![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240407/18/masmoso/b5/e7/p/o0442043815422744964.png?caw=800)
ボクワタシの家系は血管詰まりにくいから、マイクロプラスチック汚染なんか関係ねえや!というアナタ!
前回のブログ記事↓では「ヒトの体内がマイクロプラスチックで汚染されているとタバコ毎日35本以上に相当する有害性がある」ことと、「あなたがその超絶有害性を避けられる方法」のエビデンス書きました。
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このエビデンスの通り、ヒト体内のマイクロプラスチックは血管詰まる確率を4.53倍にします。
なので、あなたの家系が血管詰まったりボケたりしやすい家系であれば超絶脅威となるが、あなたの家系が血管詰まったりボケたりしにくい家系であれば「マイクロプラスチック汚染なんかボクワタシには関係ねえや!」と思うかもしれません。
しかーし!
甘いぜ、アンタ! 甘すぎる! ハヤシの王子様かよ!
マイクロプラスチックとはちょっとずれるが、この論文↓を見てくれ。
EClinicalMedicine . 2022 Apr 28:48:101424.
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この論文は、「座っている時間が1日6時間以上の人が1日2時間以下しか座らな
偏頭痛リスクがマイナス22%、
リウマチリスクがマイナス17%、
肺気腫リスクがマイナス14.9%、
慢性肝臓病リスクがマイナス13.8%、
糖尿病リスクがマイナス12.1%、
うつ病リスクがマイナス11.9%、
慢性腎臓病リスクがマイナス11.1%、
喘息リスクがマイナス10.8%、
甲状腺障害リスクがマイナス7.1%、
痛風リスクがマイナス5.9%、
大腸憩室リスクがマイナス5.8%、
冠動脈疾患リスクがマイナス3.7%になる」
というエビデンスです。
座っている時間が長いと発ガン率が12%上がる(Cancer Sci . 2020 Mar;111(3):974-984.)というエビデンスはもうすでにみんな知ってると思う。
つまり、座位時間の長さは発ガンのリスクになることはあなたも知っています。
しかし、座位時間の長さが上記のリストのような心身のあらゆる部位の疾患リスクを上げることはさすがに知らなかったのでは?
↑このリスクリストを挙げて示したかったのは、「ある一つの疾患のリスクを増加させる悪玉因子は、その他のあらゆる心身の疾患リスクを同様に増加させる傾向が一般的にある」ということ。
つまり、あなたがもし血管詰まりにくい家系であっても、「マイクロプラスチックなんか怖くないさ!」という姿勢は激ヤバということ。
これもちょっとマイクロプラスチックの話とはずれるが、この論文↓を見てくれ。
JAMA health forum. 2024 Mar 01;5(3);e235445.
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この論文のミソとなるグラフはこちら↓。
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これは「収入の大小と腎機能が超絶高スピードで悪化するリスクの大小は、完全に反比例する」というエビデンスです。
↑この「低収入であればあるほど、超絶高スピードで腎機能悪化するリスクが超絶増大する」というエビデンスは、糖尿病による影響と蛋白尿による影響を除外して得られたエビデンスです。
腎機能が悪化する三大原因は、1位糖尿病、2位糸球体腎炎、3位原因不明(腎硬化症)です。
そして、うちのクリニックに勤務開始以降10年間で透析導入者2人に抑えて、原因不明の腎障害治しまくっている↓僕の経験では、「原因不明の腎障害の原因のほとんどは有害な化学物質が原因」です。
さて、勘の鋭いあなたは、そろそろ僕が今回のブログで何を言いたいのか分かってきたでしょう。
そうです。
前回のブログ記事↓に書いた通り、マイクロプラスチックのヒト体内汚染は不自然な脂溶性有機化合物の体内汚染の程度と相関します。
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この過去ブログのエビデンスと上記の「カネ無えヤツは有害な化学物質に体内汚染されやすく、カネが無ければ無いほど超絶その汚染の度合いはひどくなり、腎機能が超絶高スピードで悪化していくリスクが超絶増大する」というエビデンス見たらさ、血管詰まりにくい家系のあなたでも心身の疾患リスクを超絶増大させないためにマイクロプラスチックをできるだけ避けることは非常に理にかなっていることになります。
これまでの医学エビデンスを全てまとめると、あなたがこのような心身の病気の超絶リスクを避けるために必要なのは、カネです。
あなたの心身の病気の超絶リスクを避けるためのゼニ対策は↓こちらの過去ブログ記事をご参照ください。
今日も一見トンデモ医学の破戒僧医学情報書いてスッキリしたぜ。
これからもこのブログ読んで、どんどん超絶疾患リスクを避けてくれよな!