ライブの楽しさ 視覚と聴覚について | マサミのブログ Road to 42.195km

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前回と続きます。ジャズピアニストRINOさんのライブを観ていて思ったこと。



私は前から2列目でしたので、鍵盤の上を動くRINOさんの腕と指がとても良く見えました。当たり前ですけど、右手が右のほうへ動くとどんどん高い音が聴こえて、左手が左のほうへ動くとどんどん低い音が聴こえてきます。


その、目から入って来る情報と耳から入って来る情報が、頭の中でピタッとシンクロするのが、とても気持ち良く感じたんです。


前に、レッドツェッペリンのトリビューターとして有名なジミー桜井さんのライブで最前列に座った時にも同じことを感じて、記事にした記憶があります。

ギターのフレット上の指が、あそこにあるからあの音が聴こえて来る、あの動きがあの音に換わっているという実感。


そういえば、去年観た世界的なドラマー、スティーブ・ガッドのライブでも、横から見る席だったので彼がバスドラとハイハットのペダルを踏む足の動きが見えて楽しかったことを思い出しました。


オーケストラの演奏でも、やはり私は「動き」と「音」がシンクロするのを観る(聴く)のが大好きです。特にティンパニーとハープ。舞台の端っこにいる人ですね。


RINOさんの演奏は、右手と左手が交差する場面が多いことも印象的でした。やっぱり左手はコードを押さえてリズムを取って、メロディを弾くのは右手なんでしょうかね?

それと「ここは手を交差して弾く」と、楽譜に指定してあるものなのでしょうか?ピアノに詳しいかた、お教え頂ければ嬉しいです🎵


(はるかな大昔、クイーンが初来日した時のこと。フレディ・マーキュリーがステージでピアノを弾く姿を見て、ある人が『ミュージックライフ』誌に「あの曲のあの部分では、やっぱり手を交差して弾くと分かって嬉しかった」と投稿していたのをよく覚えています)


また、ピアノはペダルをどこでどのくらい踏むかというのもすごく大切ですよね。今回はRINOさんの足元までは見えなかったので、いつか「全身」が見える席でライブを楽しんでみたいものです。







<おまけ>

オーケストラを指揮する指揮者の動きと、聴こえて来る音。これが私にはどうしてもシンクロしてこないんですよね。直接楽器を鳴らす演奏者の動きとはちがって、指揮者の振りは少し「先行」するのでしょうか?

この辺も、詳しい方にお訊きしたいところです。