皆さん、お久しぶりです。
すっかり寒くなってきまして、この記事を書き始めた時点でも朝は息が白くなる寒さですが、日射取得のお陰で家の中はまだ無暖房でも20℃を下回っていません
(11/8頃の話です)
今はくらい。
日によりますが最高気温も段々と下がってきて天気の悪い日は室温も上がらず、室内も18℃後半くらいまで冷え込む事もありました。今日なんかは朝でも20℃以上ありましたが・・・。
明日自宅に帰ったら、無暖房チャレンジを終了して床下エアコンを稼働したいと思います。
12月から節電チャレンジ(前年より3%節電すると月1,000円もらえる?)も始まるのですが、無理するのも違う気がするし、そもそも普段から節電してると言うことで
断熱に予算を割いていて良かったなぁと思う今日この頃です
生活必需品も含めて諸々が値上がりしていますが、電気料金も今後さらに上昇していく見通し、若干円高になってきたので150円とかに再上昇する事なく、徐々に落ち着いていってほしいもんですね。
久しぶりなのに長文で、またまたまた電気代の話ってのもアレなんですが・・・
書く意欲が何とか湧いたのがコレでして
我が家の電気料金プランはオール電化のもので夜間帯に電気を使う事でお得になるプランでした。
勝手に名前を出したりリンクを貼ったりしますが、masuraoticさんやオカピさんがオール電化の料金プランより従量電灯プランの方が安くなるケースがあるとブログに書かれていたので、自分もそれに乗っかってシミュレーションしてみました。
重要なキーワードは 燃料費調整額
この燃料費調整額が、去年の12月請求分では 1kWhあたり1.05円だったものが、今年の11月請求分では1kWhあたり13.11円。
実に13倍になっています
月に100kWhの電力を使っていたとすると去年の11月は燃料費調整額が105円でしたが、今年は1,311円にもなる訳です。
それが12月請求分では1kWhあたり14.36円とさらに上がると・・・
そんな燃料費調整額ですが、従量電灯のプランだと上限が1kWhあたり3.19円と決まっていて、この上限金額を変更するには国の承認がいるんですって
という事で、ここからは今月請求された10月分の消費電力でオール電化プランと従量電灯での金額を比べてみました。
詳細が気になる方は画像を開いて頂ければと思いますが、
実際に支払うことになったオール電化プランの請求金額が6,364円。
もし10月利用分を従量電灯のプランにしていたら支払い額はわずか3,892円でした
オール電化プランには使用量に関係なく基本料金があるので、消費電力が少ないと従量電灯の方がさらにメリットが出てくるのは盲点でした
去年の電力使用量をベースにシミュレーションをしてオール電化のプランと比較すると、消費電力の多い冬の方が従量電灯にする金額的メリットは減るんですが、それでも燃料費調整額が相当安くならない限りは従量電灯の方が安くなるようです。
そんな衝撃のシミュレーション結果を受け、私もオール電化プランから従量電灯プランへの変更を中国電力へ依頼しました。
料金プランはネットから変えられるんですが、「従量電灯への変更はサービスセンターに電話をして下さい」となっていました。
なぜだろう?
面倒ですが電話をしました。
(10月下旬の話です。)
(電話の窓口の人)
オール電化住宅にお住まいで、オール電化用のプランから従量電灯プランへ変更したいんですか?
エコキュートとかありますよね?
夜間帯に安くなるプランを設けているので、オール電化用のプランを基本的にオススメしているんですが・・・
変更したい理由があるんですか?
などと聞かれるので、
私
燃料費調整額が高騰しているので計算すると従量電灯の方が安くなるので。
えっ?
どれくらい安くなりましたか?
今の時期で月に2,000円以上、燃料費調整額が今より上がれば冬でも月1,000円以上は安かったです。
そうなんですね・・・。
でもオール電化プランですと、夜間の安い時間帯にエコキュートを沸かせますし・・・。
イヤ、計算した言うとるがな(心の声)
(実際の声)
太陽光もありますし、エコキュートも夜間帯に設定するより日中に自家消費した方がメリットあります。
我が家は無料太陽光(貸し屋根)なので自家消費分はレネックス電力に支払う必要があるのですが、一番安いはずの夜間帯の料金でも再エネ賦課金と高騰した燃料費調整額を足すと、自家消費してレネックス電力に支払う単価の方が安くなっています。
(面倒だからこの話はしていません)
なるほど・・・。
一旦確認しますので少々お待ち下さい。
(数分後)
基本的にやはりオール電化の方にはオール電化のプランをオススメしていますし、料金プランを従量電灯に変更すると1年間は変えられないので冷静なご判断をと思っております。
どうしても変更したいと仰っしゃられるなら、担当の者から一度お電話をさせて頂いて、それでも変更したいとなればお手続きをさせて頂く形でもよろしいでしょうか?
それは担当の人と話をしないとプラン変更は出来ないのでしょうか?
いえ、担当と話をしなくても変更自体はこの電話で承ることも出来ます
でしたら、従量電灯に変えると1年間はプランを戻せないというリスクを承知した上でこの電話で従量電灯に変更するという手続をしたいです。出来るだけ早く従量電灯に変更したいので。
・・・わかりました。
プランの変更自体は、早くて11月3日頃にある次の検針日から従量電灯プランに変更が出来ます。
では金額が高くなるリスクなど承知の上との事ですので、従量電灯プランに変更させて頂きます。
一応社内で担当の者と話をして、もしお客様にとって重要となるお話があれば担当より電話させて下さい。
プラン変更は11月利用分から適用されるという認識で、何かあればプランが変わる検針日より前に電話がかかってくるかもしれないという事でいいですか?
はい、そうです。
電話でのプラン変更はこんな内容でした。
声を荒げるような話ではなかったですが、時間が結構かかりました。
プラン変更を渋られる感じ・・・伝わりますでしょうか?
その後、検針日を過ぎてから、担当だという方から電話がありました
えっ?
もうプラン変わってるんじゃないの?
と思いながら話をしました。
端折って書きますけど、最初のうちは本当に良いんですか?
とか言っていて、同じこと言わなアカンの?と思いましたが、それは最初だけで有用なお話を教えていただきました
・今現在(11/5くらいだったかな?)、従量電灯の上限を撤廃すべく今月中に国に申請する準備中。
・国に申請を出してから、どれくらいで承認されるか、または承認されないかは現状わからない。
・来年4/1から、申請が承認される前提で従量電灯も燃料費調整の上限が撤廃された新料金プランとなるよう社内で検討している。
要点としてはこれくらいでしょうか。
検針日を過ぎてからの電話でしたが、希望されるなら検針日に遡って従量電灯プランを適用すると言っていたので、改めてお願いして、今月の利用分(12月支払い分)から従量電灯になりました
恐らくですが他の大手電力会社も同様の動きをしていると思うので、申請が承認されるなら来年3/31までは従量電灯プランの恩恵を受けられるかと思います。
※この記事にあるシミュレーション結果の画像や話の内容は中国電力です。各地の大手電力会社によって単価は異なりますが、ある程度は参考にはなるかなと思います。
従量電灯プランに変更した後、1年戻せないのは中国電力以外でも同じでしょうか
このままグイグイ円高になれば燃料費調整額も下がるかもだし、4/1以降、燃料費調整額が従来のオール電化プラント同じになったら、本当に従量電灯プランに変えて正解だったのか?など
なかなか更新しないけど一応レビューしていきたいと思っています。
あと料金プランは1年間変えられないって話ですが、MNPみたいに電力会社切り替えて、またすぐ戻る、みたいな手もあるんじゃないかと・・・
約款読んでないし、違約金とかあったらメリットあるか知らんけど