金沢区~磯子区をシーサイド・ジョグ 24.79km  3時間23分13秒 | マサミのブログ Road to 42.195km

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日曜日は爽やかな青空で、こんな日に走らないでどうする!っていうようなコンディションでしたから、もちろん走って来ましたよ~。こないだの「センター北・南」の時と同じように、電車で出かけて、そこから家まで走って帰ってくる1本道コースにしました。今回のスタート地点に選んだのは・・

 

 

 

こちら↑、京浜急行の金沢八景の駅です。私の家からだと電車で25分ぐらいかな。なんか、工事中のように見えますよね? それには理由があって・・・

 

 

 

京浜急行の駅と、金沢シーサイドラインという路線の駅が直結して便利になったばかりなのですが、まだ整備工事が続いています。「アジアン・カンフー・ジェネレーション(通称アジカン)」という日本のロックバンド、ご存知ですか? そのアジカンのリーダー、後藤正文(通称ゴッチ)さんは学生時代、金沢八景の駅前にあった養老乃瀧でいつもベロンベロンになるまで1杯270円のレモンサワーで、軽音楽部の仲間たちと酔っ払っていたそうです。今のこの景色、ゴッチが見たら驚くだろうなぁ。ちなみに当時はなぜか駅前でビートルズの曲が必ず流れていたので、ゴッチは金沢八景を「横浜のリヴァプール」と呼んでいた、とエッセイに書いています。

 

 

 

改札口を出て、目の前の国道16号を渡って10秒ほど歩くと、この景色ですから! 素晴らしいですねえ。平潟湾(ひらかたわん)という場所です。右上に見えているのはシーサイドラインの線路。東京の、新橋と羽田空港を結ぶ「ゆりかもめ」的な乗り物ですね。ここをまっすぐ進みます。

 

 

 

「夕照橋」という、素敵な名前の橋がかかっています。欄干に擬宝珠(ぎぼし)がデザインされているのが面白い。

 

 

 

「かながわの橋100選」に選ばれているんですね。他にはどんな橋が選ばれているのかなぁ。こんど調べてみよう。

 

 

 

夕照橋から、スタート地点の金沢八景方面を見たところ。橋を渡ると「野島」という島に入ります。

 

 

 

野島を訪れるのはとても久しぶり。自分の足で走ったことはなかったので、今回はぐるっと1周してみます。野島に入ってすぐ、ちょっといい感じのパン屋さんを発見しました。

 

 

 

自家製天然酵母の店「パン・ド・イル」さん。知らなかったけど、なかなか良さそうです。ていうか知らないのは私だけで、実は有名店だったりするかも? 変に「洗練された、都会的なお洒落感覚」を気取ってなくて、家庭的な、ほのぼのした温かさを感じませんか? 私が好きなタイプのお店だなぁ。今回はスルーだったけど、また来てみます。

 

 

 

野島はぐるっと周りを海に囲まれた小さな島ですが、こんなふうに公園が整備されています。

 

 

 

多目的広場やBBQができるエリアがあって、日曜日だったから家族連れで賑わっていました。

 

 

 

こういうBBQコンロがいくつも設置されています。管理事務所に予約して借りるのでしょうね。

 

 

 

こんなふうな、水に親しめる場所もあり。釣りも出来るし、みんなで遊べる場所ですね。駐車場やトイレもあるし、安心して来られそう。ここは良いなぁ。ちなみに、向うに見えているのは日産自動車の主力事業場である追浜(おっぱま)工場。

 

 

 

どんどん走っていくと、向うに「八景島シーパラダイス」のジェットコースターが見えてきました。

 

 

 

野島のいちばん外周をどんどん走っていくと、こんな建物がありました。明治の元勲、伊藤博文が建てた別荘です。これは知らなかったなぁ。

 

 

 

純和風の、わらぶき屋根の家が海の真ん前に建っています。周囲は「牡丹園」という日本庭園になっていて、建物も庭園も入場無料。これまたイイネ!今回は外から眺めただけでしたが、いつかまた散歩に来て、見学してみますね。

 

 

 

伊藤博文の別荘を出てちょっと走ると、「帰帆橋」。ここもロマンチックな名前ですよね。モニュメントも、ヨットの帆の形をしています。せっかくなんだから、まわりの雑草をちゃんと刈ればいいのになぁ。惜しいですね。 ここまで来ると、もう野島を1周した感じ。ゆるジョグでも15分あれば廻れてしまう、小さな島です。帰帆橋を渡って、次は「海の公園」を目指しました。

 

 

 

海の公園は人口の砂浜です。ビーチバレーのコートが何面か、設置されていました。

 

 

 

私はずーっと向こうのほうから砂浜を走ってきました。海の公園のこっちの端っこは、「岩場」をイメージして造られているみたいです。ここまで来たので、せっかくだから「シーパラダイス」にちょっと寄ってみることにしました。地元での通称は「シーパラ」です。西武鉄道系の資本で出来たんだったかな?

 

 

 

橋を渡ってシーパラの中に入りました。ここも海に囲まれた島で、島全体が遊園地になっています。無料の風船配布に大行列ができていました。

 

 

 

右上にチラリと見えているジェットコースターなどいくつかのアトラクションと、水族館、あとはレストランとカフェ、お土産売り場・・・。まぁ典型的なテーマパークです。ディズニーほど洗練されていなくて、はっきり言えば少し田舎っぽいんですけど、その分、気楽で親しみやすいかもしれません。島の中に入るだけなら無料ですしね。ブラブラ散歩して、何か飲んだり食べたりして帰るだけでもいいし。私はジョグの途中でトイレを借りる場所として、いつもお世話になっていますてへぺろ 

 

 

 

シーパラダイスから橋を渡って「金沢海辺の散歩道」を走っていると、ディンギーが並んで走っているのが遠くに見えました。どこかの大学のヨット部でしょうか。横浜市大か、関東学院あたりのスナイプ級かな? そして向こうに見える山並みは、方角からすると三浦半島でしょうか。なんか「島」みたいに見えるのは横須賀の「猿島」ですかねぇ。でもあんな、山腹に「鉄塔」なんかあったかな?ひょっとしたら房総半島かも? 曖昧でスミマセン。地元なのにね。

 

 

 

清掃工場の前にいたニャンコ。

 

 

 

このあたりは福浦という埋め立て地なのですが、こういう工事現場に来ました。実は今回のジョグは、ここを確認するのが目的だったんです。去年の台風19号で、海に面した防波堤が相当に壊れてしまい、補修工事をやっているという記事を新聞で読んだばかりなので。

 

 

 

ここは海沿いにずーっと遊歩道があって、釣りをする人で賑わっていた場所なんです。ところがこのように、まったく海が見えない高さの防波堤が造られているところでした。そして道路沿いには延々と、黒いフレコンバッグが並んでいます。

 

 

 

かつては防波堤の向うに海が見えたし、防波堤越しに釣りが出来たんですが・・・

 

 

 

フェンスの中にカメラだけ差し込んで撮っていますが、新しい防波堤の工事現場はすべて関係者以外立ち入り禁止です。

 

 

 

新しい防波堤の工事の、いちばん端っこを発見しました! 上の写真の左手前が、かつての防波堤です。地面に盛り土をして、そこに新しい防波堤を作っているんですね。今までは海が見えたのに、新しい防波堤のおかげでまったく海が見えなくなってしまった様子、お分かり頂けますでしょうか。この景色が、延々と何キロも続くんですよ・・・

ものすごく僭越かと存じますが、東日本大震災からの復興工事で、同じような防波堤の「かさ上げ」工事が行われて、海が見えなくなってしまった東北沿岸地方の皆さんのお嘆きが、何万分の1か、理解できるような気持ちになりました。もちろん、防災のため、安全のためなのは分かるんですけどね。ちなみにこの付近は海を埋め立てて造った工業団地のエリアなので、建っているのは工場や倉庫がほとんどで、住宅はマンションも戸建てもまったくありません。つまり「住民」はいない場所です。

 

 

 

やるせない気持ちを胸に、さらに走りました。超大型スーパー「コストコ」の前を通ります。

 

 

 

工場と倉庫しかない殺風景な景色の中をとぼとぼ走ると、「三井アウトレットパーク・横浜ベイサイド」に着きました。この春、全面的にリニューアルオープンして、少し高級感がUPした感じがします。建っていた建物を全部壊してゼロから作り直しましたから、かなり思い切ったリニューアルでしたね。私は特に用がないので、まだ中に入ったことはありません。ここも、トイレを借りるための場所です。三井さんゴメンナサイゲラゲラ

 

 

 

アウトレットパークは「横浜ベイサイドマリーナ」というヨットハーバーに隣接しています。

 

 

 

ちょうどこの日は「ボートフェア」という催しをやっていたようですが、夕方なので片付けが始まっていました。まぁ「クルーザーでも買ってみようか?」っていう富裕層が相手のフェアですので、私には縁がないですけどね~。へっへっへ(悲)

 

 

 

アウトレットのすぐ隣は、こちらも最近もようがえして一般客も入れるようになった「横浜南部市場」。でも中身は、なんていうか、どこにでもありそうな「イオンモール」的な空気が流れています。近所の人がクルマで来て日常的な買い物をするのには便利かもしれない。

 

 

 

南部市場は、横浜マラソンの時に中間点に近い折り返しポイントに使われます。上の写真の左側の道路を奥まで走って行くと折り返し点で、両側は応援してくださる皆さんで一杯の場所。あぁ、思い出すなぁ!

 

 

 

南部市場を過ぎて、JRの新杉田~磯子あたりはこんな景色。首都高速神奈川線の下をテクテク走ります。横浜マラソンや、神奈川マラソンのランナーにはお馴染みの風景ですね。

 

 

 

磯子の駅前、というか駅の裏側にあるのが、日清オイリオ様の工場。毎年3月に開催される神奈川マラソンのメイン会場に使われます。なぜ日清オイリオに「様」を付けるかっていうと、それは、横浜Fマリノスの大口スポンサーでらっしゃるからです合格ラブラブチョキ 私はこちらの前をジョグで通る際は、いつも立ち止まって、深々と最敬礼してから、通り過ぎます(嘘ですニコニコ

 

 

 

日清オイリオ様のならびにあるのが日本超低温の工場。ここは横浜マラソンの時に給水所になりますね。イケメンのバーテンダーさんが「ランナー向けカクテル」を作ってくれるポイントだったかなぁ?

 

 

 

いつもの根岸湾までやって来る頃には、夕闇が迫ってきていました。

 

 

 

横浜市民ヨットハーバーのクルーザーたちも、眠りにつこうとしています。あとは淡々といつもの道をたどって自宅にゴールしました。

 

 

 

今日のルートはこんな↑感じ。この地図の、下から上に向かって走りました。トータル24.79kmを3時間23分13秒。キロ当たり8分11秒は遅いけど、「ハーフの距離を3時間で走れる身体でいたい」という条件はクリアしたので、OKです。爽やかな秋の晴天の下、気持ち良いジョグでした。(例の防波堤の部分は、ちょっと悲しかったですけれど)

 

 

 

はい、それでは皆さんお待ちかねの?今日のサービスショットをどうぞ!

 

 

野島の北側の砂浜にて。後ろは「海の公園」です。

 

 

 

 

では、今回撮った動画を編集しましたので、よろしかったらご覧ください。4分半ほどあります。

 

 

 

コメント(テロップ)を流す場所と、時間の長さを任意でコントロールできるようになりました。少し上達しちゃった。嬉しい!