FKP日誌 | 増田 章の「身体で考える」〜身体を拓き 心を高める
フリースタイル空手競技も投げ技が認められているシュートボクシングと徒手格闘の選手が加わって、良い感じになってきた。

元々、極真空手も徒手格闘のようなものだ。つまり、実戦を想定したものだった。また、総合格闘技もスタンディングポジションにおいて、打撃技と組み技の両方ができないと、話にならないだろう。

9月16日、日曜日のフリースタイル空手セミナーの練習試合は面白かった。
勿論、課題は山積している。選手の技術レベルのみならず審判の技術等々。
しかし、それらは、どうすれば良いかが明確であり、続けていけば、必ず改善されるはずだ。

一方、既存のフルコン空手の審判の判定技術は上がらないだろう。なぜなら、元々、審判の主観(美意識ー価値観)を基盤にした判定方法には、審判技術なるものは存在しないに等しい(審判によってばらつきがでるのは当然)。審判技術というのは、基盤に明確な原則、ルールが存在していて始めて、生まれるものなのではないだろうか。
勿論、既存のフルコンの審判方法にも良い点はある。しかし・・・。
その辺については時間ができた時にまとめたい。