パーマ剤は髪を傷めて、美容師さんの
手を荒らすから、化学反応では無い
パーマを開発したい!・・・
と考えている時に、原料メーカーの
営業の方から、当社の高分子ケラチン
のプロテキュートは分子量が
20000〜40000と高分子ですから
形状記憶シャツの成分としても配合
されています
とプロテキュートを紹介されました
プロテキュートは羊毛から抽出した
成分です
羊毛なら毛髪とアミノ酸の含有量は
違っても毛髪とほぼ同じでないか
と考えた私は、さっそくビビリ毛を
治すトリートメントのFix-Aの
処方をベースに、パーマがかかる
トリートメントを試作に入りました
試作したトリートメントでダメージ毛
やヘアカラー毛、そして健康毛でテス
トを繰り返して、以下のことが判り
ました
◦健康毛には全くカールが付かない
◦ダメージ毛にはダメージのレベルに
よってパーマがかかるが、シャンプー
をすると取れてしまう
この事実が判るのに5〜6年もかかり
ました
※化学反応でパーマをかけない世界初
の新発想のトリートメントのパーマを
開発するということは、とても大変な
事です!
京都にパーマの講習をする為に新幹線
に乗っていた時、ふと閃いたのが
ある医薬品の成分でした
○○○を配合すれば、高分子ケラチン
の成分が毛髪に浸透するかもしれない
私はさっそく新幹線の中から研究室の
スタッフに電話をしました
次へ続く・・・・