Escape R3 改 完成披露! その1でコンポーネントの話をしましたが、シフトワイヤーはOPTISLIKというケーブルがシフトレバーに付属していましたので、そのまま使用しています。
アウターケーシングは付属していなかったため、フレーム色に合わせてホワイトにしました。
下はOH前の姿ですが、アウターは白なのかグレーなのか良く分かりませんね。
ブレーキですが、元がTEKTROのショートアームVブレーキでしたので、BR-R353という製品を選択しています。
シマノのコンパクトVブレーキのお話にも書きましたが、シマノ製のコンパクトVブレーキは2017年時点でSORAグレードのBR-R353と105グレードのBR-R573の二択で、両者の最大の差異はフレーム取付けボルトで、価格差の大半をボルトが占めています。
更に、BR-R573(M70R2)はリムへの攻撃性も大きいという事で、BR-R353(S70T)を選んでいます。
ブレーキ性能に不満が出た時は、ブレーキシューをM70T4に変えようと考えていましたが、これもリム研磨ブレーキシューのようです。
M70T4は、多くのBR-R573ユーザーがM70R2の攻撃性を嫌って換装しているM70CT4の一体型版ですが、M70R2ほどではないにしろ音も合わせて気になるレベルのようなので、余程の事が無い限り現状維持ですね。
ちなみにM70R2が使えるかが、BR-R573とBR-R353との差異だと思われますので、下記と考えて良いと思います。
BR-R353+M70T4 ≒ BR-R573+M70CT4
BR-R353+S70T ≒ BR-R573+S70C
ブレーキレバーにはケーブル類は一切附属されていなかったので、SIL-TECのロードブレーキケーブルセット(アウター:ホワイト)を装着しています。
OHで組み込んで貰ったのは大体ここまで。
ここからは納車後、自分で交換/装着して行きました。
まず、タイヤとホイール。
OH頂いた業者さんからホイール交換を何度も勧められ、タイヤもかなり来てます、と言われたので、交換する事に。
ホイールはシマノのWH-RS010辺りに変えるのが定番だと思いますが、一番走りに直結する部分と言う事で、もう少し奮発してフルクラム レーシング5にしてみました。
フルクラム レーシング5はアルテグラグレードのホイール(WH-6800:絶番)と良く比較されるホイールで、価格は1万円ほど安く、重量は前後で僅か5gという、アルテグラよりちょっと下、105よりちょっと上といった感じのホイールです。
赤のリップルがお洒落です。
タイヤはパナレーサー曰く、最強のアーバンタイヤであるリブモ。
サイズはモビファイプに合わせて700×32Cです。(予備チューブも使い回し出来ますし)
チューブはR'AIRです。
タイヤをホイールに嵌めるのには結構苦労しました。
センターもきちんと出ていました。
勿論スプロケットの脱着も自分でやりました。
タイヤのサイズを変えてしまったので、今までのフェンダーでは収まらなくなってしまい、700×35Cまで対応のSKSのブルーメルスを取付けました。
この手の製品は大体ステーが5~6cm長く、これを切らないと綺麗に装着出来ません。
パイプカッターや金ノコ、ちょっと大き目のペンチを新規購入して何とかカットする事が出来ました。
カットする工具も付属して欲しい所です。
また、一部クリアランスが2,3mmという箇所があり、たまに砂や小石がタイヤとフェンダーに挟まって異音がするトラブル?も発生しています。
とは言うものの、タイヤのセンターとフェンダーのセンターも一致していて、中々良い感じです。
その3に続く