あなた方は、いつになったら、閣僚に対しての、彼らの言葉尻への挙げ足攻撃から離脱できるのでしょうか。
「仲弓、季氏の宰と為り、政を問う。子曰く、有司を先にし、小過を赦し、賢才を挙げよ。曰わく、いずくんぞ賢才を知りて之を挙げん。曰わく、爾の知れる所を挙げよ。爾の知らざる所は、人其れ諸を舎てんや。」『論語』子路篇から
いちいち殺人犯罪行為に至るまでの詳細な内容の繰り返し報道が蔓延る。
これを誰が知りたがるのだろうか。
覗き見的詳細内容を知ることにどのような意味があるのだろうか。
繰り返しの詳細なる警察捜査内容の羅列にどのような意味があるというのだろうか。
犯罪に対する本質的問題・課題の掘り下げなくして、周辺部分的警察捜査内容の情報開示フローにどのような意味があるというのだろうか。
犯罪に対する総国民の覗き見体質の増長とワイドショウ化することにより、社会問題の本質を見失わさせられている。
公共放送と言われる放送局でさえこの報道方法を踏襲していることに、メディアに対する嫌悪感と不快感と吐き気を催す。
われわれは「どんどん愚かな民(馬鹿)」として汚染されていく。
由々しい事態だ。
地元行政の環境担当が、このたび食用油のリサイクルとして「廃食用油の回収」をしてみることになったようだ。
目的は、資源の再利用や河川の水質汚濁防止およびCO2削減を目的として、各家庭から排出される廃食用油を回収するようだ。
予定は、集められた廃食用油を軽油より環境負担が少ないBDF(バイオディーゼル燃料)や粉石けんに再生させ、公用車車両や重機の代替燃料として試験的に利用するようだ。
このコメントの前提は、試みに対することに批判はありません。
行なわないことより行おうとする職務姿勢は認めます。
ただし、なんでも「やれば良い」という職務感覚では、税金投入をする行政事業責任者としての自覚と責任性に社会学的欠落要素があると感じます。
つまり、行政官(公務員)の「思いつき的」な職務遂行姿勢に、無責任体質が漂うからです。
★疑問視点
①目的・予定を立てる必然性はどこにあるのか?-なぜ回収する必要があるのか
つまり、「どのような要因により、『回収する必然』が生じたのか」ということへの分析内容はどのようになっているのか。
回収することによる改善点の具体的イメージと方向性(予定)の提示においては、分析根拠や方向性提示としての数字的背景の有無が必要。
これを以って、「目的」・「予定」の提示となるのではないか。
②市民にとって、どうメリットがあるのか?
③血税を投入してまで、今行なう必然性はどこにあるのか?
漠然とした雰囲気と流行の感覚だけで、「モデル事業」を遂行するなら、なんのための「モデル事業」なのだろう。