東京マラソン2024に向けて | マサミのブログ Road to 42.195km

マサミのブログ Road to 42.195km

走る・観る・聴く・読む・歩く・食べる・楽しむブログ

参加希望者が多くて抽選の倍率が高く「当たらないのが当たりまえ」と言われていた東京マラソン。2020年の大会に初めて当選してウキウキしていたら、コロナで直前に中止でげっそり。その後もいろいろあって、やっと今年、4年越しで走れます。

この4年の間に私は公的な「高齢者」となり、フルマラソンからの引退も視野に入るようになりましたが、まぁその辺はスタートしたら考えないことにします。

 

 

3/1(金)はランナーズ受付とスタート地点の確認をしてきました。

 

 

JR新橋駅から、ゆりかもめに乗って…

 

 

東京ビッグサイト駅で降ります。

 

 

いつ見ても遠近感が分からない建物(笑)

 

 

ここから、かなり長い通路を延々と歩かされます。

 

 

ランナーだけが入れる受付会場。入口で「参加者認証コード」が確認されます。

 

 

写真付きの身分証明書を見せて、ゼッケン…ではなくナンバーカード…でもなく、アスリートビブスを受け取り、腕にはリストバンドが巻かれます。

 

 

こういうリストバンド。当日までこのまま着けていなきゃなんない。受け取ったアスリートビブスを他の人が着けて「代理出走」することを防ぐためですね。それは分かるけど、ここまでするかなぁと思います。このあと、計測チップが正しく作動するかのチェックを受け、ランナーズ受付は終了。

 

 

記念写真撮影コーナーは、海外から参加の皆さんが順番待ちの行列でした。

 

 

ランナーズ受付のすぐ隣のエリアは、オフィシャルスポンサーのPR/物販ゾーン。ここはランナーでなくても誰でも入れます。

 

 

 

全般に、海外からのお客さんが多いのに驚きました。アシックスのブース内なんて、90%ぐらいが外国の人。日本人がツアーでホノルルマラソンに参加するのと同じで、海外からも「東京マラソンツアー」で来る人が多いのでしょうか。目からウロコ!って感じでしたよ。参加記念Tシャツやタオルなど、お土産が飛ぶように売れていました。

 

 

ひとつ下のフロアは、オフィシャルスポンサー以外の協賛企業のスペース。ゼビオとかアルペンなどスポーツ用品店の物販ブースや、各地のマラソン大会のPRブース、環境・福祉・健康など各種活動をするNPOなどのブースがありました。コロナの頃はこういう「人集め」のイベントがまったく無くて寂しかったので、なんか嬉しいです。

 

私は公式のお土産品や、値引きになって割安だったTシャツなどを購入。ビッグサイトには2時間ほど滞在しました。そしてスタート地点の確認へ向かいます。

 

スタート地点の新宿~都庁前あたりは、現役でバリバリ働いていた頃は“生活圏内”と言ってもいいくらい馴染みのあった場所ですが、念には念を入れて。

 

 

東京ビッグサイトからまたゆりかもめに乗り、新橋の一つ手前の汐留で降りて、大江戸線に乗り換え…

 

 

都庁前まで移動します。東京マラソンの公式パンフに載っている地図では、スタート地点までの最寄駅は、

JR・小田急・京王線・東京メトロ丸の内線の新宿駅

西武新宿線の西武新宿駅

東京メトロ丸の内線の西新宿駅

この3駅しか表示されていません。いちばん近い「都営地下鉄・大江戸線の都庁前駅」がなぜ紹介されないのか不思議でしたが、気がつきました。

 

それは、東京マラソン最大のスポンサー(プレミアパートナー)が東京メトロだからなんですね~。そうか!

 

(でもマラソンの主催者は東京都で、パンフレットの最初に挨拶が載っているのは小池都知事だし、都営地下鉄である大江戸線をアピールしてもいいのにとも思いましたけど)

 

 

 

まぁそんな雑念を抱えながら大江戸線の都庁前駅を降りると、改札口を出たところが都庁ビルの地下入口です。この写真のポイントまで徒歩数分。新宿駅から歩いたら10分以上かかります。

 

 

これが↑パンフレットに載っているスタートエリアの地図。同じ地図なのに「1F」と「2F」に分かれています。「え?1階と2階があるってことは、建物の中なの?」と思いますよね。いや、初めて来る人を惑わすのが、そこなんですよ。

 

 

この写真↑、「下の道路」が1F、「上の道路」が2Fになります。この「1F」「2F」をパンフレットの別のページでは「地下」「地上」という言葉で説明しているので、分かりづらいですよね。とにかく都庁前かいわいでは土地が立体的な構造になっていて「地面」がどこだか分からないので要注意です。

(そういえば六本木ヒルズが出来た時も「地面はどこにあるの!」って迷う人が多かったことを思い出します)

 

 

地図を見ながら歩いて、発見しました。私がスターティングブロックへ向かう「5番ゲート」は、このあたりに設置されるんですね。パークタワービルの向かいの、フットサルコートの横。そのすぐ隣にあるのが…

 

 

 

この「ちびっこ広場」。ここが、私がスタート前に整列するエリアになります。広く言えば、都庁の裏手に広がる「新宿中央公園」の一部。ここなら広場内にトイレもあるので安心。この公園の目の前の道路に、荷物を預けるトラックが停まるようです。

 

いやぁ、確かめておいて良かった!ここは「新宿パークタワービル」という、パークハイアットホテルが入るビルの目の前。このビルは、私が現役で働いていた頃に担当していたクライアントが何度もイベントを開いたので、とても馴染みのある場所でした。でも道路をはさんだ目のまえにこんな公園があることはちっとも知りませんでした。

 

面白いもので、上の写真を撮った場所から後ろを振り向けば、道路の向かいには何度行ったか分からないぐらいよく知っている場所なのに、目と鼻の先のちびっこ公園はまったく未知の場所。マラソン当日の朝にいきなり向かったら、駅から迷わずまっすぐ行けたかどうか自信がありません。

 

でもパークタワービルを目指していけばいいんだと分かったので、もう全然大丈夫です。私はこういうこと、大事だと思うんですよね~。不安なことは事前に少しでもつぶしておきたい性格なもので(器が小さいといえば小さいですけどウシシ)。

 

 

ーーー

 

 

なお、東京マラソン2024のゼッケン…ではなくナンバーカード…でもない、アスリートビブスについてご紹介しておきます。

 

 

こんなふうです。これほど情報量の多いアスリートビブス、私は初めて。裏側には計測チップがついています。SDGsとやらで「安全ピン」はついて来ません。私は「ゼッケンホルダー」を買いました。初めて使うけど、どうでしょうね。

 

 

スタート位置も確認できて、目的は終了。私の家までの帰りは新宿駅からのほうが便利なので、甲州街道(国道20号)をテクテク新宿駅まで歩きました。

 

 

 

西新宿の交差点の近くにあるこの学習塾は、私が今の会社に入ってから、警備の仕事に応援で何度も行かされた場所です。玄関前で立っていると、すっごくたくさんの人に道を訊かれました。半分は外国の人。

「京王プラザホテル」とか「ワシントンホテル」、あとは「カブキチョー」など、訊かれる場所はだいたい決まっていたので、私は自分の足でこの界隈をぐるっと歩いて、場所を覚える努力をしました。なので、新宿界隈にはそこそこ詳しいんですよね。それを英語で説明することも、何とか出来るようになったしチョキ

 

 

目的を終えて、私が派遣されていた頃に休憩時間にしばしば使っていたヴェローチェでお茶しました。めっちゃ懐かしい場所です。とても収穫の多い1日でした。

 

 

ーーー

 

 

余談が長くなりましたが、明日の意気込みを。東京マラソン24には、こういう気持ちで↓臨みます。

 

ノルマ:スタートラインに立つ

 

希望:制限時間内完走

 

理想:制限時間内完走

 

はい。スタートラインに立てれば、それだけで最低限のノルマは達成です。前にも書きましたが、私は今まで「10月~3月のマラソンシーズンに、フルマラソンを2回走った経験がない」んです。何度かチャレンジしましたが、いずれもどちらかの大会で体調が整わずDNS。

67歳という今になって、やっとそれにいちばん近いところまで来ました。このチャンスをぜひ生かしたいと願っています。タイムは度外視。完走さえ出来れば100%満足です。

 

制限時間は7時間。私はスタートロスやトイレタイムなどを考えて「6時間30分」でゴールを目指すつもりです。計算すると、キロ当たり9分14秒(時速6.49km)。でも実際には途中の関門制限もあるので、ざっくり言ってこんなペース配分を↓考えています。

 

10kmまで:キロあたり7分45秒

中間点まで:キロ当たり8分30秒

ゴールまで:キロ当たり9分30秒

 

 

そしてこれは1月にお友だちと「皇居見学~ベトナム料理~曜変天目」で歩いた時の丸の内仲通り。明日はここを駆け抜けて丸ビルの下を左に曲がって、東京駅をバックに皇居のお濠へ向かって進めばゴール!です。

ここをどんな状態で通過するか。っていうか、果たしてここまでたどりつけるのか? 皆さんの後押しが頼りです。どうか熱いご声援、よろしくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<おまけ>

 

 

明日の着用予定ウェア。上は、薄いラッシュガード的な長袖とランTのレイヤーにします。帽子や手袋など細かいところは変更の可能性あり。何の遊びもなくて地味ですねぇ。スミマセン泣き笑い