渋谷系でいこう! | ボーカロイド制作日記 by mash01(おっホイP)

ボーカロイド制作日記 by mash01(おっホイP)

弱小ボカロPであるmash01(おっホイP)のボカロ曲制作日記。
曲の制作状況や解説、ときどき愚痴や毒。

今年の超ボーマスは、私自身は不参加ですが、私が参加したコンピレーションアルバムが頒布されます。

『SWEET POP GENERATION』
2022.4.29 ニコニコ超会議内 超ボーマス (幕張メッセ) B17「ボカロ丼」にて頒布。
◆特設サイト http://info.vocalodon.net/special/compi2022spring/
◆クロスフェード


私は「worldiskaleidoscope」のリメイクで参加。
こちらの動画も先程アップしました。


アルバムのコンセプトは「渋谷系」。
リアルタイムの世代ではあるのだけど、ピチカート・ファイヴくらいしか聴いてなかったな。
まずは聴いてみよう ということで、フリッパーズ・ギターの「カメラ・トーク」と「ヘッド博士の世界塔」を聴いてみました。

よけいわからなくなりました。

「カメラ・トーク」と「ヘッド博士~」が全然雰囲気違うし。
アルバム内でもいろんなタイプの曲があるし。

でも「カメラ・トーク」と、ピチカート・ファイヴの「ボサ・ノヴァ2001」は小山田圭吾プロデュースということもあってか、なんとなくの共通点が感じられなくもない。
そこで、この2作をベンチマークに分析してみました。

・ポップな曲調
・力をこめない歌い方
・性格の悪い歌詞
・ギターはアコギかクリーントーン
・ボサノヴァなどのラテンやジャズの雰囲気あり
・ブラスを多用
・パーカッションを多用
・ナレーションっぽいSEを多用

「worldiskaleidoscope」はブリット・ポップ全盛時代に作った曲が元になっているので、ディストーション・ギターがガンガン鳴るアレンジでしたが、これが一番渋谷系に近くなりそうだなと思って、上記分析に従ってリメイクしました(形から入る人)。

コンピ主催から最終チェック用として届いたアルバム音源を聴いてびっくり。
みんなオシャレ! スタイリッシュ! カッコイイ!
俺の曲が一番ダサくね? 渋谷から遠くね? 千葉県から出てなくね?

まあ・・・できてしまったものは仕方ない。
皆さん、ぜひこのアルバムを買って、俺以外のステキな曲たちをご堪能ください。