【塾の選び方⑤ 小学生(非受験】
<塾選びシリーズ①~⑩は、本ブログの最下段にリンクがあります!>
*2022年1月12日 新たに加筆しました!
今日は「受験をしない」小学生の塾選びについて書こう。
この層こそが、
「通塾目的」が最も多様だと言える。
①小学校の授業についていけるよう基礎学力UP
②中学・高校に向け、ハイレベルな勉強をしたい
③家庭学習の習慣をつけたい、勉強量を増やしたい
④キラッと光る個性を見つけたい
⑤学びや探究の楽しさを知りたい
・・・以上、ざっと大きな5つの目的を書いたけれど、
もちろん細かく分ければもっと多くなるし、
目的は1つではなくて重複するものでもあるだろう。
だけど、まずはこの中で、
保護者は優先順位をつけてもらいたい。
もちろん、ご両親の願望ではなく、
お子さんの現状と個性に合わせるのが 絶対条件。
➢①ならば、
個人塾や個別指導塾へ。
じっくり個別に基礎を学ぶのが良いだろう。
小学校での算数・国語の基礎学力は、やはり大切だ。
苦手意識や自分はダメだ…なんて思い込みは、
なんとしても早期に拭い去ってあげたい。
もちろん、ご家庭でご両親が見てあげられるならば、それで大丈夫。
➢②③ならば、
高校受験に強い進学塾が候補に入る。
子どもが学校の勉強よりも難しいレベルに興味があり、
全体の順位付けに発奮するタイプなら効果的だ。
また、きっちりやりたいタイプの子なら、
実力テストに向けて計画的に勉強する習慣を身につける
良い環境にもなりうるだろう。
おもしろい要素(先生も)・しかけが多い塾が良い。
少子化が進む中で、どの塾も同じような商材を提供しているために競合が多く、
「無料」や「割引」の講習や授業を提供している。
特に、季節講習時には 値引きや特典をつけて、(無料もよく見かけるね)
生徒を繋ぎとめようと手厚くフォローしてくれるかもしれないので、ねらい目だろう。
このような生徒に最適!
・理解力の高い器用な子
・人見知りせずに発言ができる子
・高いレベルの高校に行きたがっている小5、小6生
➢それらが合致する生徒なら、このような塾が おススメ!
・中学のように、年5回ほど 実力テストが実施される
そのたびに、範囲表が配布されて、テスト後に順位が発表される
・中学部のクラスが1クラス15名までで 必ず2クラス以上の編成になっていること
そのまま中学部に上がることになるだろうから、実はこれが結構大切!
中学部が弱い(実績が弱い・集客力がない)ようでは、
せっかくの器用で好奇心のある生徒を引き上げられないから。
➢➢塾の選び方⑥ 中学生<中1・中2>賢い親の進学塾「利用」法 もご参考に ^ ^
➢④⑤なら、
勉強以外の様々な習い事に通うというのが定番だった。
しかし、それだと趣味にはなるけれど
発展的な学びにはなりにくい。
それを全日制の学校にしたのが、和歌山の
きのくに子どもの村学園のような『オルタナティブ・スクール』だ。
種類は様々だが、このような従来の日本公教育の常識を変えた学校は、
全国に増えてきている。僕も奈良に創りたいと言い続けている。
(※オルタナティブ・スクールについては後日紹介)
僕は週1の塾で、そんな要素を取り入れられないかと考え、
今の塾を自宅に創った。まだまだ試行錯誤中だが、
その子の個性や才能を引き出す授業、公教育の一斉授業では
できないその子の「好きなこと」を探究や学びに変える、
そんな時間を創り出そうとしている。
僕の塾には、①~⑤全ての目的のご家庭が来てくださっているが、
小学生の場合は、その多くが ①④⑤を目的とされて 選んでくださっている。
目的や現状によって、私の塾がその子にとって最適では無いかもしれないと思った場合は、
はっきりと、他の進学塾や 家庭学習をお薦めすることも 少なくはない。
だから最初に、目的を聴いているのだ。
では、今日はこのへんで。
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この10本で『幼児~高校生まで』の
学習習慣・塾選びの重要点が『合計20分』で分かっちゃう!?
好評をいただいた 教育コンサルタント「とと先生」流 『塾の選び方』
塾の選び方② 中学受験編
塾の選び方③ 小学生<中学受験 その2>
塾の選び方④ 小学生編(某塾で本当にあった怖い話)
塾の選び方⑤ 小学生<非受験の場合>
塾の選び方⑥ 中学生<中1・中2>賢い親の進学塾「利用」法
塾の選び方⑦:質問『小学生の家庭学習習慣どうやって?』
塾の選び方⑧ 中学生編(進学塾のタイミング)
塾の選び方⑨:高校生<内部進学編>
塾の選び方⑩最終回<高校生 後編>
➡ ➡ 親子と未来を創る塾『創』 (小3~中3 @奈良市)
ひっそりとですが(笑)… 新年度入塾生を募集しております。