一人暮らしが寂しくてホームシックに…なってしまった時の対処法はある? | トータル・トレンド ~まことのブログ~

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就職や転勤などで初めて一人暮らしをすることになった場合、ホームシックになってしまうことがあります。
これまで実家から出たことがなかったという人は、特にホームシックになりやすいでしょう。
今回は、ホームシックになる原因やなってしまった時の対処法についてご紹介します。
どうすれば寂しさを埋めることができるのか知りたいと思っている人は必見です。
 

■ホームシックになる原因とは?

ホームシックは、一人暮らしを始めて家族や地元の友人などが恋しくなり、帰りたくなることです。
まずは、そんなホームシックの原因からみていきましょう。
 

・環境に慣れていない

地元から遠く離れた場所で生活をすると、わからないことばかりなので、慣れるまでに時間がかかります。
新しい人間関係を築くことも簡単ではありません。
そのため、親しい友人ができずに孤独感ばかり募ってしまう可能性もあるでしょう。
慣れない環境の中で仕事も頑張らなければいけないため、居心地の良さを感じていた実家や地元の友人が恋しくなってしまうのも当然だと言えます。
新たな環境に慣れて生活が軌道に乗るまでは、ホームシックになっても仕方ないということになります。
 

・友人や知人が近くにいない

新生活を新たな場所でスタートすると、当たり前ですが友人や知人は近くにいません。
たまたま近いエリアで就職した友人などがいれば別ですが、地元から離れた場所であれば見知った顔がいない可能性の方が高いです。
頼れる人や相談できる人もいないので、不安などを打ち明ける相手もいません。
そうなると孤独感を抱くようになり、ホームシックになってしまいます。
 

・地元から離れた喪失感を覚えている

地元には家族や友人などがいるので、居心地が良いのは当たり前です。
そんな環境から抜け出したことによる喪失感を覚える人もいるでしょう。
テレビやSNSでたまたま地元の様子を目にすると、「やっぱり地元に残ればよかったかもしれない」などと感じ、そこからホームシックになってしまいます。
このような場合は、心にぽっかりと空いた穴を埋められるような何かを見つけることで、心が癒されていくはずです。
 

・これまで親や兄弟などに頼って生きていた

実家で生活をしていると、親や兄弟に頼った生活ができます。
その生活に慣れ過ぎていると、一人暮らしをスタートした時にホームシックになりやすい傾向があります。
家族との仲が良いほど、離れた時の寂しさは大きくなるでしょう。
実家で生活した時は誰かがやってくれていたことを、今度は自分で全部やらなければいけません。
仕事が終わってから疲れると家事がままならない焦りから不安が大きくなり、ホームシックになってしまうといったパターンも考えられます。
 

・自立心が強くて焦っている

新たな環境になかなか適応できないと不安感や無力さを感じるものです。
自立心が強い人ほど、焦りを感じやすいです。
現在の環境に頑張って適応して楽しい生活を送りたいという気持ちが強すぎると、その反動で「やっぱり地元が良かった」と感じる可能性も高い傾向があります。
それがホームシックの原因になるケースも往々にしてあるでしょう。
このような状況になっている場合は、目の前のことを1つずつ着実にこなしておくことで、気持ちが安定しやすいです。
 

・性格が内向的

性格が内向的な人も、ホームシックになりやすいです。
なぜかというと、人とのコミュニケーションが苦手で変化を好まない傾向があるためです。
初対面の人と気さくに話したり、仕事を一緒にしたりすることに対して大きなストレスを感じてしまいます。
家にいて動画を観たり、ゲームをしたりするのが好きな人は、特にそのような傾向が目立ちます。
就職や転職、転勤などで新しい環境でゼロからスタートしなければいけないとなった場合、なかなか馴染めずにホームシックになってしまう可能性も高いでしょう。
 

■ホームシックになってしまった時の対処法

現在進行形でホームシックに悩んでいる人もいるでしょう。
そこで続いては、ホームシックになってしまった時の対処法をピックアップしてご紹介します。
 

・ホームシックだと自覚する

ホームシックを克服するには、「今ホームシックになっている」と自覚することが重要です。
ホームシックになっている人の中には、「ちゃんと自分ががんばらないと」、「自立した生活を送らなければいけない」などの責任感から追い込まれている人もいます。
そのため、自分の現状を許し、気持ちを楽にしてあげなければいけません。
誰でもホームシックになる可能性はあるので、諦めの気持ちでいるといった方法もあります。
大人でもホームシックになる人はいるので、「まぁ、仕方ないよね!」と楽観的に考えてみましょう。
 

・面白い番組やコメディ映画を観て笑う

面白い番組やコメディ映画を観て笑うのもおすすめです。
笑うことはストレス発散効果もあるので、ホームシックによる不安の解消につながる可能性があります。
ホームシックになって悶々と考え込むよりも、思い切り笑って翌日に備える方が気持ち的にも前向きになれるでしょう。
 

・泣けるドラマや映画、アニメを観て思い切り泣く

人によっては、泣いた方がすっきりするというケースもあります。
そのような場合は、:泣けるドラマや映画、アニメを観て思い切り泣くのがおすすめです。
寂しい気持ちが強い時は我慢するよりも泣いた方がすっきりするものです。
何度観ても泣ける作品はいくつもあるので、「泣きたいときがこれ!」という作品を見つけておくのも良いでしょう。
大人になると泣く機会は少なくなることから、あえて泣く時間を作ることでストレスが涙と共に流れてくれる可能性があります。
 

・現在の悩みを書きだす

ホームシックになるほどの悩みを抱えている時、それを書き出すのも効果的です。
ネガティブなことばかり考えがちですが、書き出すことで冷静になれる場合もあります。

◎不安や寂しさなどどのような感情を抱いているのか
◎なぜそのような感情になっているのか(仕事がうまくできない、友だちが作れないなど)
◎どうすれば悩みを解消できるのか

このような点を書き出してみましょう。
誰かに見せるものではないので、どんなに些細なことでも、個人的なことでも問題ありません。
恥ずかしがる必要はないのです。
書き出すと自分の気持ちを客観的に見ることができるため、「こんなちっぽけなことで悩んでいたんだ」と冷静に考えられるようになるはずです。
 

・家族や地元の友達に電話する

家族や地元の友達に電話すると、お互いの近況報告や昔話など何でもないような話ができます。
一人暮らしで話し相手がいないとそんな些細なことも話せず、寂しい気持ちばかり大きくなってしまいます。
そうなる前に、家族や地元の友達を頼ってみましょう。
LINEでのやり取りでもいいですが、せっかくなら声を聞くのがおすすめです。
安心感が大きくなります。
ZOOMを使った飲み会を行えば、顔を見ながら話ができるので、定期的な開催を建都数してみるという方法もあります。
地元にいた時と同じようにバカみたいな話から真剣な話までできれば、気持ちもスッキリするものです。
そして、翌日からも頑張ろうという気持ちになれるでしょう。
 

・できるだけ早く寝るようにする

夜になってすることがないと、色々なことを考えてしまいがちです。
夜は昼間よりもネガティブに考えてしまう人が多いので、ホームシックも悪化しやすいでしょう。
そうなることを防ぐためには、できるだけ早寝するのがおすすめです。
22時には就寝できるようなスケジュールが理想的です。
スッキリとした状態で翌朝を迎えるためには、お風呂はゆっくりと入るようにしたり、寝る前にホットミルクなど温かい飲み物を飲んで気分を落ち着かせたりしましょう。
そして早起きができれば、気持ちのいい1日をスタートできます。
 

・散歩などのお出かけをして気分転換をする

ホームシックになってしまうのは、新しい環境になかなか慣れないことが原因です。
慣れるためには、時間を見つけて散歩などのお出かけをするのがおすすめです。
その地域について知ることができるだけではなく、身体を動かしてリフレッシュすることにもつながるので一石二鳥です。
休みの日は家にこもらずに散策をしたり、通勤時は道を変えてみたりといった工夫を凝らすと、今住んでいるエリアについて知ることができます。
近くの観光名所に足を運んでみるのも良いでしょう。
 

・部屋のインテリアにこだわってみる

ホームシックになると本来ならリラックスできるはずの自宅がストレスに感じてしまう場合もあります。
1人で過ごすことで寂しさが強くなり、家にいたくないと感じてしまうといったケースです。
そうなると、リラックスできていた実家がさらに恋しくなってしまうでしょう。
そんな時は、部屋のレイアウトを変えてみたり、自分好みのデザインのインテリアを取り入れたりするのがおすすめです。
慣れない土地で生活するからこそ、アパートやマンションの1室を落ち着ける場所や帰りたくなる場所にするように意識してみてください。
心のよりどころになり、ホームシック解消につながりやすくなります。
 

・趣味に没頭する

ホームシックが重症化してしまうのは、考える時間がたくさんあるからです。
つまり、考える時間を減らせばホームシック解消につながると言えます。
そのためには、趣味に没頭するという方法があります。
暇な時間をなくすことで、考え事ができないようにするのです。
意識的に趣味の時間を増やすようにすれば、楽しい気持ちが勝り、ネガティブなことを考えにくくなるでしょう。
 

・ふるさとの味を作れるようになる

地元が恋しい時は、ふるさとの味を味わうことで落ち着く場合もあります。
そのため、ふるさとの味を作れるようになることもホームシック解消に役立つ方法だと言えるでしょう。
好きだった料理のレシピを親に聞けば教えてもらえるはずです。
そこからレパートリーを増やしてアレンジレシピなどを作れるようになれば、料理の腕は上がっていきます。
特技や趣味として楽しめるようにもなるので、一石二鳥です。
ふるさとの味を堪能することで、「ホームシックなんかに負けずにもう少しだけ頑張ろう!」という気持ちも生まれます。
 

・ペットを飼う

一人暮らしを始めた物件がペット可の場所であれば、ペットを飼うのも良いでしょう。
犬や猫、ハムスター、モルモットなど癒してくれるペットは種類が豊富です。
物件によっては飼えるペットの種類が限定されている場合もあるので、飼う前に大家さんに確認しておくと安心です。
ペットを飼えない時はサボテンなどの植物を育てるのがおすすめです。
植物も成長する様子を楽しむことができ、花が咲くなどの変化も楽しめます。
 

・友人のSNSで楽しそうな様子を見るのがつらいときはアプリをアンインストールする

SNSを見るとフォロワーの友人が投稿する楽しそうな写真に嫉妬し、さらにつらい気持ちになってしまう場合があります。
近況を知るために便利なSNSですが、時には逆効果になってしまうこともあるので、つらいときはアプリをアンインストールするようにしましょう。
通知をオフにしたり、アプリを開かないようにしたりしてみないようにすることもできますが、スマホをいじっているとつい見たくなってしまうものです。
だからこそ、思い切ってアンインストールするという対処法が効果的な場合もあります。
物理的に原因をなくすことによって、ホームシックの重症化を防ぐことにつながります。
 

・SNSなどを使って近くに住んでいる友人を作る

仕事をしていると引っ越し先で友達を作るのが難しいでしょう。
そんな時は、SNSなどを使って近くに住んでいる友人を作るという方法があります。
友達作りをしたいときは、SNSのコミュニティを活用したり、住んでいる地域で交流しているグループに参加したりするのがおすすめです。
また、マッチングアプリを使う方法もあります。
マッチングアプリは恋人探しに使われる印象を持たれがちですが、同性の友達を探すことも可能です。
 

・テレビやラジオを付けて無音な状態を作らないようにする

1人で部屋にいると静かな空間が孤独感を際立ててしまうこともあります。
そのような時は、テレビやラジオを付けて無音な状態を作らないようにすると良いでしょう。
実家でよく見ていたテレビ番組を見ると、何となく実家にいるような雰囲気を味わえます。
ただし、実家でよく見ていた番組を見ると逆に寂しさが増してしまう場合もあるので、そうならない場合に限る方法です。
テレビやラジオがなければ、YouTubeで動画を流しっぱなしにしておくという方法もあります。
 

・お気に入りの店を見つける

引っ越し先で気分を紛らわすために散歩するのがおすすめだと紹介しましたが、その時にお気に入りの店を探してみるのも良いでしょう。
最初は近所にあるコンビニやスーパーマーケットからスタートし、カフェや雑貨屋さんなど行動範囲を広げていってみてください。
常連になると居心地のいい店になっていくはずなので、気になる店には何度も足をはこんでみることをおすすめします。


ホームシックになるとどうしてもネガティブな気持ちが勝ってしまいます。
仕事のモチベーションも下がってしまう可能性があるでしょう。
そのままだと負のループに陥ってしまうので、何とかして抜け出す必要があります。
ホームシックから抜け出す方法がわからないという人は、ぜひ今回紹介した方法を試してみてください。