。そして時には一緒にいる中で傷つけあうこともあると思います。嫌なところが見えてしまったり、それでも許せてまた好きの気持ちが大きくなったり・・・そんな風にいろんな思いをしながら私たちの心は成長していきます。
今、恋愛をしているみなさん。みなさんはどうして相手のことが好きになったのですか？外見ですか？価値観が似ていたからですか？それとも寂しかったからですか？
もし今の質問にドキッとしたなら、それはもう一度自分の心を見つめてみてください。恋愛は相手に依存することとは違います。自分自身がしっかりと自分の足で立っていなければいい恋愛もできないでしょう。相手は自分を映す鏡です。もし相手の中に嫌だなと思う部分があったとしたらそれはあなたの中にもある要素です。恋愛は時として、相手にいろいろな要求をしてしまいがちですが、相手に求める前にまずは自分自身の心を見つめてみてください。その結果、もし『別れ』という道を選んでしまったとしても、その恋は無駄ではありません。その人と出会わなければ気づけなかったことがたくさんあるはずです。そしてこれからの良い出会いのために自分の心を磨いていくことを忘れないで下さい。いつか心が熱くなるくらい人を愛せるときがくると思います。