いつもブログを拝見しているmimiさんからご紹介いただいた作品です。
主人公は、元警察官でおバカな犯罪者たちのエピソードを本「信でも治らない」を書いた作家。そのせいで、珍事件に巻き込まれてしまうのですね。
気楽なユーモアミステリー小説かと思っていると、しっかり毒もあり、それがクセになってしまう若竹作品。現在と過去を行きつ戻りつしながら語られ、最後は見事におさまる!!さすがってかんじです。読み返したくなる本となりました。
主人公は、ハードボイルドだけどお人よし。軽くかれているけど、根底流れる悲しみがせつなくて。。。(涙)