今日はケネディ暗殺の日でもありました | 松村マサル子の日常に訊け!

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役者・松村マサル子の日常で起こったことや感じたことを綴ります

勤労感謝の日。もしかして今年が初めてなンじゃね?勤労感謝を仕事に反映したのって、今までなかったンじゃね?まぁ、1件だけ配送はあったけどね。だけどその後はオフィスでダラダラして、午後イチに帰ってきちゃったし。っていうか、だったらダラダラせずに早よ帰れっての!
カレンダー並びのせいもあるけど、やっぱ人が増えたおかげだね。たかだか1人増えただけだけどさ、ウチみたいな小っちぇぇ会社にとっちゃガチデカいのよ。もっと言えば配送の2人、マジメで信用出来るヤツらだからこそってのがある。マジ、ありがたいし嬉しい。劇団発想の俺だ、やっと理想とするチームっぽくなってきたなって。
その恩恵をありがたく頂戴するぜ、午後からとは言え、今日はのんびりさせてもらうぜ。
ところで今日、勤労感謝の日でありつつも11月23日でもあるワケだ。いやいや、何を当たり前言ってやがるって言わねぇでくれよ。そうじゃなくってさ、タイミングの関係もあるけど、時差もあってアメリカじゃまだ22日だったりするワケさね。でだ、11月22日ったらだよ、そうなンだなぁ、ケネディ暗殺の日でもあるンだなぁ。へぇ~。
なるほど、そういうコトか。だからスカパーのドキュメント系チャンネル、最近はケネディ特集ばっかやってたンだな。まぁ、今日もガンガンやってるワケだけどさ。
あの暗殺事件は俺の生まれる前のコトだし、確か日本初の衛星中継だったンじゃね?ケネディのパレードを放送する予定だったのにああいうコトになって、急遽追悼番組になっちまったっていう。華々しいスタートになるハズが、一転して衝撃的な悲しい放送になったっていう。
今ンなったらね、所謂『ムー』的な事件として扱われるコトになって。だけどそういうのって俺も好きだからねぇ、どうしたって興味惹かれちまうンだよねぇ。ってなワケで、この間録っといたプログラム、暗殺からオズワルドが射殺されるまでを時系列に追ったモノを見たのよ。今フツーに放送してるモノをシカトして。穏やかな小春日和もシカトして。こういう休日の使い方ってどうなンだ?って疑問も持ちながら。

ん~…、なるほどねぇ、リアルタイムだとこンな感じだったンだろうなぁ。
何がしかの動きがあった時、ソレこそ22日の〇〇時□□分みたいなさ、かなり緻密に動きを追った番組だったのね。まさに時系列って感じで。凄げぇリアリティを感じる。何ンつーかさ、不気味な空気感とかショッキングで絶望的なアメリカ国民の感情とか、そういうのがダイレクトに伝わってくるのね。コレはなかなかの作品ですわぁ。
ありがちな推理とかバックボーンとか一切ナシ、起こったコトや人々の反応をただ淡々と追っただけなのよ。だけどね、だからこそリアリティをビンビン感じるのね。ドキュメンタリーはこうあった方がいいンじゃね?
番組後半からオズワルドの抵抗が中心になるンだけど。マジでやってないの一点張り、取り調べで追い込まれてるのがアリアリで疲れてるなのに絶対的に肯定しない。マスコミの前だから当たり前だけど。でもさ、この姿を見てると彼がやったとは思えないのよ。コレがドキュメントってコトだと思うのね。
ソコで思い出す国内事件がいくつかあるね、自白ナシの状況証拠オンリーで死刑になっちゃうようなヤツ。和歌山カレー事件とか。分かるハズはねぇけど、あのオバハンもこういう状態なンじゃないのかな。延々続く取り調べ、一貫して否定し続けるってハンパねぇ精神力が必要なンだそうな。若しくはだ、肯定出来ないのはマジでやってないから、だとか。
もしね、こういう空気を彼女が醸し出してるとしたらね。ウム…、そういうコトもあるかも知ンないなって感じるのよ。可能性の問題だけど。