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masterik - 新しい朝が来た!(仮)

ブログの再会。

と、いうか再出発。

タイトルはまだ考えついてないから、思いつき?!

法律の解釈を条文の印象で語るとまったく逆の意味だったことがわかるときがある。
それが次の問題。

日本国 憲法第25条
すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
国は、すべての生活分野について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に勤めなければならない。

日本国憲法は、国民主権に基づく民主主義により国を形成する。ゆえに主体は国民の側にある。
あくまで国の国民の意思により運営するものであって、国が国民を養うことを意味しない。
したがって第25条は国が国民の生活を守る義務があるのでなく、国民が生活していく上で必要な権利を侵さないことを約束するものである。

つまりは、極論をいうと何か困ったことがあるときに国に頼るのは検討違いということなんだろ。

その証拠を裏付けるデータ。

こういった公的扶助に関しては、国の財政の貢献しない人たちは”施し”をあげるのだから、それを給付される当たっては国のルールに従いなさいという論理。また、あなたに給付すると給付対象者でなくて苦しい人よりも豊かになるので、あなたに対しては給付ができないという論理。財源にはならない人のために国がお金を払うのはおかしいという考え方。

なぜ、そのような論理になるのでしょうか。

公的扶助手当現金支給額がGDPに閉める割合(1980-1992) 【%表示】

1980 1985 1990 1991 1992 指数*
オーストラリア 5.4 6.0 5.2 6.1 6.8 126
オーストリア 1.0 1.0 1.4 1.2 1.3 124
ベルギー 0.4 0.6 0.6 0.7 0.7 156
カナダ 1.6 2.0 2.0 2.3 2.5 156
デンマーク na 0.9 1.2 1.4 1.4 na
フィンランド 0.1 0.1 0.2 0.3 0.4 438
フランス 0.2 0.3 0.5 0.5 0.5 196
(含む住宅扶助) 0.6 1.0 1.2 1.3 1.3 205
ドイツ 1.0 1.6 1.6 1.6 1.6 160
ギリシャ 0.1 0.1 0.1 na na 100
アイスランド na na 0.2 0.2 0.2 na
アイルランド 3.0 4.5 4.3 4.7 5.1 174
イタリア 1.1 1.3 1.4 1.5 1.5 135
日本 0.4 0.4 0.3 0.3 0.3 60
ルクセンブルク na na na 0.4 0.4 na
オランダ 1.7 2.5 2.3 2.2 2.2 133
ニュージーランド 8.6 9.2 12.5 13.5 13.0 151
ノルウェー 0.1 0.3 0.7 0.7 0.7 486
ポルトガル 0.2 0.6 0.5 0.4 0.4 221
スペイン 0.3 0.8 1.1 1.1 1.2 473
スウェーデン 0.2 0.4 0.4 0.4 0.5 272
(含む住宅扶助) 0.8 1.2 1.0 1.3 1.5 186
スイス na na na na 0.8 na
トルコ na na na na 0.5 na
イギリス 1.4 2.1 1.7 2.1 2.6 190
(含む住宅扶助) 1.8 3.0 2.6 3.2 3.9 212
アメリカ 1.1 1.0 1.0 1.2 1.3 115

*1980年を100とした割合

転載したデータは少し古いのであまり参考にならないかもしれないが、生活保護からこぼれる人がたくさんいることがわかる。
このデータのみでわからないが、法律に定められた公的扶助を受ける権利がありながら給付されていない割合は2割程度なので、社会的弱者にしわ寄せが行っている。

日本は経済的に成功した国だと聞いたきた。しかし、実際は国際比較で格差が中位にあることはあっても高位にあることはなく、最近は低位というより最低なラインにある。それなのに幻想を信じこまされて頑張ればいいことあるのだといわれているみたいだ。

でも、一度堕ちる這い上がれないのだよ。
今日のニコニコ動画に野党の党首が生出演した。
話している内容自体はどうという話ではないのだが、面白い場面が一箇所だけあった。

最後のアンケート調査だ。
自民党の政権奪回を支持するかという問いだったような気がする。4択で支持する、支持しない、様子をみて支持する、わからないという感じであった。

アンケートの結果は支持するのと様子を見て支持するが9割を超えていた。
ご本人を前にしているのと、話の流れ、そして投稿されたコメントなどの要因から、特定の方向に意見が誘導されるので偏るのは当然だなといった感じ。
選挙期間中、候補者がお願いしますを連呼するのと同じ感じで声が大きいほうに流されるので、まあ、順当な答えだったように思う。
何か、特別な利害関係から合理的判断というよりは、印象に流された感じである。

面白かったのはアンケートがすぐに集計されて間髪を置かずに本人の目にさらされたときの反応である。
彼は「怖いですね!」といった。
政治家は自分の職を得るために定期的な投票により選ばれるので、このことの意味を痛いほど熟知している。たとえ、それが直接自分の地位を脅かすものでなくてもだ。
話している内容は与太話だし、視聴者は人口割合が少なく投票権を持たないものが多くいる若年層なのでそれほど恐れることはない。
だが、生放送による編集の介在を排除し、解説などの世論調査の暇を与えないまま、直接、投票者に判断を投げかけることは経験したことがないのでないか。しかも、話しかけた相手は画面の向こう側にいるので、途中の相手の反応をみることができず、説得を試みようにできない状況にある。

頼りになるのはまさしく自分のプレゼンテーション次第になる。

選挙の場合は投票日までにいろいろな人の力を借りて徐々に自分の考え方を広め、反対の者を味方にする説得を試みたり、支持者がそのまた支持者を呼んでくるように促したりと、簡単に言えば工作というのかな。
でも、そういったことなしのダイレクトな反応。

コミュニケーションの方法が新しい段階にはいったことを政治家も認識できることができたのではないかと思う。

ニコニコ動画の新UIの発表のとき、もっと客層を広げるためにヲタだけでなく一般的な要素を入れていく意向だった。
はっきり言えばお金のためではあるものの、このコミュニケーションの発達には欠かせないことだなと思った。
以前、ネットにはエスタブリッシュメントが萎縮してしまって表に出てこないのでネットでは正常な世論が形成されないという論争が起きたが、ニコニコ動画がもう少し一般化すればその壁も崩れていく可能性がある。

そういえば、一般会員役1470万人、有料会員55万人なんだそうだ。
WEBコンテンツサービス大手の登録会員数が並んできた。


いま、民放でドラマをやっている。
主人公のモデルは瀬島龍三。

大本営・シベリア抑留・大手商社・財政改革と日本国の真ん中を歩いた彼の人生。

国に対する気持ちとか日本人に対する思いとかいったものは正直理解や共感することが難しい。
戦争を止めることができない鬱屈とした渦の中に吸い込まれていく時代背景の中において足掻くぼくらの先達。
その後に続く、死と隣り合わせの塗炭の苦しみを味あう極寒の捕虜生活。
そして、様変わりした祖国において戦前の挙国一致体制を経済の中枢において牽引する商社での闘争。
最後に国の参謀として舞い戻ってきた古巣。

自分は望まなくても、周りに望まれて周りを引っ張った責任を負う。
自分の人生を自分だけの意思で決められない苦しさとともに、正しかったであろう選ばれなかった戦争をしないという選択肢が悪夢のように心にこだまする本心を押しつぶしながら、自分の首を差し出す責任。

しかし、戦争をしないという選択肢は考えられなかった。
工業の発達が不十分で、列強国の領土拡大における資源の簒奪が行われる中、いわば窮鼠猫を食むしかない日本は、自国の滅失を避けるために戦争をせざるえなかった。
後知恵における戦争責任にともなうさまざまな尾ひれはその多くがそこまでを考える余裕もなく、そのとき考えられることでしか対処できなかったことが国の中枢を支配していた。
そう考えると帰路のない特攻隊が生まれたこととか、集団自決というのは起こるべくものだったのかと思われる。

また、戦争捕虜或いは戦犯という善悪よりも勝敗に基づいて決められる敗者の罰ゲーム。
相手の心を折ることだけの生産性のない無意味なイベント。
そこで経験する自我崩壊の中での自己自律の葛藤。

様変わりした故国への帰還と生き馬の目を抜く商売の社会への投身。

史実としてしか理解しえないモノクロ画面の中の近い過去。
いや、現在の一部を形成する過去。

その中に自分がいることを意識しなければいけないと感じるのです。
利己的な動機付けだけで形成された社会の未来は再び分裂の危機に転じるかもしれない。

指数関数的に膨らむ情報の蓄積が現実を歪めて見せることがある。
でも、知っておかなければいけないことがたくさんあることを思い出させてくれる。

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