お金の使い方がうまい人の特徴とは?予算をかけるものや上手になるためのコツをご紹介 | トータル・トレンド ~まことのブログ~

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誰しも生活するためにはお金を使わなくてはなりません。
しかし、人は大きく「お金の使い方がうまい人」と「お金の使い方が下手な人」に分類できます。
お金の使い方が下手だと、いくら年収が高くてもすぐ金欠に陥ったり、貯金が一向に貯まらなかったりします。
そこで今回は、お金の使い方がうまい人の特徴をご紹介しましょう。
お金の使い方がうまい人が高くても購入するものや、上手になるためのコツも解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
 

■お金の使い方がうまい人の特徴

お金の使い方がうまい人は、どのような特徴を持っているのでしょうか?
特徴を参考にすれば、無駄な出費も減りやすくなるのでぜひチェックしてください。
 

・予算を決めてからお金を使っている

お金の使い方がうまい人の特徴として、まず予算を決めてからお金を使っている傾向にあります。
例えば給料が振り込まれたら先取り貯金を行い、差し引いた分を生活費にしてやりくりしていきます。
また、生活費もまずは固定費と変動費に分け、固定費は毎月支払う金額が一定なので引き落とし用の口座にお金を入れておきます。
残りの金額が変動費になるので、赤字にならないようお金を使っていくのです。
ただし、1ヶ月単位でやりくりをしていると、どうしても月の後半が大変になりやすいので、1週間単位で予算を分け、その中でやりくりするケースが多く見られます。
 

・浪費はしない

お金の使い方は、生活するために必要な「消費」、将来に向けてお金を使う「投資」、そして無駄にお金を使ってしまう「浪費」に分けられます。
お金の使い方が下手な人の支出項目を見ると、「消費」と「浪費」にお金を使いがちです。
一方、お金の使い方がうまい人は「投資」にお金を使うよう意識しています。
投資というと、株式やFXなどを思い浮かべる方も多いですが、それ以外に自己投資も含まれます。
例えば将来的に収入アップを目指して資格を取得するための教材費や、英語を学ぶための留学費なども「投資」に分類できます。
 

・買う店を選んでから購入している

お金の使い方がうまい人は、商品を購入する際に「どこで購入するか」も比較しています。
例えば実店舗とECサイトでは、どちらで購入した方が安くなるのか、ポイントの還元率が一番高い店はどこか、送料無料・下取りキャンペーンなどは行われていないか、クレジットカードで支払った場合にどれくらいポイントが貯まるか、などです。
買う店を選んでから購入することで、何も考えずに買うよりもかなりお得に購入できる場合があります。
お金の使い方がうまい人は、こうしたリサーチもなるべく行ってから購入しているのです。
 

・クレジットカードを使っている

クレジットカードはリボ払いや分割払いなどもあるため、持っているとつい散財してしまう人もいるかもしれません。
しかし、お金の使い方がうまい人は、現金での支払いよりもクレジットカードを上手に活用しているケースが多いです。
 

◎クレジットカードは2枚程度

クレジットカードは3枚以上持ってしまうと、支出管理が難しくなってしまいます。
予算以上にお金を使い過ぎてしまう恐れもあるため、なるべくクレジットカードは2枚程度に収めるのがおすすめです。
 

◎よく利用するお店やサービスで使えるカードを選ぶ

クレジットカードにも様々な種類がありますが、なるべく生活の中でよく利用するお店やサービスで使えるカードを選ぶようにしましょう。
もしよく使うお店やサービスの会社がクレジットカードを発行している場合は、そのカードを選ぶとポイントも貯まりやすくなります。
 

◎一括払いだけを選ぶ

クレジットカード払いだと「リボ払い」や「分割払い」を使って高額な商品に手を出せるようになります。
しかし、この支払方法を選んでしまうとその分金利や手数料が発生してしまい、将来的に家計を圧迫する可能性が高いです。
クレジットカードでの支払いは一括払いだけを選ぶようにしましょう。
どうしても他の支払い方法を選びたい場合は、分割払いなら3回まで、リボ払いは繰り上げ返済を行う前提で計画を立てるようにしましょう。
 

◎限度額を設定する

クレジットカードの中には、利用限度額を自由に設定できる場合もあります。
利用限度額を自分が支払えないほど高い金額に設定してしまえば、金欠に陥りやすいです。
生活費が収まる範囲で限度額を設定しておくと、無駄遣いもしなくなります。

どうしてもクレジットカードを使うのが不安な場合は、デビットカードを利用するのもおすすめです。
デビットカードなら口座から直接引き落とされ、しかも引き落とし日のタイムラグも発生しません。
 

・長期的視点で考えている

お金の使い方がうまい人には、物事を長期的視点で考えられる特徴もあります。
例えば新しく物を購入する場合、1年以上は確実に使うのか、使用頻度は高いか、など費用対効果を考えていきます。
もし費用対効果が高ければ購入しますが、そうでなければ別のもので代用できないか、なども考えることができます。
また、後から経験として活きてくるようなものも、長期的に見ると自分にとって得になる可能性が高いので、お金を使う傾向にあります。
このように、長期的な視点で買うかどうかを判断しているため、お金の使い方もうまくなるのです。
 

■お金の使い方がうまい人が高くても購入するもの

お金の使い方がうまい人は節約できるところにはお金をかけず、逆に使うべきところでメリハリをつけてお金を使っています。
具体的にどのようなものに対してお金をかけているのでしょうか?
 

・経験

お金の使い方がうまい人は、経験にお金をかけている人が多いです。
お金を貯めることも重要ですが、それだけでは人生の楽しみが減ってしまいます。
家族や友人との楽しい時間や、地域の文化などが知れる旅行などにお金をかけることで、自分自身の経験値を伸ばしているのです。
 

・自分を喜ばせてくれるもの

自分を喜ばせてくれるものにもお金を使っています。
例えば、他の人にとっては「浪費」に分類されるものでも、本人にとっては生活に欠かせないものであり、これがないと生きがいを感じられないというものです。
具体的には趣味に使っているもの、自分が大好きだと思うものなどが挙げられます。
自分を喜ばせてくれるものにお金を使うことで、心も満たされるでしょう。
 

・収入を上げるために必要なもの

お金の使い方がうまい人は、節約だけを考えるのではなく収入をアップさせるためにはどうすればいいかも考えています。
特に仕事の効率性が上がるものにはお金をかけています。
例えば仕事に使うノートパソコンは、コストよりも性能を加味しながらどの商品を購入するかを決めます。
また、営業マンであれば取引先からの印象を悪くしないように、スーツや靴などにもお金をかけているのです。
 

・時間の節約ができるサービス

お金の使い方がうまい人は、お金よりも時間の方が重要という認識を持っている傾向にあります。
なぜなら、いくらお金を支払ったところで過ぎていった時間は戻ってこないためです。
時間を重視しているからこそ、時間の節約ができるサービスを活用しています。
例えばスーパーへ買い物に行く時間を減らすためにネットスーパーや宅配サービスを活用します。
送料など、実店舗で買い物をするよりもお金は多少かかってしまいますが、その分家族で過ごす時間などを増やすことも可能です。
 

・特典が多いクレジットカード

お金の使い方がうまい人はクレジットカードを活用していますが、なるべく特典の多いカードを利用しています。
例えば年会費を支払うことで空港のラウンジサービスが使えるようになったり、ポイント還元が通常のカードよりも高利率だったりします。
うまく活用すれば、年会費のかからないクレジットカードよりもお得になるケースもあるでしょう。
 

・健康の維持につながるもの

お金の使い方がうまい人は、健康を維持するための商品やサービスにもお金を惜しまない傾向にあります。
例えば人生のうち約3割の時間を使っていると言われている睡眠は、健康にも大きく影響を与えるものです。
そんな睡眠の質を上げるために、枕やベッドにお金をかける人もいます。
健康を維持することでビジネスでも最大限のパフォーマンスが発揮できるようになりますし、医療費がかからないため余計な出費が減らせます。
 

■お金の使い方が上手になるためのコツ

自分自身のお金の使い方を考えた時、「うまい」とは言えない人もいるでしょう。
しかし、お金の使い方が上手になる方法はあります。
今はまだお金の使い方が下手でも、以下のポイントを日々の生活に取り入れてみましょう。
 

・支出の流れをすべて把握する

お金の使い方が上手になるためには、まず何にどれだけのお金を使っているのか、支出の流れをすべて把握することが重要です。
支出の流れを把握するためにも、まずは1ヶ月家計簿をつけていきましょう。

家計簿は手書きのノートでも良いですし、アプリで管理するのもおすすめです。
自分にとって一番使いやすい方法を選んでください。
家計簿を用意したら、収入と支出を書いていきます。
支出の項目は主に以下のように分類するのが一般的です。

◎食費
◎住居費
◎水道光熱費
◎日用品費
◎被服費
◎医療費
◎交通費
◎教育費
◎その他雑費

お金を使わない日もありますが、引き落としも含めてほとんど毎日お金を使っています。
そのため、家計簿に付けるのが面倒だからと後でまとめてやろうとすると、大変な量になってしまいます。
家計簿に記録することを習慣づけるためにも、お金を使ったらなるべくすぐに記録しておくようにしましょう。
家計簿アプリの中にはレシートを撮影することで項目に反映してくれるものもあります。
どうしても家計簿を記録するのが面倒、時間が取れないという時は、レシート機能が付いた家計簿アプリを活用してみてください。

1ヶ月の支出をすべて書いたら、どこにどれだけお金を使っているのかが見えてきます。
どの支出項目ならもう少し出費を抑えられるのかを検討し、次の月で改善していきましょう。
これを繰り返していけば、気付けば予算内でお金を使えるようになっているはずです。
 

・予算を決める

家計簿で収入と支出を記録していくことはもちろん大切ですが、ただ試算があっていれば良いというものでもありません。
ここで確認したいのが、家計簿をつける本当の目的です。
家計簿をつける目的は、予算管理にあります。
何にお金を使っているのかがわかるようになってきたら、どれくらいの予算があれば赤字にならないかも見えてくるはずです。
そこで、各項目の予算も設定し、その中でやりくりできるようにしていきましょう。
予算をあらかじめ決めておくと、「予算を超えてしまうから」という理由で衝動的に買うことを防げるようになります。

ただし、大きい買い物をする時には注意が必要です。
大きい買い物をしてしまうと、どうしても予算を超えてしまいます。
しかし、例えば冷蔵庫や洗濯機など生活に絶対必要なものは「買わない」という選択肢は選べないはずです。
そんな時のために、特別費の積立を行っておきましょう。
特別費とは、毎月お金はかからないものの年に数回程度や、2年に1回などで定期的にお金がかかる項目です。
例えば家電が故障した場合の買い替え費用や火災保険、税金、クリスマスやお正月などのイベント費などが挙げられます。
毎月特別費を積み立てておくのも良いですし、予算的に難しければボーナスから賄うのもおすすめです。
特別費の項目を作ることで、毎月の支出項目も予算がオーバーすることを防げます。
大きな買い物で予算がオーバーするとやる気も削がれてしまうため、ぜひ特別費の項目を作っておきましょう。


今回は、お金の使い方がうまい人の特徴についてご紹介してきました。
お金の使い方がうまい人は自分にとって何が大切かを明確に持っており、将来にも役立つものを買うよう心掛けています。
一方、お金の使い方が下手な人は今欲しいからという理由や、単に安いからといった理由で商品を購入することも多く、結果的に浪費につながってしまうケースも少なくありません。
そのため、お金の使い方をうまくするためには、まず家計簿をつけて支出の流れを把握し、各項目の予算を設定してその中でやりくりするところから始めてみましょう。
家計簿をつけて予算管理を行っていくことで、自分はどこにお金をかけたいのか、何の項目はお金を使わなくても良いのかがわかるようになり、お金の使い方もうまくなってくるはずです。