アバンギャルディ | マサミのブログ Road to 42.195km

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2/1(木)の夜は、ここに↓いました。

 

渋谷の、セルリアンタワーの裏手にある…

 

渋谷区文化総合センター大和田という施設。私は初めて行きました。屋上にはプラネタリウム。他に図書館とかホールなどが入っています。何をしに行ったかというと…

 

 

アバンギャルディの初のワンマンライブでした。アバンギャルディは2022年に結成されたダンスチーム。ジャンパースカートの制服姿におかっぱ頭で19人が踊る独特のスタイルです。映像、ご覧ください。

 

 

去年アメリカのオーディション番組で決勝に進出して話題になり、ネット上に映像が流れたのを見て知ったんですけど、私はひと目で夢中になってしまいました。「なにこれ、こんなの見たこと無い!」って感じで。去年の紅白歌合戦でもYOASOBIとコラボしましたよね。

 

バレエもそうですけど、もともと私は身体ひとつでCGもワイヤーアクションもなく人間離れした凄い動きをする人たちが大好きなんです。「ブレイクダンス」というのが日本に入って来た時、TVで観て一気に興味が湧いたのが始まりでした。

 

アバンギャルディもその流れですけど、チームで演技するからなおさら難しいし、見た目の面白さも倍増しますよね。きれいとか可愛いっていうより、少し不気味で気持ち悪い感じもするのがいいなと思うんです。

でもあの完成度の高さは凄い。チームとしてのあの動き、フォーメーションを確立するまでにどれだけ練習したんだろうと思うと、頭が下がります。

 

今回私が観たのは彼女たちの初めてのワンマンライブでした。大阪に次いで2つめの公演です。映像を使った演出が多用されたり、運動会、水泳大会、物まね、プロレスなどなど多くのアイデアをもとにした多彩なステージが次々に、本当に息をつく暇もないほど展開されました。

 

個人的には、アーティスティックなダンスパフォーマンスを期待していたのですが、アート/芸術というより芸能/演芸のほうに思い切り寄せた(良い意味で)、観客を楽しませることを第一に考えた内容だなと思いました。とは言っても、“本職”であるダンスの部分もたっぷり堪能できました。あのキレは凄い!と感歎する場面も多数。楽しい時間を過ごせました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<おまけ情報>

会場は、渋谷区大和田文化総合センターの中にある「さくらホール」。収容人数は700人ちょっとです。私はチケット売り出し日の発売開始時間にPCからエントリーしましたが繋がらず、5分ほどで完売。あららと思っていたら直後に「見えにくい可能性がある」という「注釈付き指定席」が売り出され、それなら取れたので購入しました。

 

上の写真はホール内の最後方から見たもの。矢印のバルコニー席が私のいたエリアです。バルコニー席からはどんなふうに見えるかというと…

 

 

こんなふう。ステージの下手側半分は見えません。でも承知の上で買ったんだから仕方ないですね。手摺りに身を乗り出せばもっと良く見えるのですが、我慢しました。それをやっちゃうと、私の右隣の人が何も見えなくなってしまいますから。

 

 

これはラストで天井から大量に降ってきた鳥。羽根の端から端まで20センチほどの大きさです。これが実によく出来ていて、ふわふわヒラヒラとなかなか落ちずにずっと飛び続けていました。とても綺麗だった。ファンには良い記念になりますね。私のところへも1羽、舞い込んできたので記念にもらってきました。

 

 

建物の吹き抜けには、こういうパブリックアートがありました。私は何となく見覚えがあるような気がして「これは、ひょっとしてあの人の…?」と調べたらやっぱり。北海道・美唄市出身の彫刻家、安田侃(やすだ かん)さんによる『天秘』という作品でした。

 

 

屋外にも安田さんの作品がありました。「帰門」という作品。

 

安田侃さんについては相互フォロワーの「古民家カフェ」さんに教えて頂いて知りました。東京ミッドタウンにある作品の写真をこのブログに載せたところ「札幌にもあります」と知らせてくださったのが始まり。とげとげしさのない独特な存在感が、いいなと思います。

 

 

 

それと、開場前にロビーで行列していたら、私の少し後ろにせんだみつおさんがいました。マフラーで顔の下半分を隠していたけど、間違いないと思います。芸能人のゲストとしてでなく、一般人にまぎれていた。

 

終演後は物販コーナーに並んで、ふつうにグッズを買っていました。ファンなのかな? 誰にも気がつかれていないみたいでしたけど。凄く綺麗な背の高い女性が一緒でした。どうでもいい情報ですね。スミマセンウシシ ナハ!ナハ!