ヘミシンクとブレインマシン…オリオン・ミッションNO276 | ヘミシンクピンポンパン

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ヘミシンクと幽体離脱体験記

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マスさんより一足早くモンロー研に乗り込み、このヘミシンクをモノにした、某氏がいたのだが、彼は帰国後とんだ変態野郎へと変容し…それもヘミシンク効果だったのだろうか?…ネットからもスピ界からも書店の笑スピ本の棚からも、跡形もなく消えてしまった。

(続く)

 

《オリオン・ミッション…ヘミシンクとブレインマシンNO276》

その某氏は今どうしているのかと思い検索してみようとしたとき、名前をすっかり忘れていることに気づいた。以前はユーチューブをやっていたのだが、噂もきかなくなった。もう完全に過去の人で、アクアヴィジョンが完全に消える前に、この人は一度も咲くことなく散ってしまったのだ。

 

順番からいけば、日本にヘミシンクを導入する最初の人になったのは彼だった。この人物はマスさんのようなエンジニアでこそなかったが、幸いにもれっきとしたスピリチュアリストだった。ヘミシンクには相応しい人物だったが、男女両性の統合を自ら実践したりして好みの分かれるタイプだった。

 

ヘミシンクをするのにモンロー研のCDだけが必須のツールというわけではない。ヘミシンク以前に、ヘミシンクと同じ原理で作動する、バイノーラルビートを発生させるマシンが一時、流行したことがあったのだ。日本ではヘミシンクより、このマシンの方が先にデビューした。

 

それは特にあの当時のアーティストやミュージシャンからの受けがよかった。彼らはヘミシンクで得られるのと同じ超感覚的ヴィジョンを、このマシンで体験し、それだけでなくそこから創作上のインスピレーションを得ていたようだ。

 

90年代以降生まれの人達には馴染みが薄い…あるいはまったく知らないのかもしれないが、ユーミンというシンガーソングライターがその頃活躍していたのだ。この女性は現在も音楽活動を継続していると思うのだが、どこで何をしているのかは知らない。

 

しかし今はともかく私の世代にとってはビッグアーティストだった。大昔の彼女のアルバムジャケットなどにも、そのマシン、《メガブレイン》のゴーグルをつけ、ヘッドセットを被ったユーミンの写真が大きく描かれていた。

 

メガブレインは1992年、神道関連の書籍の総元締めとも云われる八幡書店から発売された。実に148,000円という馬鹿高い価格にもかかわらず、6,000台も売れたというスピリチュアル界伝説の空前の大ヒット商品となったのだ。

 

そのころヘミシンクが日本でデビューするという可能性はなかったし、私はそれを期待することもなかった。左右脳の脳波を同調させるという音響効果を宣伝するヘミシンクの説明に、私は期待よりも失望を感じていた。

 

そんなもので何かが始まるとは思えなかったのだ。その当時は坂本氏も某氏も足蹴く米国のモンロー研究所に通い詰め、研鑽を積んでいた頃だったのではないだろうか。もちろんそんなことをしている日本人がいることさえ私は知らなかった。

 

 92年というのは、私の幽体離脱が本格的に始まってから、ちょうど1年が経過した時だったが、毎日同じ所にしか行かないとか、すぐに身体に戻ってしまうとかを繰り返し、私はすっかり行き詰まっていた。

 

その打開策になるのではと思って購入したのだが、このメガブレインだったのだが、バカな買い物をしたと思った。残念ながらロリコンヒーラー有吉のヒーリングと同じく、このマシンは全く見事なまでに完璧に、なんの効果もなかった。

(続く)

マサト