驚異の音響…オリオン・ミッションNO277 | ヘミシンクピンポンパン

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その打開策になるのではと思って購入したのだが、このメガブレインだったのだが、バカな買い物をしたと思った。残念ながらロリコンヒーラー有吉のヒーリングと同じく、このマシンは全く見事なまでに完璧に、なんの効果もなかった。

(続く)

 

《オリオン・ミッション…驚異の音響NO277》

いま思えば私はこのマシンの使い方を誤っていたのだ。しかし発売元の八幡書店は使用方法についての説明が薄っぺらい、吹けば飛ぶようなパンフレット一枚っきりなのだ。これでは多くの人が私同様、騙されたと思ったはずだ。

 

バイノーラルビートを発生させるマシンというハードではなく、然るべき目標に導くための取り扱い説明書が必要なのだ。八幡書店も、それにこのマシンに飛びつき、たまたま偶然にも素晴らしい効果を得ることのできた、初期の頃のユーザーもそれがわかっていなかったのだ。

 

彼ら一部のオタク的マニアだけが、このメガブレインを扱えたのだ。このマシンを使いこなすには単なる取説以上のものが必要だ。バイノーラルマシンというハードではなく、人を変性意識に導くためのソフトウェア、マニュアルこそが真に重要なのだ。

 

そのソフトこそがヘミシンクの最も重要な核であり、バイノーラルビート自体はロバート・モンロー氏以前の、ずっと古い時代に発見されていた。そのサウンドが人の意識を変容させるということも知られていた。

 

メガブレインで誰もがその驚異の音響を聞くことができる!使ったことのある人なら知っていると思うが、それはピピピピ…という白けた一本調子の打撃音がただひたすら流れるだけというお粗末なマシンで、それだけなのだ。

 

他には何も無い。ゴーグルを被ると光が明滅するが、これはバイノーラルビートと同調させてはいるが、無意味なオモチャでしかない。これが148000円!!なのだ。多くの人がゴーグルの下で自分の顔色が、みるみる青ざめていくのを感じたことだろう。

 

私もまさしくその一人だった。とんだインチキ商品をつかまされたのだ。愕然としてしまった。このマシンで仮にうまく変性意識に入れたとしても、恐らくその意識変容に気づかないだろう。まずはそのことを教えなければならないというのに。

 

そのガイダンスも解説も八幡書店が用意したのは、薄っぺらいパンフレットが一枚だけだった。それでは何も始まらないのだ。ヘミシンクには膨大な山のようなマニュアルとテキストが用意されている。

 

ブレインマシンには音源をユーザーが自由に操作し設定できるという、人の創造性を刺激するような仕掛けがあったが、どこをどのようにいじくり回してもどうにもならなかった。解説もソフトもマニュアルもテキストもない装置は、ただの箱だった。ヘミシンクはマシンではなく、膨大な数のCDソフトを用意したのだ。
 

八幡書店のブレインマシンは、要するに昭和的なノリで開発され、販売されてしまったのだ。あの時代はハードの性能こそがすべてだった。アクアヴィジョンのおかげで、今ではヘミシンクの体験者はたくさんいる。しかしバイノーラルビートをヘミシンクCDの中に、ストレートに聞いた人はどれほどいるだろうか。

 

それは聞こえないように、聞き取れないようにされているのだ。バイノーラルビートがどのようなものなのか、あの頃それを知っている人はいなかった。今ならネットで、ユーチューブで、純生のそのビートを簡単に聞くことができるが、その当時はメガブレインなしには聴けなかった。

(続く)

マサト