こんばんは、吉田昌生です。
ゴールデンウィークいかがおすごしでしたか?
私は、締め切り間近で、
文章を書き、本を読み、また文章を書く日々。
今もこうしてパソコンに向かってカチカチと文章を書いています。
ここ数日、本を読んだり書いたりして、
ずっと瞑想について考え続けているわけですが、
やはり、
考えない時間を意識的にとったほうが、
結果として効率が上がる気がします。
瞑想で考えない時間をもつと、
そのあとの思考がシャープになり、
またリラックスして覚醒しているので、
いろんなアイデアがつながっていく感じがします。
能動的に意識的に、考える(DO)モードと、
手放す、感覚に集中する、考えない(BE)モード。
この二つのモードの使い分けによって、
ヒラメキがやってくるみたいです。
つまり、
考える(DO) + 考えない(BE) =ヒラメキ
ですね。
ヒラメキは彼方からやってくる。
瞑想やヨガと似ています。
人事を尽くして天命を待つ
というわけで、今回も違う角度から、
また陽(DO)と陰(BE)を考えてみたいと思います。
自分の中の「大人の自分」と「子供の自分」を使い分けて
両極のバランスをとる方法をご紹介します。
感情を感じる瞑想(自己受容のワーク)です。
とっても、
これは何度もお伝えしているので、
私のブログやメルマガを昔から読んでいる方はご存知だと思います。
(「すでに知っている」と思われた方は、先入観を捨てて読んでいただけると嬉しいです)
このワークを習慣化することで、心と体が安定していきます。
心身が安定するだけでなく、
ハートが開き、感受性が磨かれ、
直感やワクワクとつながりやすくなります。
具体的なやり方を解説すると、
ーーー
『今、何を感じている?』
↓
『気づいたよ。( 自分は今、◎◎を感じている)』
↓
『それでいいんだよ』
ーーー
の3つのステップです。
上記のワークを簡単に解説すると、
まず、いまこの瞬間、
自分の身体と心におきていることに意識を向けます。
『今何を感じていますか?』
『身体のどのあたりにどんな感覚や感情がありますか?』
と心の中で、自分の心に問いかけます。
感情や感覚に対して、「気づいたよ」と、
声をかけるだけでも、それに巻き込まれにくくなります。
(ラベリングと同じ効果があります)
ここで大切なのは、
自分が感じていることを否定せず、
また反応もせず、開いた状態で観察することです。
もしも抵抗や蓋をしてる感覚があったら、
「それでいいんだよ」って言うことで、
その感覚や感情を、受容することができます。
こんな風に、自分自身が感じていることを否定せず、
また無理に肯定もせず、今皮膚の内側にあることをただ理解する。
そして、じ~っと味わうと感情は消化されます。
誰しも自分の内側に、
理性的に振る舞う側面と、
感情的、反応的な未熟な側面があると思います。
つまり、「大人の自分」と「子供の自分」がいるわけです。
このワークでは、
自分の中の内なる「大人の自分」が、
内なる「子供の自分」を受容していくことで、
自分の感情のお世話をしてきます。
ーーー
「なんでネガティブな感情なんて感じるのが大事なの?」
と思われた方もいるかもしれませんね。
なぜ不快な感覚や感情を味わったほうがいいのかというと、
感情を抑圧するとポジティブな感情も感じにくくなるからです。
ネガティブな感情を感じないようにするとき、
その感情に蓋をして、感受性を鈍らせます。
感受性が鈍り、ハートが閉じていくと、
小さな感動や幸せを感じる力が弱まります。
また直感やワクワクも感じにくくなります。
すると、
「自分が何をしたいのか?」
が分からなくなります。
だから、
ポジティブな感情もはっきりと感じたければ、
ネガティブな感情もしっかりと感じてあげたほうがいい。
というわけです。
正直に言うと、
こんなことを書いている私自身、
日々感動が薄れているように感じ、
自分がしたいことが分からない時期がありました。
今、振り返ると、
その時期の自分は極端で、
・ 理想の自分を目指す在り方(DO)
DOINGモードに偏って、
・ 等身大の自分をありのまま受け容れる在り方(BE)
BEINGモードが苦手であったように思います。
どっちも大事。
ただ当時の、私は、
DOINGモードに偏っていたので、
BEINGモードを意識していったことで、
感情の解放が起こりました。
最初は、重苦しい身体感覚でしたが、
次第に、喜びや静寂が訪れ、涙が溢れました。
その体験から仕事やお金、人間関係、
外側の世界もうまくまわるようになったことから、
このようなテーマをを繰り返しお伝えしているわけです。
ただし、
すべてを受け容れるべきだとも思っていません。
どんな状況でも、受け容れられたらいいけど、
どうしても受け容れられない時もあるでしょう。
そんなときは、
その「受け容れられないこと」に気づき、
「受け容れられない自分」にオッケーを出してあげましょう。
自分を裁かない。
自分が感じていることを否定しない。
自分が自分の一番の理解者になってあげること。
そんな風に、
ネガティブな自分にオッケーを出し、受け容れる(BE)と、
より前向きな思考や行動(DO)ができるようになります。
これは脳科学の分野でも明らかになっています。
自分が失敗したとき、
自分を罰する、批判するよりも、
そんな自分の弱さを見つめ、
許し、認め、受容していくほうが、
結果として、自制心、意志力、
思いやりやハートの力が発揮されるそうです。
面白いですね~。
まさに、
「陰極まれば陽に転じ 陽極まれば陰に転ず」
息を吐き切ることで、吸いやすくなる。
体を緊張させることで、リラックスしやすくなる。
甘えて依存することで、心が安定し自立できる。
境界線を引くことで、オープンになれる。
死があることで、生が際立つ。
修習することで、離欲しやすくなる。
両極をぐるぐるいったりきたりしながら、
この星や生命は螺旋状に進化しているようです。
というわけで、
今回は、感情を感じる瞑想(自己受容のワーク)をご紹介しました。
とくに最近、
「感受性が鈍ってきたなぁ~」
「直感力やワクワクを感じていないなぁ~」
と思われた方は、騙されたと思って、
半年間、習慣化してみてくださいね。
慣れてきてら、瞬時にできるようになります。
(「気づいたよ」も、「それでいいんだよ」も必要なくなります)
いまいち感覚がわからない場合は、
ぜひ一度、私のクラスにも遊びにきてください。
ニュートラルな観察者の視点と、
受容的な在り方が内在化するように導かせていただきます。
プロセスも楽しみながら、
一緒にヨガを深めていきましょう。
ーーーーーーーーーーーーーーー
静岡でのヨガと瞑想の講座を開催します!
【吉田昌生のマインドフルネス瞑想とヨガWS】
日時:6月12日(日)13時~16時
早割:¥5,000(5月25日まで) 通常価格:¥5,500
会場:SATYA(静岡県清水区庵原地区内)
講座の詳細はブログへ
→http://ameblo.jp/masaonoblog/entry-12150571988.html
この講座のお問い合わせ&お申込みはこちら
→http://satyayoga.cloud-line.com/contact/
ーーーーーーーーーーーーーーー
~編集後記~
今日は感情を感じることについて書きましたが、
とくに怒りなどの激しい感情は、無理して味わう必要はありません。
そんな時は呼吸の「感覚」を感じましょう。
「思考」や「感情」で心が波打っているとき、
「感覚」に意識を向けることで心がニュートラルになります。
それはヨガでも運動でも、
自然の中を歩くでも、美味しいものを食べるでも構いません。
「感覚」に意識を向ける時間を持つことで、
「気づき」や「感じるセンサー」を鍛えながら、
心が本来の静かな状態にリセットされます。
ちなみに、
最近の私は思考しまくっているので、
今朝の瞑想は、雑念多めでした。
「あ、この感覚を伝えよう」
「こういう表現のほうが伝わるな」
という思考や、
「マインドフルネスについての考えることで、
マインドフルネスでない状態になっているなぁ」
といった判断に気づきました。
もう職業病ですね。
「思考で表現できない瞑想中の感覚や状態を
思考を使って解説、誘導していく」
そんな矛盾も受けいれながら、
今の私にできることに専念したいと思います。
それではまた脳内の知識や感覚を文章化する作業へ入ります。
本書を手にとるすべての人が幸せでありうますように。
この仕事を通して、たくさんの人に貢献できますように。
そんな祈りを注入しながら。
ありがとうございました。
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ゴールデンウィークいかがおすごしでしたか?
私は、締め切り間近で、
文章を書き、本を読み、また文章を書く日々。
今もこうしてパソコンに向かってカチカチと文章を書いています。
ここ数日、本を読んだり書いたりして、
ずっと瞑想について考え続けているわけですが、
やはり、
考えない時間を意識的にとったほうが、
結果として効率が上がる気がします。
瞑想で考えない時間をもつと、
そのあとの思考がシャープになり、
またリラックスして覚醒しているので、
いろんなアイデアがつながっていく感じがします。
能動的に意識的に、考える(DO)モードと、
手放す、感覚に集中する、考えない(BE)モード。
この二つのモードの使い分けによって、
ヒラメキがやってくるみたいです。
つまり、
考える(DO) + 考えない(BE) =ヒラメキ
ですね。
ヒラメキは彼方からやってくる。
瞑想やヨガと似ています。
人事を尽くして天命を待つ
というわけで、今回も違う角度から、
また陽(DO)と陰(BE)を考えてみたいと思います。
自分の中の「大人の自分」と「子供の自分」を使い分けて
両極のバランスをとる方法をご紹介します。
感情を感じる瞑想(自己受容のワーク)です。
とっても、
これは何度もお伝えしているので、
私のブログやメルマガを昔から読んでいる方はご存知だと思います。
(「すでに知っている」と思われた方は、先入観を捨てて読んでいただけると嬉しいです)
このワークを習慣化することで、心と体が安定していきます。
心身が安定するだけでなく、
ハートが開き、感受性が磨かれ、
直感やワクワクとつながりやすくなります。
具体的なやり方を解説すると、
ーーー
『今、何を感じている?』
↓
『気づいたよ。( 自分は今、◎◎を感じている)』
↓
『それでいいんだよ』
ーーー
の3つのステップです。
上記のワークを簡単に解説すると、
まず、いまこの瞬間、
自分の身体と心におきていることに意識を向けます。
『今何を感じていますか?』
『身体のどのあたりにどんな感覚や感情がありますか?』
と心の中で、自分の心に問いかけます。
感情や感覚に対して、「気づいたよ」と、
声をかけるだけでも、それに巻き込まれにくくなります。
(ラベリングと同じ効果があります)
ここで大切なのは、
自分が感じていることを否定せず、
また反応もせず、開いた状態で観察することです。
もしも抵抗や蓋をしてる感覚があったら、
「それでいいんだよ」って言うことで、
その感覚や感情を、受容することができます。
こんな風に、自分自身が感じていることを否定せず、
また無理に肯定もせず、今皮膚の内側にあることをただ理解する。
そして、じ~っと味わうと感情は消化されます。
誰しも自分の内側に、
理性的に振る舞う側面と、
感情的、反応的な未熟な側面があると思います。
つまり、「大人の自分」と「子供の自分」がいるわけです。
このワークでは、
自分の中の内なる「大人の自分」が、
内なる「子供の自分」を受容していくことで、
自分の感情のお世話をしてきます。
ーーー
「なんでネガティブな感情なんて感じるのが大事なの?」
と思われた方もいるかもしれませんね。
なぜ不快な感覚や感情を味わったほうがいいのかというと、
感情を抑圧するとポジティブな感情も感じにくくなるからです。
ネガティブな感情を感じないようにするとき、
その感情に蓋をして、感受性を鈍らせます。
感受性が鈍り、ハートが閉じていくと、
小さな感動や幸せを感じる力が弱まります。
また直感やワクワクも感じにくくなります。
すると、
「自分が何をしたいのか?」
が分からなくなります。
だから、
ポジティブな感情もはっきりと感じたければ、
ネガティブな感情もしっかりと感じてあげたほうがいい。
というわけです。
正直に言うと、
こんなことを書いている私自身、
日々感動が薄れているように感じ、
自分がしたいことが分からない時期がありました。
今、振り返ると、
その時期の自分は極端で、
・ 理想の自分を目指す在り方(DO)
DOINGモードに偏って、
・ 等身大の自分をありのまま受け容れる在り方(BE)
BEINGモードが苦手であったように思います。
どっちも大事。
ただ当時の、私は、
DOINGモードに偏っていたので、
BEINGモードを意識していったことで、
感情の解放が起こりました。
最初は、重苦しい身体感覚でしたが、
次第に、喜びや静寂が訪れ、涙が溢れました。
その体験から仕事やお金、人間関係、
外側の世界もうまくまわるようになったことから、
このようなテーマをを繰り返しお伝えしているわけです。
ただし、
すべてを受け容れるべきだとも思っていません。
どんな状況でも、受け容れられたらいいけど、
どうしても受け容れられない時もあるでしょう。
そんなときは、
その「受け容れられないこと」に気づき、
「受け容れられない自分」にオッケーを出してあげましょう。
自分を裁かない。
自分が感じていることを否定しない。
自分が自分の一番の理解者になってあげること。
そんな風に、
ネガティブな自分にオッケーを出し、受け容れる(BE)と、
より前向きな思考や行動(DO)ができるようになります。
これは脳科学の分野でも明らかになっています。
自分が失敗したとき、
自分を罰する、批判するよりも、
そんな自分の弱さを見つめ、
許し、認め、受容していくほうが、
結果として、自制心、意志力、
思いやりやハートの力が発揮されるそうです。
面白いですね~。
まさに、
「陰極まれば陽に転じ 陽極まれば陰に転ず」
息を吐き切ることで、吸いやすくなる。
体を緊張させることで、リラックスしやすくなる。
甘えて依存することで、心が安定し自立できる。
境界線を引くことで、オープンになれる。
死があることで、生が際立つ。
修習することで、離欲しやすくなる。
両極をぐるぐるいったりきたりしながら、
この星や生命は螺旋状に進化しているようです。
というわけで、
今回は、感情を感じる瞑想(自己受容のワーク)をご紹介しました。
とくに最近、
「感受性が鈍ってきたなぁ~」
「直感力やワクワクを感じていないなぁ~」
と思われた方は、騙されたと思って、
半年間、習慣化してみてくださいね。
慣れてきてら、瞬時にできるようになります。
(「気づいたよ」も、「それでいいんだよ」も必要なくなります)
いまいち感覚がわからない場合は、
ぜひ一度、私のクラスにも遊びにきてください。
ニュートラルな観察者の視点と、
受容的な在り方が内在化するように導かせていただきます。
プロセスも楽しみながら、
一緒にヨガを深めていきましょう。
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日時:6月12日(日)13時~16時
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~編集後記~
今日は感情を感じることについて書きましたが、
とくに怒りなどの激しい感情は、無理して味わう必要はありません。
そんな時は呼吸の「感覚」を感じましょう。
「思考」や「感情」で心が波打っているとき、
「感覚」に意識を向けることで心がニュートラルになります。
それはヨガでも運動でも、
自然の中を歩くでも、美味しいものを食べるでも構いません。
「感覚」に意識を向ける時間を持つことで、
「気づき」や「感じるセンサー」を鍛えながら、
心が本来の静かな状態にリセットされます。
ちなみに、
最近の私は思考しまくっているので、
今朝の瞑想は、雑念多めでした。
「あ、この感覚を伝えよう」
「こういう表現のほうが伝わるな」
という思考や、
「マインドフルネスについての考えることで、
マインドフルネスでない状態になっているなぁ」
といった判断に気づきました。
もう職業病ですね。
「思考で表現できない瞑想中の感覚や状態を
思考を使って解説、誘導していく」
そんな矛盾も受けいれながら、
今の私にできることに専念したいと思います。
それではまた脳内の知識や感覚を文章化する作業へ入ります。
本書を手にとるすべての人が幸せでありうますように。
この仕事を通して、たくさんの人に貢献できますように。
そんな祈りを注入しながら。
ありがとうございました。
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