Auto-Composition by a computer program! (It's Scientisism ??)
コンピュータプログラムで作曲。科学派ともいうべきか?
次のような曲をプログラムで書くことができます。言語はC。それをMIDIファイルで出力して、
シベリウスSibeliusというアプリにインポートしました。
Sample score: music by computer program with chaos function.
#こちらイタリアでのコンペに応募しました!よかったら聞いてみていいねしてください(^^)/
https://www.youtube.com/watch?v=N2Iurq4JtEs&list=PLtbtZ-F4QAKUC-cRA-5Ihf8ln-WYK4f28&index=18
コンュータで自動作曲するというと、なにかアルゴリズムが必要です。
そこで、ロジスティック写像というカオス発生関数(有名です)を使っているわけですが、
「なんだ。自動的にできるんならそこに創作はあるのか?」
というクレームが起きてきます。
でも、関数を使ってどうプログラムで表現するか?
こうなると、そこに創作という作業が発生し、作曲家&プログラマーのアイデアが必要です。
ロジスティック写像は下記の式のように変数aにより出力される解がカオスになります。
Xn+1 = a Xn(1 – Xn) n = 0, 1, 2, … 0 ≦ Xn ≦1, 0 ≦ a ≦4
この写像による解の集合を図にすると次のようになります。
では、この出力値をどう音符にするか?
出力値Xnが0~1ですので、これを音符のピッチと、タイミング、長さに変換します。
この範囲と音符の対応は、さじ加減というか(笑)、よい塩梅に設定することになります。
音域を広くするとか、複雑にするとか、まばらに、神秘的に・・・
と作りたいイメージでaの値や音符の数を決めます。
わたしの今回の例では、こんな感じ。
実際のプログラムの中身は、長くなるので次回!(かな)
プログラムとMIDIファイルのことについては教科書に書きましたので
そちらを参照していただければと思います。
https://www.morikita.co.jp/books/book/3330
「やさしい音と音楽のプログラミング」