正直になれ | やせ我慢という美学

やせ我慢という美学

夢はきっと叶う ひとつだけきっと叶う
そのために何もかも失ってかまわない
それほどまでの夢なら叶う
一生にひとつだけ
夢はきっと叶う 命も力も愛も
明日でさえも引き換えにして きっと叶う

※別に偉そうに言う事でもないがここ二日間も働きまくった。

休みの日に働かない、という感覚がない…こんなことを言うとひんしゅくを買うが言う。休みなんか関係なく働くのだ。

事務室を片付けて、要らない書類を捨て、棚と、キャビネットと机の中をきれいにして、年度末の諸課題を一覧にして張り出す。4月からの新しい利用者の受け入れ体勢を考えたり、名札をつくったり、支援計画を整理したり、業務マニュアルの本を読んだりm、自動車修理の保険金請求の書類をつくったり、明日渡す年度末の一時金の手配をしたり・・・。

しかし、しかし、しかし、待てよ・・・こういう状況は決して良くないことだ、という事はわかり切っている。

マツモトの不在はこの職場の機能マヒを引き起こす。いつ死ぬかわからないのにマツモト死後の仕事の中味を誰一人知っていないんだから。結果としてみんなが困る。今の状況は最悪の状況だと言える。

僕はどこかに「マツモトがいなくなると仕事にならない」という状況をわざと作って自分の存在意義を確かめようとしているのかもしれない。

質の悪い執着です。どう考えても間違っている。そうそうに死ぬわけないといきがっているけれど、死はいつも、何の前触れもなく散文的にやってくる。心構えのないところにふらりと。

大事なことは「マツモトがいなくても大丈夫」という状態を早く築くことにある。そんなことに今、これを書きながら気づいた。

 

※世の中、水原一平の賭博とそれに関する大谷の関与がどうのこうので大騒ぎしているが、静かにしてやれよ。単なる個人の不始末だ。我々の生活に何ら変わりない。そんなことより、介護報酬が思いっきり削られたり、この先暗い話題でいっぱいなのにまともにそんなことも取り上げずに、なにしているんだ。

水原一平の件で一つ思う事は正直にしゃべって正直に罪を償おうぜ、ってことぐらい。前言翻してどう贔屓目に見たってなんかウソついている感が凄くにじみ出ているよね。

『オオタニサンは関与がないよね』って巷のすずめが五月蠅いが、そんなこと我々には知る由もない。何とかこの場を逃げ切ろうとせず、全部包み隠さずしゃべるかどうかにオオタニサンのこれからが掛かっている。

たとえすべて失っても取り返しは効く。正直になれ、自分自身に。それだけを願っている。人間としての知性の節度と言い換えてもいい。そういうものをその人から感じると、誤魔化してなんとか無難な着地点を見つけるよりも人間としての品格が上がるんだ。正直者だけが強いんだ。それに勝るものはない。みんな正直に話そうぜ。それだけがこの騒動を救ってくれるはず。