NO BOOKS NO LIFE -読書の時間―  -14ページ目

東京スカイツリー 15 [2010年6月5日]

2010年6月5日


NO BOOKS NO LIFE -読書の時間― 

東武線踏み切りから見る東京スカイツリー。


手前の列車には、SKY TREE TRAINの文字が見えます。


400mを越えたかなと思って来てみましたが、この日の高さはまだ398mでした。



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京成橋に来るころには、ちょうど夕日が沈む時刻になっていました。


少し前には、夕日はスカイツリーの背後に隠れていましたが、


夏が近づくにつれ、右側(北の方角)へと移動しています。



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雲に日が沈む直前の東京スカイツリー。


このあたりはもう亀戸です。

猫時間14 [影武者]

17:54


NO BOOKS NO LIFE -読書の時間― 


黒子の黒子も


また黒子

56.東野圭吾:新参者

下町人形町界隈を舞台に


刑事加賀恭一郎が


縦横無尽の活躍を見せる


ミステリーを越えたミステリー


これはまぎれもなく


東野圭吾の最高傑作の一つである


新参者/東野 圭吾
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最高傑作の一つと控えめな書き方をしたのは、東野圭吾の作品をすべて読んでいるわけではないからです。


ガリレオシリーズはすべて読んでいるものの、映画化された「手紙」、TV化された「流星の絆」などを含めて、13冊しか読んでいないので、残りの数十冊の中にはさらなる傑作が潜んでいる可能性も高いです。


それでもミステリーを越えたミステリーとして、この作品が得がたい魅力を持っていて、謎がすべて解かれた後でも、もう一度読み返したくなる衝動を禁じえないのはなぜでしょうか。


それはこの作品が、直接事件の謎に関わらない登場人物の生活の隅々まで生き生きと描き出している点にあります。


物語、とりわけミステリーが成立するためには、多くの白い糸の中に、黒い糸をまじえる必要があります。


善意と幸福に満ちた白い糸の中に、黒い糸をまじえることで、怒りや悲しみ、欲望といった人々のネガティブな感情がそれが連鎖して、ドラマティックな展開を呼ぶことになります。


一般的なミステリーの場合には、黒い糸につながる部分にのみ、焦点が置かれ、白い糸の多くは切り捨てられてしまいます。


「新参者」の主人公である加賀恭一郎の周辺では、この白い糸が切り捨てられることなく、一層深くたぐり寄せられることになります。


たとえ、それが事件の解決に直接つながることがなくても、そこに秘密があり、疑問点がある限り、彼はその謎を解き明かそうとしないではいられません。この謎は、よじれた証言、嘘の中にありますが、その奥をたどると当事者たちさえも知らなかった思わぬ善意や愛に発したものであることがわかります。


その度に、読者はほろりとさせられ、うわべは強がった人々の心に秘められた優しさや思いやりといった下町の人情を発見させられることになるのです。


この作品は「第一章 煎餅屋の娘」、「第二章 料亭の小僧」「第三章 瀬戸物屋の嫁」といった章立てを見れば分かる通り、加賀恭一郎が聞き込み捜査を行った先の人間模様を描き出す中で、事件の手がかりを少しずつ集めてゆくという形を取っていますが、一つ一つを人情物の短編のようにも読むことが可能です。


同時に、人形町界隈の一つ一つ店の魅力まで紹介しながら、相互の証言をジグソーパズルのように組み合わせて、最後に事件の全貌をあぶり出してしまう名人芸には誰しも思わず舌を巻かずにはいられないと思います。


著者:東野圭吾 書名:新参者 出版社:講談社 2009年刊


お勧め度:☆☆☆☆★ 90点


ファンの間ではガリレオよりも高い人気を誇る加賀恭一郎ものの第8作目ですが、この主人公の魅力にとりつかれ、思わず他の7作も読んでみたくなること必定です。他の7作とは、「卒業」「眠りの森」「どちらかが彼女を殺した」「悪意」「私が彼を殺した」「嘘をもうひとつだけ」「赤い指」。そこまでの覚悟があれば、必読の一冊と言えるでしょう。

東京スカイツリー14 [2010年5月30日]

2010年5月30日


この日の高さは389m。大きく張り出した第一展望台を越えて、さらに伸び始めました。


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定番のスポット、東武橋から。



NO BOOKS NO LIFE -読書の時間― 

こちらは京成橋から。


お天気がよくないので、本来であれば、完全な逆光になる西向きでも暗く沈みこむことはありません。


NO BOOKS NO LIFE -読書の時間― 

四ツ目通りと、浅草通りが交わる押上の交差点より。


ここからは錦糸町駅のプラットホームまで見通せますが、

近そうでも歩いてみると30分はかかります。

Timeline 9 [5月23日 夜の歌舞伎座]

2010年5月23日


2010年4月に興行終了となった歌舞伎座。


どうなっているか気になって出かけてみました。


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外形は、まだそのままでしたが、周囲はぐるりとフェンスで囲まれていました。


解体された後に立つ建物は、現在の歌舞伎座に29階建ての高層ビルを継ぎ足したような姿になるようです。


http://www.kabuki-za.co.jp/rebuild/about.html