12/24 おはクラ放送後の呟き | マーシー山本教授のゆるゆるクラシック日記

マーシー山本教授のゆるゆるクラシック日記

マーシー山本のお仕事の報告やクラシック音楽の豆知識をお届けします。

今回はヘンゼルとグレーテルを作曲した

エンゲルベルト・フンパーディング

について語ります。


1854年生まれで1921年に没した

ドイツの作曲家です。

 

18歳

ケルン音楽大学に入学

22歳

奨学金でミュンヘンでの作曲の勉強、

25歳

メンデルスゾーン基金でイタリア留学、

ナポリでワーグナー に出会い弟子入り。

パイロイトで楽劇「パルジファル」の

上演を補佐します。

 

そして再び学資金を得て、

イタリア、フランス、スペインを旅行し、

2年間バルセロナのリセウ高等音楽院で

教鞭をとりました。

 

33歳

ケルンに戻る

36歳

フランクフルト・ホーホ音楽院の教授に就任。

 

そして、フンパーディンクの合唱曲や

管弦楽曲が流行り始めます。

 

46歳

ベルリンへ。

マイスターシューレ(バイエルン州の都市)で

作曲教授に任命。

 

意外に幸せな音楽生活だったみたいです。
今でも上演される唯一の楽曲が

「ヘンゼルとグレーテル」です。

典型的な一発屋の作曲家です。


PS.

このオペラの中に出てくるアリア

「小人がひっそり森に立っている」は

ヤマハ音楽教室のCMで使われています。

ドレミファソーラファ.ミレドと歌われています。

 

今回の動画

https://youtu.be/yThgqu6B1cs