まこねえの通勤読書

まこねえの通勤読書

活字中毒。はずす本もたくさんあるので全部は書けませんが、最近読んで良かった本、とくに私の好きな人たちにおすすめしたい本を記録します。

星星

宝島社文庫<br> 神の値段

 

内容説明

マスコミはおろか関係者すら姿を知らない現代芸術家、川田無名。ある日、唯一無名の正体を知り、世界中で評価される彼の作品を発表してきた画廊経営者の唯子が何者かに殺されてしまう。犯人もわからず、無名の居所も知らない唯子のアシスタントの佐和子は、六億円を超えるとされる無名の傑作を守れるのか―。美術市場の光と影を描く、『このミス』大賞受賞のアート・サスペンスの新機軸。

 

感想

ミステリーですが、アートギャラリーがどういうものなのかを知ることができる点でお仕事小説でもあるかもしれません。

現代アートの値段がどのように決まっていくのか、わかったようなわからないような。

ちょっとした錬金術か?と感じました。価格は需給のバランスや客観的ルールで決まるが、値段は本来つけられないものの価値を表す…という意味でのこのタイトル。

 

ミステリーとしては、最後にバタバタと展開した印象ですが。それなりにすっきり。

犯人が、アートと芸術家を信じられなかったことが敗因でしたね。

オークションのシーンでは手に汗をにぎる感じで、ドキドキしました。