こんにちは。


ブログ休むって言っておきながら、
更新しちゃってます、昌生です。


先日、ご質問頂いて~お返事を書いていたら、
ぜひあなたにもシェアしたいって思ったので記事にしました。


書き始めたら伝えたい事がすらすらでてきます。
こう言う事が、本当に好きだから書いてて時間を忘れます。

で、ちなみにご質問は、こちらの記事に対して。
変えられるもの4つのものと、変えられないもの4つのもの


まだの方は、先にこちらを読まれて下さいね。



では、質問はこちらです。

ーーーー


知人のFBから知り文章を拝見致しました。
とても分かりやすく書かれていて読みやすいお話でした。


ある出来事に対して自分が「イライラしたくないな」と思い、
実際にイライラしなかったらそれは「自分」が変わったんですか?

私としては自分の「感情」を変えられたと捉えているということです。

「自分」を制御ではなくて「自己の感情」を制御できているという感覚でいます。
例えばボクサーは普通の人が瞬きしてしまうような時に反対に瞬きしないように訓練します。
要は「生理反応」を制御するわけです。

反対にパブロフの研究のように後から条件反射として生理反応を
植えつけたりすることでトラウマなどを取り除こうという研究も進んでいます。

…どうでしょうか?少しでも伝わると嬉しいのですが。


ーーー

ご質問ありがとうございます。
こちらでお答えさせて頂きますね。

おっしゃる分野の研究に関してはあまり詳しくないのですが、、、
私が学んできたヨガや、心理学がベースにしてお伝えしたいと思います。


私は、以前の記事で、、、


湧いてきた「感情」や「生理反応」に気づいたら、
許し、認めて、受け入れていくようにして、
そして、「行動」や「思考」は、
自分の価値観にあったのを選ぶ。


ということを書きました

これは選択理論の「全行動」という考え方を参考にしています。
日常生活にも、すぐに役立つ考え方なので紹介したいと思います。

こちらのページから引用させて頂きました。


引用スタートーーー


選択理論では、人間の行動を全行動という概念で説明します。

全行動では、我々の行動を
「行為」「思考」「感情」「生理反応」の4つの要素に分けて捉えます。

私たちの行動は常にこれらの4要素が絡み合って構成されています。


全行動の概念は車にたとえられます。

全行動の4つの要素が4輪をなし、
ハンドルが願望、エンジンが基本的欲求です。

4つの行動のうち、自らの意思で直接コントロールできるのは
前輪の行為と思考だけです。


ただ、「ジョギングする」という行為を選べば
汗をかいたり、心拍数が上がったりしますし、

落ち込んだときでもお笑い番組を見れば
気分がよくなることもあります。


このように、後輪の「感情」「生理反応」は
前輪の「行為」「思考」に引っ張られて変化します。


引用終わりーーー

「行為」「思考」「感情」「生理反応」

こんな風に行動を四つに分けると分かりやすいですよね~


選択理論で考えると、「感情」や「生理反応」を
直接コントロールするのは難しいということになります。


私も、何もしないで、自分の意志の力だけで、
感情、 汗、 心拍数、心臓の鼓動をとめるなんて芸当は、
インドの山奥にいるヨガの達人じゃないと難しいと思います


一瞬、感情をコントロールできたように思えても、
それは無意識下に「抑圧」されるだけで、後々振り回されることになる。
(具体的にどうなるのかは、また別の機会にお伝えしたいと思います。)



だから、「感情」や「生理反応」を変えたければ、
前向きな言葉を唱えたり、イメージしたりして「思考」を変えてみる。
もしくは、運動したり、呼吸を変えたり、「行動」を変えていったほうがいい。


「行動」と「思考」を変えると、それに引きずられて、
「感情」や「生理反応」も変わっていくのです。


車を運転するときを、
イメージしてみてください。

ハンドルとつながっているのは前輪だけですよね。
前輪を動かすと、その方向性に後輪がついてきます。

グラッサー博士は、車のタイヤに例えて、
人間にも直接コントロールできる能動的なパートと
直接は動かせない受動的なパートがあると言っています。


直接コントロールできるもの、
つまり車の前輪にあたるものが、「行為」と「思考」

そして、直接コントロールできないもの、
つまり車の後輪にあたるものが、「感情」と「生理反応」です。


例えば、ヨガ
ポーズや呼吸という「行動」を選択することで、「思考」も静まってきます。

様々な呼吸やポーズ、マントラ、祈り等を実践することで、
呼吸、視線、身体の状態(深層筋、呼吸筋)、身体感覚なを調整することで、
結果として、「生理反応」、「感情」までもが調っていきます。

自分の意志でコントロールできる粗大な部分から方向転換していくことで、
間接的に、より繊細で、直接コントロールがしにくい心を理想的な方向へと導いていきます。


ーーー


では、車を運転するように、人生の運転席に座って
自分の価値観にあった方向へ向かうにはどうしたらいいのでしょう?




それは、、、

自分の価値観や、理想の在り方、心の状態を明確にして、

そこから逆算して、
行動と思考(doing)を意識的に、選択していけばいいんです。


つまり、
安らぎを感じたければ、
安らぎを感じるような行動と思考を選択し、

ワクワクを感じたければ、
ワクワクを感じるような行動と思考を選んでいく。


種をまけば、芽が出るように、
大抵、そのようになると思います。


でも、当然、思惑通りいかない日もあります。


心を集中させたいと思ってヨガをしても、
全然、集中できない日もあります。


心を静めたいと思って瞑想しても、
全然、心が静まらない日もあります。



前輪(やったこと)に対して、
後輪(気持ち)がついてこない時もあります。


そんな時は、しょうがない。



その時は、


「それでいいんだよ。」


って伝えてあげましょう。

モードを切り替えて、
そんな自分をまるごと受容してあげましょう。


そもそも感情や感覚には、良いも悪いも無い。

あらゆる感情には意味があります。


その状況や出来事が、
自分のとってどういう意味を持つかを
教えてくれているんです。



色々書きましたが、
少し大きな視野でみてみると、、、


起こる事全ては、今の自分に相応しく、必然的に起こっている。


嬉しい体験、辛い体験も、
自分が、さらに成長していくために、
必要だから与えられているギフトなんです。


自分の思い通りにいかない時は、
私は、そんな風に捉えるようにしています。



まとめると、


行動と思考に対しては、
能動的に変えていくモード(doing)

感情や生理反応は、
受容的に接していくモード(being)

でギアを使い分ける。


自分の理想的、価値観を大切にして方向性は持ちながら、
湧いてくる感情や生理反応(being)に対しては、
ありのまま認めて、受け入れてあげるようにする。


一言で言うと、、、

人事を尽くして(do)天命を待つ(be)



全力を出して一心不乱に行動したり、
大きな視野を持つことで、天に委ねやすくなる。

大きな視野とは、、、

・ 起こる事はすべて、今の自分に相応しい。

・ 全ては、必然的。自分が、成長していくためのギフト。

など


以上



最後は少し壮大な話に広がりましたが、、、

私なりの解釈を踏まえながら、
選択理論の「全行動」を紹介させて頂きました。


変わられるものと、変えられないもの、
能動的モードと、受動的モードのギアの使い分け、、、
う~ん、書く事で、今日もまたつながってきたなぁ。(独り言w)


ご質問、ありがとうございました。


ではまた、気が向いた時に書きます。

やはり、書き出したら止まらない、昌生でした。


ランキングに参加しています。
1日1クリック以下の二つをポチッとお願いします。


→携帯の方はこちら


にほんブログ村 健康ブログ ヨガへ
→携帯の方はこちら

いつも応援ありがとうございます♪


★ 初めての方は、こちらの記事もどうぞ

→ このブログの目次 / 人気記事ランキング


★★ さらに濃い情報をメルマガで公開しています。

→ 毎週金曜日配信!
「マインドフルネス瞑想入門メール講座」はこちらです。