今夏オススメする夏映画特集
第三弾のテーマ”冒険”で紹介するのが、
『ザ・ビーチ』です。
本作はレオナルド・ディカプリオ主演の作品で2000年に公開された作品です。ディカプリオがまだ若く、若者たちの好奇心であったり自由や快楽を求めた先に感じる心情を描写しています。本作のこと知らない人も多いのではないでしょうか。賛否両論ありますがディカプリオ出演作品の中でも隠れた傑作だと思うので紹介していきたいと思います。
【あらすじ】
物語はレオナルド・ディカプリオ演じるリチャードが一人旅でタイにやって来たところからはじまります。
安宿を見つけたリチャードは、ホテル内の風通しを良くするために設置していると思われる上の網戸を隣室のロバート・カーライル演じるダフィが突然突き破ってリチャードに話かけてきます。
そして初対面同士であるにも関わらずダフィはリチャードにタイの奥地の存在する「秘密のビーチ」について語りかけます。日常から解放される夢のようなビーチがあることをこと細かく説明します。
半信半疑でダフィの話を聞いていたリチャード、
翌朝ダフィはリチャードに「秘密のビーチ」の地図を残して謎の死を遂げます。
何故ダフィが亡くなったのか判明はされないが、
「秘密のビーチ」の存在が明確され俄然興味が出てきたリチャード。
未知の冒険に出たい気持ちはあるものの、一人で行くには不安が残るため、
隣室に宿泊していたフランス人カップルのヴィルジニー・ルドワイヤン演じるフランソワーズと、ギヨーム・カネ演じるエチエンヌを誘い共に「秘密のビーチ」を探す旅に出ます。
そして島の住人も知らない「秘密のビーチ」を地図を頼りに無事到着します。
そこでは、
ここからこの美しいビーチと共に島で楽しく過ごせることとなった3人。

「秘密のビーチ」に辿り着いた彼ら3人は、楽園も自由も快楽も得ることができましたが、
実はリチャードが「秘密のビーチ」を他の人にバラしてしまったことが原因で、楽園にあった自由と快楽さに歪みが生じ島のコミュニティに変化が起きます。
果たして、
「秘密のビーチ」と呼ばれる楽園は永遠なのでしょうか。
彼ら3人は自由を求めた先に何が待っていたのでしょうか。
というストーリーとなっています。
【見所と注目ポイント】
ディカプリオの演技力には大注目です!
ディカプリオ作品と言えば「タイタニック」やアカデミー賞を受賞した「レヴェナント」などが挙げられますが、本作のディカプリオの演技力もとても好演で、若い時からディカプリオは素晴らしい役者さんだと思わせられます。(好き好きにもよりますが・・・笑)
そんなディカプリオ演じるリチャードは二人の女性と関係を持ちます。
まず一人目がヴィルジニー・ルドワイヤン演じるフランソワーズ。

彼女は冒険を共にしたフランス人カップルでしたが横恋慕に成功し彼女と付き合います。
そして二人目がティルダ・スウィントン演じるサルです。
彼女はコミュニティ創設者の代表者であり、彼女と本土へ買い出しに行き、そこで彼女に誘惑され肉体関係を持つようになります。
ディカプリオのモテモテぶりがまた発揮されている作品でもありますが、
夏の冒険で恋愛は付き物です。
未知の世界へ勇気を持って冒険する男性に女性は魅力的に思うのではないでしょうか?
本作は楽園と自由を求めた先に人間の傲慢さを演出させた要素にミステリーさを持つ作品ではありますが、青春映画の要素も有りとても楽しめます。
冒険するワクワクさ、恋愛するドキドキさに加え、“心の快楽”を求め過ぎたリチャードの心情変化に注目して見てくだい!
興味が出てき方、
良かったら↓の予告編見てみて下さい♪
【まさと的な感想まとめ】
昔からディカプリオって、これぞディカプリオとも言える演技力があったんだと感じさせられました。
本作は満たしても満たしても満たしきれない”現代人の不満”を描いた作品ですので、時代背景は違いますが現代社会で生きる若者にも通ずるとこがあります。
例えば、欲だけを求めてショッピングや旅行にたくさんのお金をかけても、心は満たされないと言うことです。心の充実さ、心の楽園を見つけた先に本当の”楽園”があるのではないでしょうか。
「秘密のビーチ」を舞台に人々の快楽感や傲慢さをリアルに描写された本作はかなりオススメですので是非見てみてほしいです!
![]() | ザ・ビーチ (字幕版) Amazon |
![]() | ザ・ビーチ〈特別編〉 [DVD] 1,024円 Amazon |

よかったら、気軽に読者になってください♪
Instagramもやっているので
是非フォローしてね(^_^)v
●アカウント《masato_movieday》
https://www.instagram.com/masato_movieday/