パーマがかかるトリートメントを作ってしまいました⑤ | パーマ大好き元美容師のブログです

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           すべての日本女性を美しくしたい・・・特に髪が細くボリュームの出ないシニア女性に
ボリュームの出る、手入れが楽、セットが楽な
パーマをかけるお手伝いをしたい・・・
と日々 研究開発をしている元美容師です

パーマ剤は髪を傷めて、美容師さんの

手を荒らすから、化学反応では無い

パーマを開発したい!・・・

と考えている時に、原料メーカーの

営業の方から、当社の高分子ケラチン

のプロテキュートは分子量が

20000〜40000と高分子ですから

形状記憶シャツの成分としても配合

されています

とプロテキュートを紹介されました

 

プロテキュートは羊毛から抽出した

成分です

 

羊毛なら毛髪とアミノ酸の含有量は

違っても毛髪とほぼ同じでないか

と考えた私は、さっそくビビリ毛を

治すトリートメントのFix-Aの

処方をベースに、パーマがかかる

トリートメントを試作に入りました

 

試作したトリートメントでダメージ毛

やヘアカラー毛、そして健康毛でテス

トを繰り返して、以下のことが判り

ました

 

 

◦健康毛には全くカールが付かない

 

◦ダメージ毛にはダメージのレベルに

よってパーマがかかるが、シャンプー

をすると取れてしまう

 

 

この事実が判るのに5〜6年もかかり

ました

 

※化学反応でパーマをかけない世界初

の新発想のトリートメントのパーマを

開発するということは、とても大変な

事です!

 

京都にパーマの講習をする為に新幹線

に乗っていた時、ふと閃いたのが

ある医薬品の成分でした

 

○○○を配合すれば、高分子ケラチン

の成分が毛髪に浸透するかもしれない

 

私はさっそく新幹線の中から研究室の

スタッフに電話をしました

 

 

    次へ続く・・・・