本日は、1ヶ月に1回のフリースタイル空手セミナーの日である。
セミナーに集中したかったが、セミナーの前に、道場生の稽古用に必要な伝統型の映像取りを行なった。それが約2時間。それからセミナーと練習試合を行なう。
終了後は、参加者と懇親会を行う。帰り際、ブックオフに立ち寄り、菱田氏が勧める、ドラゴンボール(漫画)を購入。帰宅後、型と練習試合の映像の処理をしながら、このブログを書いている。
疲労感でキーボードを打ちたくないが、参加者の成長がうれしいので、それを書き留めておく。
選手達は、少しずつだが、理想の形に近づいている。勿論、私の頭の中に映像化している戦い方を10とすれば、4から5ぐらいだ。しかし、始めは2から3程度だった(御免)。それが、4から5に進歩したのだから良いと思う。今後、6から7程度にまで、みんながフリースタイル競技をこなしてくれれば、面白い格闘技スポーツになる。また、7ぐらいに近づいた時に、私のイメージとは異なる形に変化するかもしれない。
審議委員でキックボクシングが専門の大森氏が言っていた。「この競技は、合気道やその他の格闘技をバックボーンとする人達も参加できる」「いろんな人達が参加すれば、何か化学変化のようなことが起こるように感じる」と。
私としては、参加選手全員がフリースタイルを本当に楽しいと感じてくれて、大会後、フリースタイルを、「これからも続けていきたい」「やってみたい」と思ってくれることを願っている。
さて、今日の練習試合では、私がが期待を寄せる菱田氏が、自衛隊の徒手格闘の教官である土田氏にコテンパンに負けた。
当然と言えば当然である。なぜなら、一方は、組技有りの徒手格闘を教えている教官であり、格技の練習が仕事である。さらにフリースタイル空手に早くから興味を示してくれていた人間だからだ。他方、菱田氏は、教員の仕事が忙しく、練習が充分にできないに違いない。
しかし、10月の試合では、優勝目指して頑張ると菱田氏は言ってくれた。
期待したい。
最後に、土田氏は、フリースタイル空手に格闘技訓練としての効用と有効性を早くから認めてくれた人間だ。彼は、誠実な人柄で、今回もフリースタイルの研究の後が伺えた。私が期待している選手の一人だ。ただ、大会では、菱田氏との再戦はかなわない。なぜなら、菱田氏は中量級。土田氏は無差別だからだ。
懇親会で、「是非、もう1回やりたい」と意気込んでいた菱田氏だったが、それを聞いて、こけていた(笑い)。
