相談されやすいっていいこと?相談されやすい人・相談されにくい人の特徴を解説! | トータル・トレンド ~まことのブログ~

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よく相談される人=人から信頼されている、頼りにされているといったイメージをお持ちの方も多いと思います。
しかし、周囲から相談されやすい人もいれば、相談されにくい人もいるものです。
両者にはいったいどのような違いがあるのでしょうか?
そこで今回は、相談されやすい人・相談されにくい人の特徴をご紹介します。
あわせて、相談されやすい人が気を付けるべき注意点もお伝えするので、普段から相談されやすい人はもちろん、もっと周りから相談されるようになりたい、頼りにされたいと考えている方は、ぜひ最後までお読みください。
 

■“相談されやすい人”によく見られる8つの特徴

人から相談されやすい人にはどのような特徴があるのでしょうか。
よく見られる共通点をご紹介します。
 

・話しかけやすい雰囲気を持っている

相談されやすい人は、総じて話しかけやすい雰囲気を持っています。
同じことをしていても、話しかけやすい人、話しかけにくい人がいると感じたことはないでしょうか。
例えば、仕事などでわからないことがあり、誰かに確認しなければならない場合、「聞きにくいなぁ」と感じる人もいれば、「○○さんに聞いてみよう」と思える人もいるはずです。
誰に聞こうか迷った時に、すぐに頭に思い浮かぶ人は、話しかけやすい雰囲気を持っていると考えられます。
これは、その人の普段の言動や空気感からくる部分が大きいです。
 

・相手の話を聞くのが上手

相談されやすい人は、相手の話を聞くのがうまいのも特徴の1つです。
人は時に自分1人では抱えきれず、とにかく誰かに話しを聞いてほしいと感じることもあります。
そんな時に相手にも都合があるとはいえ、適当なリアクションをされたり、迷惑そうな雰囲気を出されたりしたら傷ついてしまうものです。
しかし、相談されやすい人は、自分の状況がどうであれ、相手が話している時は真剣に聞いてくれます。
その上で「うんうん、そうだよね」「なるほど!」など相槌を打ってくれるので、話をするだけでも心が軽くなるのを感じられるのです。
 

・共感性が高く、相手に優しく寄り添える

相談されやすい人は、共感力が高く相手に優しく寄り添った対応ができるのも特徴の1つです。
大抵の人は、「自分だったらこうするのに」「自分はこう思う」など、自分の主観を軸に考えながら話を聞きます。
そのため、アドバイスも相手の状況ではなく、自分の主観が基になるため、必ずしも相手に寄り添っているとはいえず、相談した側も「そうじゃないのに…」と感じてしまいやすいです。
一方、相談されやすい人は、相手の立場に立って話を聞き、状況を把握できます。
そのため、相談する人は「この人は私のことをわかってくれる」「ちゃんと話を聞いてくれる」と感じることができるのです。
 

・的確なアドバイスをくれる

相談されやすい人は、ただ話を聞くだけでなく、アドバイスが的確なのも特徴として挙げられます。
大抵の人は、相談された時、自分の主観をもとにアドバイスします。
もちろん、本人は真剣にしているのですが、それが必ずしも相手の状況に即しているかといえば、残念ながらそうではありません。
また、無責任なことをいって責任を取りたくないとの思いから、適当に話を合わせたり、リアクションしたりといった人も少なくなく、相談者は自分の求める答えではないと感じてしまいがちです。
しかし、相談されやすい人は、共感しつつも相談者の立場に立って冷静にどうすれば良いのか、解決策を考えます。
時には、問題点や改善すべき点もしっかり指摘してくれるので、相談者は安心して話せるのです。
 

・嘘をつかない

相談されやすい人は、その場しのぎの嘘をつかず、どんな人にも誠実に対応します。
「それって常識では?」と思われるかもしれませんが、人は「責任を負いたくない」「相手を傷つけたくない」といった思いから、その場しのぎの嘘をつくことも珍しくありません。
本心では違うことを思っているのに、相手の顔色をうかがって、意見を変えてしまうのです。
しかし、相談されやすい人はどんな時でも誠実に対応し、相談者のためなら時には厳しい意見も伝えることを厭いません。
一度受けた相談には最後まで責任を持って対応してくれるため、信頼できると感じることでき、相談したいと思うのです。
 

・周囲への気配りが上手

相談されやすい人に共通する最も特徴的な部分といえるのが、周囲への気配りが上手な点です。
相談されやすい人の多くは、常に周りに気を配り、自分から挨拶したり、話しかけたりと積極的にコミュニケーションを取っています。
だからこそ周りの人も話しかけやすいと感じることができるのでしょう。
ちょっとした挨拶から、悩み事を相談しやすい雰囲気を持っているのも、気配り上手な人ならではの特徴です。
 

・心が広い

相談されやすい人は心が広く、器が大きいのも特徴の1つです。
人の悩みを聞いて受け止めるには、心の余裕が必要です。
心に余裕がない状態では、相手の悩みを聞くことでイライラしたり、負担に感じたりしてしまい、ひどい場合は自分の心が病んでしまうケースもあります。
そのため、そもそも心が広く、精神的器が大きくないと、人の相談を受け止めるのは難しいのです。
 

・洞察力が鋭い

相談されやすい人は、洞察力が鋭いといった特徴もあります。
洞察力とは物事の本質を見抜く力のことで、人や物事を深く観察することで、普段との違いや、今相手が何を考えているのかを察する能力を指します。
相談されやすい人は、普段から無意識のうちに、周囲の人の行動や感情を観察しています。
そして、いつもと違うと感じた時は、声をかけるなどの対応をしているので、自然と相談されることも多くなります。
 

■“相談されにくい人”によく見られる3つの特徴

相談されやすい人がいる一方で、相談されにくい人というのも存在します。
相談されにくい人にはいったいどのような特徴があるのか、見ていきましょう。
 

・相手の話を否定する

相談されにくい人には、相手の話を否定してばかりという特徴があります。
「それは違うよ」「それはおかしい」「その考え方は間違っている」など、例え相手のためを思って言っていることであっても、相談した側は傷ついてしまいます。
また、否定ばかりされていると「この人に相談をするのはやめよう」と考えるため、以降相談されることはなくなります。
 

・アドバイスが主観的

主観的なアドバイスが多い人も相談相手には選ばれにくいです。
相手が相談してくれたことに対し、「私なら~」「私だったらこうする」など、全て自分の意見や話にすり替えていませんか?
いつのまにか自分語りになっている人も同様です。
経験談として話を聞かせてくれるのはありがたいことですが、状況が違うのにあたかも正論のように話をされると、聞いている方は疲れてしまうものです。
せっかく相談するなら客観的な意見だったり、状況に合ったアドバイスをしてくれたりする人を求める傾向にあるため、主観的なアドバイスをする人は相談相手としては避けられてしまうようです。
 

・すぐ自分の話につなげる

すぐに会話の主導権を奪い、自分の話につなげるのも相談されにくい人の特徴です。
人の話を聞いている時、「わかるよ~!私もさ~」「私なんてもっとひどくて~」など、すぐに自分の話につなげていませんか。
このような人を会話泥棒といい、リアルの世界では避けられる傾向にあります。
人は相談をする時、とにかく自分の話を聞いてほしいと考えています。
今ある悩みを吐き出したい、聞いてほしいと思っているのに、いつのまにか話をすり替えられていたら、相談する気も無くなってしまうものです。
相談者の話を聞き、共感するのは良いですが、話の腰を折らず、最後まで聞くことが大切です。
 

■“相談されやすい”はいいことばかりじゃない!?気を付けるべき3つの注意点

聞き上手の気配り上手など、コミュニケーション能力が高く、人から信頼されることも多い“相談されやすい人”ですが、人との関わりが増える分、トラブルに巻き込まれるリスクがあります。
ここでは、“相談されやすい人”が気を付けるべきポイントを解説します。
 

・都合よく利用される可能性がある

相談されやすい人は、「悩んでいる人の力になりたい」「相手のために何かしてあげたい」と考えることが多いのですが、中にはその気持ちを悪用し、都合よく利用されることがあります。
例えば、相談を受けていたはずが、いつの間にか面倒なトラブルの対応をさせられていた、仕事を押し付けられたなどです。
人は辛い時、悩んでいる時、どうしても面倒な事柄から逃げようとしてしまいます。
「相手のために何かしてあげたい」「力になってあげたい」といった気持ちが強すぎると、意図せず損な役回りを押し付けられることがあるため注意が必要です。
相談を受ける時は、あくまでも「話を聞く」「必要に応じてアドバイスをする」という立場から外れないよう意識しましょう。
悩みに対し、アクションを取るのはあなたではなく、相談者です。
相談者が何をすれば良いのかを伝えても納得しない場合は、「これ以上できることはない」と意志を明確に伝えることも大切です。
 

・自分のことが後回しになってしまう

相談されやすい人は、相談に対し真摯に対応するため、ついつい自分のことを後回しにしてしまいがちです。
もちろん相手に対し真剣に向き合うことは大切ですが、自分のことが疎かになっていないか、気を付けることも重要です。
例えば、何度も相談を受けることで、仕事が終わらず残業になったり、プライベートの時間が確保できなかったりと自分を犠牲にしている場合、お人好しを通り過ぎて、偽善者に思われてしまうこともあります。
人のために自分の時間を割いているのに、そのように思われてしまうのは本意ではないはずです。
やるべきことがある時は、相手に事情を話すなどしてしっかり自分の時間が確保できるように工夫すると良いでしょう。
 

・精神的に疲れてしまう

人の相談に乗るという行為は、人の悩みを受け止めることであり、真摯に向き合うほど精神もすり減り、疲れを感じてしまうものです。
たまになら問題なくても、相談を受ける回数や頻度が増えるほど心身への負担も大きくなるでしょう。
相談されやすい人は、仕事や人間関係、恋愛などどんな悩みも真剣に聞く傾向にありますが、時には聞き流すことも大切です。
特に、相手の話が相談ではなく、愚痴だった場合、真面目に対応する必要はありません。
相手はただ不満を吐き出したいだけで、アドバイスや答えを求めているわけではないからです。
真剣に話を聞いても疲れが増すだけなので、まともに取り合うのではなく、適当に聞き流すことをおすすめします。
 

■相談されやすい人にはメリットもある!相談されやすいという魅力を大切にしよう!

都合よく利用されたり、精神的に疲れてしまったりする可能性があるなんて、相談されやすいことはあまり良いことではないと感じる人もいるかもしれません。
しかし、相談されやすい人には、人が集まりやすいです。
人が集まるとどうなるかといえば、情報が集まります。
情報は、人生を円滑に生きていく上で欠かせないものです。
例えば、「○○さんは何度も同じことを聞かれると怒りやすい」という情報を知っている場合、何度も同じことを聞かなくても良いように、メモを徹底したり、要点をまとめて質問したりと工夫できます。
情報があって困ることはありません。
相談されやすいのはメリットであり、仕事に活かせることも多いです。
相談されにくいと悩んでいる人は、今回紹介した内容を参考に、自分の行動や言動に当てはまるものはないか、チェックしてみてください。


■まとめ

今回は、相談されやすい人・相談されにくい人の特徴をはじめ、気をつけるべき注意点をご紹介しました。
相談されやすい人には、以下のような特徴があります。

◎話しかけやすい雰囲気を持っている
◎相手の話を聞くのが上手
◎共感性が高く、相手に優しく寄り添える
◎的確なアドバイスをくれる
◎嘘をつかない
◎周囲への気配りが上手
◎心が広い
◎洞察力が鋭い

時に都合よく利用されたり、自分のことが後回しになってしまったりすることもあるため注意が必要ですが、相談されやすい人は相手を思いやることができる人であり、その優しさは人としての魅力につながります。
相談されることが少ないと感じている人は、相談されやすい人の特徴を真似することから始めてみてはいかがでしょうか?