にゃんたろ~軍団の
五女くろべえ。
10月2日(木)
ER高度医療救命救急センターで
CT検査。
小猿さんの弁当を作り
朝めしの準備をして
小猿さんの幼稚園の
送り迎えと
チビ小猿さんのことは
パパ猿さんに任せ
2時間前に出発し
予約時間ぎりぎりに到着。
検査の結果、
リンパ腫ではなく
膵臓癌…
ねこさんの膵臓癌は稀で
くろべえの年齢(3歳)で
なることは
非常に珍しいとのこと。
膵臓癌と診断された時には
転移していたり
もう手遅れだったりする事が多く
くろべえも………
年1のワクチンの時に
検診をして頂いたり
FIPの再発がないか
検査も欠かさずに居た。
元気や食欲もあるし
体重減少も、緩やかだったから
気付くことが出来なかった…
早期発見できたとしても
手術で摘出するのも難しい病。
待合室で
倒れ込むように泣いた。
吐いてしまうんじゃないか
と、いうぐらいに。
FIPの治療が終わり
くろべえが元気になってくれた時
『くろべえちゃんは
本当に幸せな、
ねこちゃんですよ』
と、
掛かり付けの病院の
院長先生が言って下さった。
今回も
『山中島さんに出逢えなかったら
くろべえちゃんの命は、もっと
短かったかもしれないですよ』
と、
CT検査をして下さった先生が
言って下さった。
(次女みるの時と同じ先生)
なんの気休めにも
ならない言葉…
生まれてきてくれて
すてられて
FIPを発症して
通院や治療を頑張ってくれて
なのに……
何故……?
朝めし抜きだったから
検査後に
病院の一室をお借りして食事。
帰りの車の中、
くろべえに沢山、話し掛けた。
『検査、お疲れ様』
『今、辛くない?』
『わたしがお母さんで幸せ?』
一緒に事故に遭って
一緒に死ねたらいいのにって…
辛い現実から逃げようとした
わたし。
辛いのはくろべえなのに…
わたしは
どうしようもない人間。
帰宅は思ったよりも遅くなり
普段、めったに買わない惣菜類で
夜めし。
食欲なんて、あるわけがない。
10月4日(土)は
小猿さんの運動会。
その後、
くろべえの薬を貰いに
掛かり付けの病院へ行く予定。
くろべえが辛くなくて
負担が少ないようなら
抗がん剤治療を開始。
ねぇ、くろべえ。
くろべえは
生まれてきてくれてから
辛い思いばかりしてきたから
『生まれてきた意味なんかない』
って、
もしかしたら
思っているかもしれない。
人間なんて
勝手でクソだと
思っているかもしれない。
でもね…
くろべえに生きてもらいたい、と
応援して下さった
温かい人たちも沢山、居たよ。
わたしは
くろべえが生まれてきてくれて
くろべえに出逢うことができて
くろべえが家族になってくれて
くろべえと過ごす時間が
幸せで、可愛くて、
愛おしい。
全てが
わたしたち人間の
エゴかもしれないんだけれど…
おばぁちゃんになった
くろべえの姿も見たい。
まだまだ、一緒に居たい。
お願いだから
明日も明後日も明々後日も
何年後も
わたしの傍にいて欲しい。
守れなくて、ごめんなさい。
弱くて、ごめんなさい。
勝手なのは承知ですが
メッセージ等のお返事が
お返し出来ません。
辛くて
読ませて頂くだけでも
しんどいのです。
なので
控えて頂けたら助かります…
お気持ちは、いつも
本当に嬉しく思っています。
皆様が助けて下さった
くろべえの命を
守れないかもしれない…
本当にごめんなさい。
虹の橋は渡りません。
↓↓↓
読んで下さり
ありがとうございました。
2023年5月1日に84日間の投薬終了し
元気に生きてくれていた
大好きな、大好きな、くろべえ。
傍に居るからね…
山中島 浩美









