こんにちは、ムーミンです。
通っている大学では、
今週の金曜の授業から
オンラインになります。
大学自体は空いているようです。
詳細はこれから通知されるようですが、
恐らくスカイプを使うのかなと思っています。
飽くまでも予防的な措置としてですね。
既にレジュメとかはオンラインで配布されていますし、
グループ課題もスカイプなどで話ながら
資料をクラウド上にアップするなどの対応をしているので、
特に支障は出ないのかなと思っています。
日本の大学も同じだと思いたいですが、
ムーミンの通っている大学では、
IT 環境がすごいです。
Microsoft Office を始め、
色々なアプリのライセンスを提供してくれていますしね。
ついでにと言っては何ですが、
イギリスの状況をお伝えしたいと思います。
このブログではコロナウイルスについては
極力扱わないようにしていましたが、
こういった状況なので。
街並みは人通りが少ないですね。
先日、セントラルに出たのですが、
全体的に人がまばらでしたね。
特に中国人を見かけませんでした。
ちょっと異様な光景で驚いています。
また、近くのスーパーでは、
トイレットペーパーとパスタが
終始売り切れ状態です。
朝早く行っても、見つけることはできません。
個人的には特に困ってはいないのですが、
社会インフラが根本的に備えるぜい弱性と
サプライチェーンの重要性を
まざまざと見せつけられている気がします。
イギリスでは、
学校や大学を閉鎖することは、
政府としては求めていません。
一方でテレワーク(こちらではWork from Home と言います。)を
推奨しているので、
今回の大学の措置はそれに倣ったものと理解しています。
イギリスでの対応は
批判はあるものの、
ある程度理にかなったものと理解しています。
それは
幾つかの要素が絡まった結果と観ています。
一つは、イギリスでの発症が他国に比べて遅かったために、
他国の事例を踏まえた対応を取ることができたことです。
イギリスでは当初から、
コロナの疑いがある人は病院に行かないで
NHS に電話するよう求めていました。
そして、
NHS への電話も含めて
してはいけないこと、
するべきことの
リストが明確に示されていました。
不謹慎ですが、
面白いのが皆が一斉に手洗いをしだしたことですね。
これまでは(少なくとも男子)トイレで手を洗っている人は少数だったのに、
今ではどこでも除菌ジェルを取り出しています。
最初から手を洗えよと、半ば呆れています。
いずれにせよ、
これらは明らかに
韓国やイタリアの事例を踏まえた対応ですよね。
そしてもう一つは、
NHS の存在が良い方向に働いたことです。
NHS はイギリスでは悪評しか聞いたことがありません。
どちらが鶏でどちらが卵かは分かりませんが、
イギリス国民はインフルエンザなどにかかっても
GP(General Practitioner:地域のお医者さん) に行くことは稀です。
国民性というのか、
GP に行っても
待たされるだけだというのを知っているからなのでしょう。
コロナウイルスの感染が疑われる場合でも、
GP に駆け込まないことで、
院内感染などを避けられたのだと思います。
こういった背景があり、
イタリアのようなアウトブレイクが発生していないのかなと思います。
(今後、発生するかもしれませんが。)
グローバル社会における
こういった未知のウイルスとの戦いでは、
国内で発症させないことはなかなか難しいので、
拡散を遅らせるというのが重要なのだなと痛感しています。
まぁ言うは易しで、
イギリスで効果的な対策を講じたから拡散が遅れたとは、
到底思えないですからね。
なかなか先の見えない状況ですが、
早く社会全体の混乱が落ち着くと良いなと思います。
根絶するのは難しいと思うので、
感染者数が低い範囲で推移している状態になるのが
当面の目標なのかなと思います。
あとはワクチンの開発ですかね。
個人的には、
異国の地で病気にかかるとかなり大変なので、
手洗いを頻繁にするなど
健康に留意して過ごしたいと思います。
皆さんも気を付けていただければと思います。
ではでは。
18/Mar/2020