結婚したい!でも彼のお金の使い方が心配…恋人の金銭感覚が不安なあなたへ | トータル・トレンド ~まことのブログ~

トータル・トレンド ~まことのブログ~

美容、企業評判、ライフスタイルなどのオールインワン情報サイト

結婚を意識するようになると、恋人のお金の使い方が気になる女性も多いです。
そろそろ結婚したいからお金を貯めたいと思っているのに、友人との付き合いや趣味にいくらでもお金を使ってしまう彼…
金銭感覚の相違も破局や離婚の原因になることが多く、恋人のお金の使い方が引っ掛かって結婚に踏み出せないカップルもいるのではないでしょうか。
今回は、結婚の前に立ちはだかるお金問題について解説しましょう。
 

■そのお金は誰のもの?勘違い女子も多い

気軽な交際として付き合っていた頃は、「彼が稼いだお金は彼のもの」という認識が強いでしょう。
プレゼントをもらったり、食事をおごってもらったりすることは当たり前ではなく、相手からの厚意に甘えればお礼をしたくなるものです。
男性がお金を出すべきだという考えの女性もいますが、デートの際に食事をおごってもらう時、
「ありがとう」
「次は私が出すね」
と感謝の言葉を述べる女性も多いですよね。
しかしそんな女性も、結婚を意識するようになると「彼のお金は私たち2人のもの」という考えに変わってしまうかもしれません。
彼が趣味にお金を使おうとすると、
「お金を貯める気ある?」
「無駄遣いしないで!」
などと文句を言ってしまう女性もいます。
彼からしてみれば、付き合い始めの頃と変わらず自分のお金は自分のものです。
自分が稼いだお金なのに、まるで彼女が所有しているかのように使い道や貯金額にまで口を挟んでくるようになると辟易してしまう男性は多いでしょう。
恋人である以上、たとえ結婚の話が出ていても彼のお金はすべて彼のものなのです。
また、お金の話ばかりしてくることで彼が「お金目当てなのかも」と疑う可能性も。
どんなに魅力的な女性でも、お金に執着していると思われれば結婚対象から外れてしまいます。
結婚を意識させたいなら、なおさらお金の話は慎重にするべきです。
 

■結婚を意識してお金を貯めさせるのは不可能?

それでは、結婚のためにお金を貯めるのは女性側だけが頑張るしかないのでしょうか。
彼の金銭感覚に口出しする前に、結婚についての意識の差を把握するべきです。
彼女だけが数年以内に結婚すると勝手に決めており、「そのためには今からできるだけ散財しないようにしなければ」と先走っている可能性もあります。
彼の方は結婚したいと思っていたとしても具体的な時期は考えていなかったり、そのためにお金を貯めるという意識すらなかったりすることも多いでしょう。
結婚式を挙げるor挙げない、入籍後に新居を購入するor現在のアパートに住み続けるという考えの違いでも、必要なお金として計算する金額が違ってくるはずです。
結婚の時期や入籍後の暮らし方、結婚式に対する両者の考え方が違うため、彼の方が「なぜそんなにお金が必要だと思っているの?」と理解できない場合もあります。
すると、
「金銭的に楽をしたいから結婚するのか」
「自分の生活のため、僕に趣味をやめさせようとしている」
と思われ、結果的にお金目当てだと勘違いされてしまうのです。
彼に結婚のためのお金を貯めさせたいなら、2人のゴールを一つにする必要があります。
「無駄遣いしないで!」と詰め寄るより、まずは一緒にどんな暮らしを目指すか話し合ってみてはいかがでしょうか。
 

■彼のお金遣いが荒くて…それって本当?

「彼が趣味にいくらでもお金を使ってしまい、結婚後の生活が心配…」という女性もいるでしょう。
もっと質素で堅実的な人になってほしいとお願いする前に、本当に彼がお金遣いが荒いタイプなのか見定める必要があります。
彼のお金の使い方を、あなたの金銭感覚で判断してはいませんか?
例えば年収200万円ほどしかない派遣社員の男性と、年商数億円の大企業の役員をしている男性がいたとします。
前者と後者ではお財布事情が違うため、「お金遣いが荒い」とされる基準が違うのです。
年収200万円、月16万円ほどの給料をもらっている男性が毎月10万円もブランド物に使っていれば問題ですが、年収3000万円の男性が使う分には大した金額ではないかもしれません。
使っている金額だけを見て判断するのではなく、収入と支出のバランスに目を向けてみましょう。
 

■彼のお金の使い方をチェック!

収入と支出のバランスが取れていても、お金の使い方によっては注意が必要です。
彼がお金を使うタイミングを、そっとチェックしてみましょう。
 

・見栄を張るためにお金を使う

他人から良く見られたい、羨ましがられたいという気持ちからお金を使ってしまう男性は、家族よりも友人・先輩・後輩などの交友関係を優先する可能性があります。
彼女であるあなたに気前よくおごってくれるのは、まだ他人だからかもしれません。
彼からしてみれば外面を良くするための行為であり、あなたが妻になり身内になった時点で変わってしまうでしょう。
生活費が足りなくなりそうなのに毎回部下におごったり、見栄を張るためにブランド物を購入したりします。
家計を減らしてでも自分の印象のためにお金を使い、貯めるという考えは持ち合わせていません。
こういう男性と夫婦になると、妻や家族としての苦労は必須です。
 

・断れずに買い物をしてしまう

お店に行った時、店員さんに勧められると断れないタイプの男性もいますよね。
ただ気が弱い、優しいだけと考える女性もいますが、いつか人の借金を背負ってしまう人になるかもしれません。
友人から頼まれて連帯保証人になったり、高額な商品を買わされたり、マルチ商法や投資詐欺に遭う可能性もあります。
普段は堅実で質素な暮らしをしていても、頼まれれば断れない性格だと全財産を一瞬で奪われてしまうことにもなりかねません。
こういう男性と結婚するなら、女性側が財布の紐を握る必要があります。
ただし、家族に相談せず借金をする場合もあるので、それだけで十分とは言えないでしょう。
 

・趣味にお金を使う

見栄からではなく、単純にそのブランドが好きだったり、車やバイクなどお金がかかる趣味を持っていたりする男性も多いですよね。
毎月ここまでしか使わない、趣味に使うお金は給料の数%と決めているという場合は、計画的なお金の使い方ができる人なので安心して良いでしょう。
金額が大きすぎるなら、結婚の前に減額するよう話し合っておくこともできます。
しかし、衝動買いが多いようなら注意が必要です。
欲しいものがあったらどれだけ高くても買ってしまう、度々給料のほとんどを使ってしまうという男性は結婚後も直らない可能性があります。
 

・ストレスで散財する

仕事が忙しい時や、トラブルに見舞われた時など、ストレスを感じた時にお金を使ってしまうタイプは心配しすぎる必要はありません。
お金の使い道といえばラーメンやスイーツで、食べることが趣味というような男性も、無駄遣いしたとしてもそれほど高額にならないでしょう。
連日のように高級飲食店で大盤振る舞いをしたり、夜のお店に行って羽目を外したりしない限り、多少は許してあげてください。
お金を使わないようにきつく注意すると、それがストレスになって余計無駄遣いをしてしまう可能性もあります。
彼が散財しないようにするには、お金を使う以外のストレス解消法をアドバイスしてあげれば良いのです。
例えば一緒に運動をしたり、のんびり観光地デートをしたりするのもおすすめですよ。
結婚後も食費が高くなったり、突然高価な物を買ってきたりする場合がありますが、家計を見直す時間を設けて節約できるよう努力していきましょう。
 

■リッチorプアーではなく、同じ金銭感覚が大事

結婚において、パートナー同士が同じ金銭感覚を持っていることが必要です。
相手がお金持ちであるからといって、必ずしも幸せになれるわけではありません。
地元でも有名の御曹司と結婚したら、マイカーの車種や日常的な買い物に行くお店まですべて夫の実家から指定されたという話もあります。
相手の家柄に合わせるため、自分の趣味嗜好を変えなければならない場合もあるのです。
好きな食べ物が食べられなかったり、好きな服が着られなかったり、仕事などの生きがいを奪われる可能性もあるでしょう。
なかには超一流のモノばかりに囲まれる暮らしに耐えきれず、自由を求めて離婚する女性もいます。
反対に収入が極端に少ない男性と一緒になれば、毎日食べるものに困るような生活や、子どもを持つことができないような資産状況になる場合も考えられます。
あなたがどれだけ仕事を頑張っても生活資金が足りず、親や親戚に頭を下げて援助してもらう必要があるとしたら、耐えられるでしょうか。
もし、日々の生活に困っているのに夫がギャンブルを辞められなかったり、バイクや車のカスタマイズなどのお金がかかる趣味を持っていたりしたら?
または、十分な収入があるのに全くお金を使おうとしない男性もいます。
最低限の家計を徹底するようにと毎月チェックされる、子どものための教育費や学用品の購入もなかなか許してくれないという結婚生活では、心身共に疲弊してしまうかもしれません。
金銭感覚がかけ離れた相手とは、どんなに愛し合っていても上手くいかないケースが多いです。
それを乗り越えるだけの愛が2人にあるのか考え直してみると、結婚相手としてお互いにふさわしいのか疑問が生じてくる場合もあるでしょう。
まずは2人の生活において何が一番優先されるのか、どんな暮らしを目指しているのかを結婚前に話し合っておく必要があります。
 

■お互いに相手の趣味を変える権利はない

彼が趣味に使う金額が多すぎる場合でも、彼女でしかないあなたに止めさせる権利はありません。
もし彼に、「そんなコスメ使ったって全然キレイにならないから無駄遣いだろ」と言われたら、どうしますか?
それが正論だとしても、嫌な気持ちになりますよね。
彼の言う通りだと納得して、いつも使っているコスメを買うのを止めるという人はあまり多くはないでしょう。
男性の方も同じで、彼女から「これ以上アニメのDVDはいらないでしょ」と言われても簡単には受け入れられないのです。
「結婚するから趣味をお金がかからないものに変えろ」
「結婚したいなら好きなものを買うのは諦めろ」
と言われて、男性も女性もその通りにしなければならないなんてことはありませんよね。
結婚しても好きなことをする権利は夫にも妻にもありますし、夫婦になったからといって個人としての存在が消滅するわけではありません。
しかし、お互いの主張を認め合っているだけでは同じ目標に向かって生きていくのが難しく、どちらも好き勝手にお金を使っていたら生活が立ち行かなくなるでしょう。
個としてあり続けたいなら、そもそも結婚なんてしなければ良いという話になってしまいます。
それでも夫婦になりたいカップルに必要なのは、2人にとってどんな選択が最良なのか考えることです。
相手のために自分の欲望をどの程度抑えられるのか、相手を我慢させる代わりに自分がしてあげられることは何か。
お互いに腹を割って話し合ってみましょう。
結婚とはお互いを支え合い、これからの人生を一緒に歩んでいくという意味があります。
結婚を前提として付き合っている段階では、
・相手の考えを尊重しつつ、心配なことを話し合っておく
・結婚後の生活についてルールを決めておく
というステップが必要です。
どんなに優しい彼氏であっても、趣味や好きなものを否定したり、金銭感覚を自分に合わせるよう強制したりしてはいけません。
2人の金銭感覚をすり合わせながら、お互いが納得する結婚生活のルールを作っていきましょう。
 

■プロのアドバイスも効果的!

お互いの意見が対立し、相容れない状態になってしまうようなら専門家に相談するのがおすすめです。
彼のお金の使い方に納得できない時は、ファイナンシャルプランナー(FP)や税理士などに話を聞いてもらうのも良いでしょう。
プロに彼を叱ってもらうのではなく、一緒により良いライフプランを見つけに出かけてみてはいかがですか。
効果的なアドバイスを得るには、お互いがお金の使い方をさらけ出すべきです。
彼の趣味ばかり否定して、あなたがコスメやファッションで無駄遣いをしていたら意味がありません。
まずあなたの方から正直にお金の使い道を話せば、彼も結婚後の生活について真剣に考えてくれるようになるかもしれません。
お互いに責め合うのではなく、ポジティブな将来設計を作っていきましょう。



結婚において、お金のことについて事前に話し合っておく必要があります。
交際期間中は気付けなかった、相手のお金に関する問題点が見つかることも。
どんなにお金持ちの彼氏でも、真面目で堅実な彼氏でも、結婚前に必ずお互いのお金事情について話し合っておきましょう。