アカデミー賞2024を「ノーネクタイ」が席巻! ブラックタイはもう古いのか?というGQ | オーダースーツ屋 「スーツ・スタイリスト」春貴政享のブログ(できる男のスーツスタイル)東京 南青山・福井

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メンズファッション雑誌GQのWEB版でこのようなタイトルがつけられた内容はとても興味深い。

 

「アカデミー賞2024を「ノーネクタイ」が席巻! ブラックタイはもう古いのか?」

 

そもそも「ブラックタイ」とは?

フォーマルの装いの時に使用する言葉で、ブラックタイ=蝶ネクタイということもあって、タキシードを着る準礼装を意味します。

さらに、タキシードは基本、夕方以降(約18時)での装いになるのですが、最近ではあまり関係ない場合もあります。

ちなみに昼の準礼装はディレクターズスーツという装いになります。

 

このように、フォーマルな場では細かい常識があり、アカデミー賞ともなる舞台ではブラックタイが一般的だったんです。

それが近年ではブラックタイが消えつつある。

特に、今年のアカデミー賞2024ではそれが目立ったということでGQが取り上げたんでしょうね。

 

ライアン・ゴズリング

 

大きく胸を開けてネックレスでポイントを付けています。

ムッチャオシャレなタキシードです。

 

クリス・ヘムズワース

 

いやいや、やっぱり体型が良いとブラックタイをしていなくてもカッコいい。

ってか、こんなスターだから胸を大きく開けてもカッコいいのかも。

 

 

もうスターはシャツもいらないのか!笑

これは極端ですが、凄いですよね。

 

ドウェイン・ジョンソン

 

筋肉ありすぎてシャツも着れないのかと思うほどのファッション。

彼だからこそ似合うけど、一般人では出来ないコーデです。

 

このようにシャツすらも省いているフォーマルは本当に珍しいかも知れません。

これまでの常識、これまでのマナーを度外視して、未来的なファッショナブルを表現しているのと同時にこれまでのファッションとは違うというイメージを与えてるような感覚もあります。

 

GQではこのように書かれていました↓

ここまでネクタイが軽んじられたアカデミー賞というのも、おかしなタイミングでやってきたものである。2024年はネクタイの年になる、と複数の有識者が唱えてきたからだ。ビヨンセに端を発したリボンタイの突然の流行や、ジュリア・フォックスがネクタイでできた服を着ていたこと、そしてエルメスでネクタイが飛ぶように売れていたことなどがその理由だ。しかし、ここ最近のランウェイでは様子が違った。ルイ・ヴィトンやケンゾー、ポール・スミスがスーツスタイルにネクタイを合わせる一方で、ゼニアやディオールではそれが省かれてきた。2022年のG7サミットでも、各国首脳が皆ノーネクタイだったことが話題となった。

 

なるほど、なるほど。

 

さらに、⇒ドレスコードにはまだまだ様々な制約があるかもしれないが、ネクタイを巡る考え方は変わりつつあるようだ。

とも書いてありましたね。

 

一般的なビジネスの世界でのネクタイに関する考え方は変わるかも知れませんね。

 

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